アーモンドミルクの栄養価は?ダイエット・美容に効果あり?飲み過ぎると副作用も?
【管理栄養士監修】アーモンドミルクはどんな飲み物か知っていますか?牛乳・豆乳と違うのでしょうか?今回は、アーモンドミルクのカロリー・糖質や、〈食物繊維・ビタミンE・鉄分〉など栄養成分と効能に加え、効果的な飲み方も紹介します。活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- アーモンドミルクはどんな飲み物?
- アーモンドミルクの味
- アーモンドミルクの原料や作り方
- アーモンドミルクのカロリー・糖質など栄養成分は?
- アーモンドミルクのカロリーや糖質などを牛乳・豆乳と比較
- アーモンドミルクの栄養価と効能は?
- ①食物繊維
- ②鉄分
- ③脂質・オレイン酸
- ④カルシウム
- ⑤タンパク質
- ⑥ビタミンE
- アーモンドミルクの効果的な飲み方は?いつ飲む?
- ①砂糖不使用など無添加製品を選んで飲む
- ②便秘解消目的なら朝食前に飲む
- アーモンドミルクの飲み過ぎに注意?副作用ある?
- ①ニキビ・肌荒れ
- ②アレルギー症状
- ③太る
- アーモンドミルクの飲み方・レシピのおすすめは?
- ①アーモンドミルクラテ
- ②アーモンドミルクプリン
- ③アーモンドミルクヨーグルト
- ④アーモンドミルクのシチュー
- アーモンドミルクは栄養豊富な食材
アーモンドミルクはどんな飲み物?
近年、健康を気にする人の間でアーモンドミルクが注目を集めています。ビタミンEなどを含み健康や美容に良いとされますが、まずがアーモンドミルクがどの様な飲み物なのか、味や原料から見ていきましょう。
アーモンドミルクの味
名前に「ミルク」と付きますが、アーモンドミルクは牛乳とは全く違った味わいになっています。甘さ控えめでスッキリしているのが特徴で、アーモンドの香ばしさも感じられます。アーモンドミルクは様々なメーカーから販売されており、それぞれで違った味を楽しめるので自分好みの商品を見つけてみましょう。
アーモンドミルクの原料や作り方
アーモンドミルクは牛乳にアーモンドを加えた物ではなく、水とアーモンドのみで作られます。市販されているものを愉しむ場合が多いですが、アーモンドミルクは自分で作る事も可能です。
1.アーモンドを水煮1晩浸ける
2.1を洗い、新しい水とミキサーにかける
3.ボウルなどにさらしをのせ、2をこす
アーモンドミルクの簡単な作り方は、上記の通りです。浸けておく時間を除けばそれ程調理時間はかからないので、自分で作ったものを楽しみたいこだわり派の方にもおすすめします。
アーモンドミルクのカロリー・糖質など栄養成分は?
続いて、アーモンドミルクのカロリー・糖質などを見ていきましょう。
アーモンドミルクのカロリーや糖質などを牛乳・豆乳と比較
アーモンドミルク | 牛乳 | 豆乳 | |
カロリー | 19kcal | 67kcal | 46kcal |
タンパク質 | 0.5g | 3.3g | 3.6g |
糖質 | 0.4g | 4.8g | 2.9g |
食物繊維 | 1.5g | 0g | 0.2g |
脂質 | 1.4g | 3.8g | 2g |
※100g当たり
上記は、砂糖不使用のアーモンドミルクと牛乳・豆乳との比較です。タンパク質は少なめですが、アーモンドミルクは牛乳などと比較して低カロリー・低糖質であることが分かります。脂質が少なく、食物繊維をしっかり摂れるのもアーモンドミルクの特徴と言えるでしょう。
また、アーモンドミルクはアーモンドと水のみで作られるので、乳糖不耐症の人でも飲む事が可能です。乳糖を含まないので、お腹がゴロゴロしたり下痢になるリスクも牛乳より低いです。
竹本友里恵
管理栄養士
アーモンドミルクは他の乳製品と比較して、低カロリー、低糖質、コレステロールゼロのヘルシーな飲み物で、ダイエットや美容にも効果があります。牛乳の他に、第二のミルクとして存在してるのが豆乳で、第三のミルクがアーモンドミルクとライスミルクと言われています。アーモンドミルクは液状のため、粒のアーモンドより栄養素を吸収しやすく、手作りもできるので糖分や添加物が気になる方も安心して摂取できます。同じ第三のミルクであるライスミルクは玄米や白米をベースにしたもので、牛乳のような生臭さや豆乳のような食物の苦みを感じることはありません。第三のミルクは他のミルクよりお値段が高めですが、一度試してみてください。
アーモンドミルクの栄養価と効能は?
ここからは、アーモンドミルクに含まれる栄養素と、それらに期待出来る効能・ダイエット効果を紹介します。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量はeatsmartを参照しています(※1)
竹本友里恵
管理栄養士
アーモンドミルクは牛乳や豆乳と比較して、ビタミンEが豊富に含まれているのが特徴です。ビタミンEは強力な抗酸化作用があり、身体の老化を促す因子の害を消去したり、身体の末端にある末梢血管を広げ、血行をよくする働きがあります。血液循環がよくなるため、筋肉疲労や頭痛にも効果があり、冷え性に悩む方はビタミンEを積極的に摂取するのがおすすめです。ビタミンEはビタミンCを一緒に摂ることで働きが促進されるので、野菜やフルーツを一緒に摂れるように心がけましょう。
①食物繊維
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
1.5g | 20g | 8% |