アーモンドミルクの栄養価は?ダイエット・美容に効果あり?飲み過ぎると副作用も?
【管理栄養士監修】アーモンドミルクはどんな飲み物か知っていますか?牛乳・豆乳と違うのでしょうか?今回は、アーモンドミルクのカロリー・糖質や、〈食物繊維・ビタミンE・鉄分〉など栄養成分と効能に加え、効果的な飲み方も紹介します。活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- アーモンドミルクはどんな飲み物?
- アーモンドミルクの味
- アーモンドミルクの原料や作り方
- アーモンドミルクのカロリー・糖質など栄養成分は?
- アーモンドミルクのカロリーや糖質などを牛乳・豆乳と比較
- アーモンドミルクの栄養価と効能は?
- ①食物繊維
- ②鉄分
- ③脂質・オレイン酸
- ④カルシウム
- ⑤タンパク質
- ⑥ビタミンE
- アーモンドミルクの効果的な飲み方は?いつ飲む?
- ①砂糖不使用など無添加製品を選んで飲む
- ②便秘解消目的なら朝食前に飲む
- アーモンドミルクの飲み過ぎに注意?副作用ある?
- ①ニキビ・肌荒れ
- ②アレルギー症状
- ③太る
- アーモンドミルクの飲み方・レシピのおすすめは?
- ①アーモンドミルクラテ
- ②アーモンドミルクプリン
- ③アーモンドミルクヨーグルト
- ④アーモンドミルクのシチュー
- アーモンドミルクは栄養豊富な食材
アーモンドミルクに含まれる不溶性食物繊維は、便のかさを増して腸内を刺激するので便秘解消効果が期待できます。更に、腸内環境を整えることで肌荒れ防止など美容効果もあります。
また、水溶性食物繊維は食べた物の粘度を増して消化速度を遅らせ、血糖値を上げにくくする効能があります。腸内環境の悪化でも血糖値の急上昇でも体に脂肪が付きやすくなるので、食物繊維の摂取はダイエット面でも重要です。(※2)
②鉄分
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
0.35mg | 7.5mg | 5% |
鉄分は赤血球を構成するヘモグロビンの成分となる栄養素で、貧血対策に欠かせない栄養素です。ヘモグロビンは体中に酸素を運ぶ働きがあり、不足すると息切れが起きやすくなるので鉄分はしっかり摂取しておきましょう。鉄分は不足しやすく補給しにくい栄養素でもあるので、吸収効率を高めるビタミンCと共に摂取するのがおすすめです。(※3)
③脂質・オレイン酸
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
1.4mg | 50mg | 3% |
オレイン酸はオリーブオイルに多く含まれる成分であり、オメガ9系脂肪酸の一つでもあります。オレイン酸には、善玉コレステロールを減らさず悪玉コレステロールのみを下げる効果があるとされています。悪玉コレステロールの数を減らす事で、動脈硬化を防ぐ効能が期待できます。(※4)
④カルシウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
30mg | 800mg | 4% |
カルシウムは骨や歯の生成に欠かせない栄養素で、出血した血液を止めたり、神経を鎮めたりする効能があります。成長期の子供にも欠かせない栄養素ですが、骨が弱くなりがちな高齢者の方にも積極的な摂取をおすすめします。また、ビタミンDやマグネシウムと一緒に摂ることで吸収・利用効率がアップするとされています。(※5)
⑤タンパク質
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
0.5g | 60g | 1% |
タンパク質は三大栄養素の一つで、筋肉や血液などの素となる栄養素です。生命・健康維持に欠かすことのできない成分であり、中には体内で生成できないアミノ酸も含むので毎日十分な量を摂取しておきましょう。アーモンドミルクはヨーグルトとの相性も良いので、飲むヨーグルトと併せて飲むと上手にタンパク質が補給できます。(※6)
⑥ビタミンE
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
5mg | 6.5mg | 77% |
ビタミンEは女性ホルモンの分泌を促す作用があり、月経前症候群や生理不順といった症状の改善が期待できます。また、血行を促進する効果もあるので、指先が冷えやすい人や肩こりに悩まされる方にもおすすめです。ビタミンEは抗酸化作用も高く、活性酸素を除去するので疲れにくくなる効果もある様です。(※7)
(*アーモンドミルクの効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)