食品添加物の危険性ランキングTOP11!体に悪い理由と気をつけたい食品例を紹介!
食品添加物の危険性ランキングを知っていますか?今回は、〈発がん性〉など食品添加物の危険性・体に悪いランキングTOP11を、その添加物が含まれている食品とともに紹介します。添加物は本当に体に悪いのかや無添加表示を完全に信用して良いのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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食品添加物で危険性がある・体に悪いのは?気を付けたい食品は何?
食品添加物は私たちの食生活に欠かせないものとなっていますが、健康面へのリスクも気になります。危険性があって体に悪い食品添加物や、気を付けたい食品には何があるでしょうか。ここでは、食品添加物の使用基準についてやリスクのある摂取について紹介します。
【前提】食品添加物は使用基準が明確に定められており安全とされている
食品添加物は使用基準が明確に定められており、基準内の摂取量であれば安全とされています。原則として使用できる食品添加物は厚生労働大臣が指定したもののみで一覧として挙げられており、指定添加物や既存添加物、天然香料、一般飲食物添加物の4種です。
また食品添加物は、リスク評価機関である食品安全委員会にて安全性の評価がなされており、一日摂取許容量が設定されます。この結果をもとに厚生労働省では薬事・食品衛生審議会においてさらなる審議および評価をし、食品ごとの使用量や使用基準などを設定しています。
さらに無添加表示にはルールがないとされていましたが、無添加であることが安全とは言い切れません。そのため、消費者庁では食品添加物に対する消費者の誤認をなくすために、食品添加物表示制度の改定も進めています。
食品添加物の安全性評価は、リスク評価機関である食品安全委員会が行います(食品健康影響評価)。具体的には、動物を用いた毒性試験結果等の科学的なデータに基づき、各食品添加物ごとに、健康への悪影響がないとされる「一日摂取許容量」(ADI)が設定されます。
この結果を受けて、厚生労働省では、薬事・食品衛生審議会において審議・評価し、食品ごとの使用量、使用の基準などを設定します。
ただ添加物の複合摂取は危険性が高まるので注意
厚生労働省で認められた食品添加物であっても、複合摂取することで危険性が高まるので注意が必要です。食品添加物の含有量が多い食品はリスクがあるため販売が認められていませんが、含有量が少なくても組み合わせによっては危険性が高まったり、継続的に多く摂取してしまったりなど体に悪い影響がもたらされることも考えられます。
(*食品添加物のメリット・デメリットについて詳しく知りたい人はこちらの記事を読んでみてください。)
食品添加物の危険性・体に悪いランキングTOP11!
食品添加物といってもたくさんの種類があり、それぞれに効果や役割があります。ここでは、食品添加物の危険性や体に悪い理由についてランキング形式で11種紹介します。食品添加物のリスクを避け、健康でいるためにも役立ててください。
11位:カラギーナン
以下の食品には、カラギーナンが含まれているため注意しましょう。
・お菓子
・アイスクリーム
・ジャム
・ソース
海草の一種である紅藻類から抽出されものがカラギーナンで、お菓子を固めたりとろみを付けたりするために使用されています。天然由来であり食品に含まれている量としては安全とされていますが、動物実験では発がん性があるため特に妊娠中は摂取しすぎないよう注意したい食品添加物です。
10位:BHA・BHT
BHA・BHTは以下のものに含まれていることが多いため、注意が必要です。
・バター
・マーガリン
BHAおよびBHTは、脂質が空気に触れて酸化してしまうのを防ぐために使用されている酸化防止剤です。食べ物のほかにペットフードや工業製品にも使用されており、質と安全性を守るのに役立っています。一方で、ラットを使用した実験では発がん性のリスクがあるとされているため、食べ過ぎなどには注意しましょう。
9位:亜硫酸塩
亜硫酸塩が含まれている食品には、以下のものがあるため注意しましょう。
・ワイン
・ドライフルーツ
・ハム
亜硫酸塩はワインの酸化防止やドライフルーツの色を良くするための漂白、ハムでは酸化防止のほかに色素の固定を目的として使用されている食品添加物です。亜硫酸塩を摂取することによって、蕁麻疹や腹痛、喘息などのアレルギー症状のリスクがあるとされているため注意しましょう。
(*亜硫酸塩について詳しく知りたい人はこちらの記事を読んでみてください。)