野菜のカロリーが高い・低い種類とは?低い順ランキングの一覧表で紹介!
【管理栄養士監修】野菜でカロリーが高い・低いのはどの種類なのでしょうか?今回は、野菜のカロリー・糖質をランキング形式の一覧表で〈葉菜類・果菜・茎菜類・根菜類・きのこ〉など種類別に紹介します。野菜のカロリー・糖質量を知って、普段の食事に役立てましょう。
目次
ごぼうのカロリーや糖質量は他の野菜と比較すると高めですが、水溶性と不溶性両方の食物繊維が含まれています。水溶性の食物繊維は便を柔らかくし、不溶性の食物繊維は便のかさを増やして腸の働きを活発にする働きがあります。ごぼうを食べることで便秘解消すれば、腸内環境も整うのでダイエットにも効果的です。(※9)
③さつまいも
さつまいものカロリーは140kcalで、同じイモ類であるじゃがいもの2倍ほどの数値です。さつまいもは野菜の中でもかなりカロリーや糖質量が高いですが、低GIで血糖値を上げにくいのでダイエット中の方にもおすすめです。ビタミンCやビタミンE、ミネラルなども含まれており、栄養補給にもピッタリの一品です。
野菜のカロリーランキング【きのこ】
カロリー | 糖質 | |
きくらげ | 13kcal | 0g |
なめこ | 14kcal | 2.3g |
マッシュルーム | 16kcal | 0.4g |
生しいたけ | 17kcal | 0.7g |
ぶなしめじ | 17kcal | 1.0g |
まいたけ | 18kcal | 2.1g |
ひらたけ | 21kcal | 2.9g |
エリンギ | 21kcal | 1.7g |
えのきたけ | 22kcal | 3.3g |
まつたけ(生) | 23kcal | 3.5g |
干ししいたけ | 42kcal | 9.8g |
きのこは低カロリーで、食物繊維が豊富な食材として知られています。しかし油を吸う性質があるので、揚げ物や炒め物に使うときはカロリーに気を付けましょう。
①まいたけ
舞茸は、ほかのキノコと比べると糖質量がやや多くなっています。しかし野菜全体の中では糖質が少ないため、舞茸もダイエットに向いた食材です。舞茸の食物繊維に含まれるMDフラクションという成分には、基礎代謝を上げる働きがあります。また舞茸はビタミンB2が豊富で、代謝を良くし美肌効果などもあります。(※10)
②しめじ
しめじはえのきたけの半分ほどのカロリーで、キノコ類の中でもカロリーや糖質量が低い種類です。食物繊維などは少な目ですが、リジンというチーズや青魚などにも含まれる成分によって基礎代謝があがるためダイエット効果があります。(※11)
③しいたけ
しいたけの糖質量の少なさはキノコ類の中でもトップクラスで、カロリーもかなり低い食材です。しいたけに含まれるビタミンDはカルシウムの吸収を助けるため、骨の形成に欠かせない栄養素です。また免疫効果のあるレンチナンやコレステロール値を下げるエリタデニンなど、しいたけ特有の栄養素も豊富に含まれています。(※12)
住吉彩
管理栄養士
キノコ類は食物繊維も豊富で、野菜に比べて価格が安定していると言う特徴もあります。また冷凍保存も可能です。小分けにして保存することで風味も生よりも増すので、手軽にメニューに取り入れることが出来ます。