豚もものカロリーは?栄養価・効能やダイエット向きの食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】豚もものカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、豚もものカロリー・糖質量を他の豚肉の部位と比較しながら紹介します。また栄養価やその効能にも触れるとともに、豚もものダイエット向きにカロリーオフする方法も紹介しますので、参考にしてくださいね。
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豚もものカロリー・糖質は高い?太る?
豚もものカロリーや糖質を知っていますか?他の部位と比べてみてみましょう。
豚もものカロリー・糖質など栄養価
100gあたり | カロリー | 糖質 | 脂質 |
豚もも(脂身あり) | 183kcal | 0.2g | 10.2g |
豚もも(脂身なし) | 148kcal | 0.2g | 6.0g |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
100g | カロリー | 糖質 | 脂質 |
豚バラ(脂身あり) | 395kcal | 0.1g | 35.4g |
豚ロース(脂身あり) | 263kcal | 0.2g | 19.2g |
豚肩ロース(脂身あり) | 253kcal | 0.1g | 19.2g |
豚肩ロース(脂身なし) | 226kcal | 0.1g | 16.0g |
豚ロース(脂身なし) | 202kcal | 0.3g | 11.9g |
豚もも(脂身あり) | 183kcal | 0.2g | 10.2g |
豚もも(脂身なし) | 148kcal | 0.2g | 6.0g |
豚ヒレ(脂身なし) | 130kcal | 0.3g | 3.7g |
上記は、豚もも100gあたりの含有量ですが、脂身あり・脂身なしで脂質・カロリーが大きく違います。脂身には脂質が多く含まれているので、脂身の量がそのままカロリーに反映されています。1食あたり300g食べると仮定した場合、100kcalもの違いが生まれるため、ダイエット中の方は特に気にした方がよいでしょう。
(*豚肉の部位別のカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
豚もものカロリー・糖質や脂質を他の部位と比較
こちらの表は豚肉の各部位100gのカロリーや糖質、脂質の含有量です。同じ部位でも脂身あり・脂身なしで、カロリーや脂質が大きく違います。脂身なしでも豚肩ロースや豚ロースのカロリーが高いのは、赤身肉の中にも脂肪が含まれているからです。豚ももは脂身があってもカロリーは低く、ヘルシーな部位であることがわかります。
熊橋麻実
管理栄養士
豚もも肉の脂身なしはスーパーでは薄切り、一口とんかつ用、ブロックの形で購入できます。ブロックだと調理しにくいイメージがありますが、自分で好きな形にカットできるので便利です。
豚ももにある栄養価と効能は?ダイエット効果あり?
①ビタミンB1
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
0.94mg | 1.4mg | 67% |
ビタミンB1は、主に炭水化物や糖質の代謝の際に補酵素として働く水溶性のビタミンであり、不足すると食欲不振・疲れやすい・だるい、などの症状が出てきます。さらに慢性的に不足すると脚気になることもあります。
このビタミンB1が多く含まれている食材が豚肉であり、特に豊富な部位が豚もも・ヒレ肉です。表にある通り、豚もも100gでビタミンB1の1日分のおおよそ7割の必要量は摂取できますし、糖質・脂質の代謝を促進することから、ダイエットにも重要な栄養素となっています。(※2)
熊橋麻実
管理栄養士
豚もも肉100g摂ることで、ビタミンB1の1日分の必要量の半分を摂取することができます。糖質をエネルギーに換えてくれる役割を果たしているので、ダイエット中には積極的に摂りたい食材です。