インスタント味噌汁にも栄養はある?効果・効能は?健康的な飲み方も紹介!
インスタント味噌汁の栄養を知っていますか?今回は、インスタント味噌汁の栄養や効果・効能について、健康面に配慮した飲み方とともに紹介します。〈減塩・無添加〉などインスタント味噌汁のおすすめ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- インスタント味噌汁に栄養はある?
- インスタントの味噌汁にも栄養はある
- インスタント味噌汁の栄養による効果・効能は?
- ①タンパク質
- ②大豆イソフラボン
- ③大豆レシチン
- ④大豆サポニン
- ⑤大豆ペプチド
- ⑥メラノイジン
- ⑦食物繊維
- ⑧ビタミンB12
- ⑨リノール酸
- ⑩カルシウム
- インスタント味噌汁の栄養を取れる飲み方は?毎日は体に悪い?
- ①粉末・フリーズドライタイプを選ぶ
- ②減塩タイプ・無添加のものを選ぶ
- ③野菜を追加する
- ④ただし飲み過ぎは体に悪いので注意する
- インスタント味噌汁の栄養効果が期待できるおすすめ商品10選!
- ①タニタ食堂監修の減塩味噌汁 48食入り(2201円)
- ②マルコメ 料亭の味 味噌汁 減塩 12食×6個(2055円)
- ③具たっぷり味噌汁(150円)
- ④55%減塩の健康お味噌汁 6食(432円)
- ⑤元気プラス 鉄分入りお味噌汁 減塩20食(537円)
- ⑥しじみ1000個分のオルニチン(1180円)
- ⑦舞茸と油揚げのお味噌汁 80食分(22000円)
- ⑧インスタント味噌汁4個セット(6000円)
- ⑨具沢山豚汁(494円)
- ⑩しあわせいっぱい味噌汁10食セット(1389円)
- インスタント味噌汁で栄養を摂ろう
メラノイジンは味噌の発酵過程で作られる栄養素で、腸内の乳酸菌を作る働きがあります。強力な抗酸化作用もあり、老化の防止や糖尿病の予防にも効果が期待できます。体内で発がん性物質の生成を抑える働きもあるので、健康面においてさまざまな病気の予防に繋がる栄養素です。
⑦食物繊維
味噌の原料である大豆には、不溶性の食物繊維が豊富に含まれています。不溶性食物繊維は腸内の水分を吸収して増え、腸のぜん動運動を活発にして便の通りをよくしてくれる効果がある栄養素です。便の通りがよくなることで、肌が綺麗になることが期待できます。腸内の善玉菌を増やしてくれる水溶性食物繊維と同時に摂ることで、相乗効果が期待できます。(※3)
⑧ビタミンB12
味噌にはいろいろなビタミンが含まれていますが、ビタミンB12が特に多く含まれています。ビタミンB12は味噌が発酵する過程で微生物により作り出される栄養素で、血液を作ったり神経の疲労を防止したりする効果があります。欠乏すると、神経障害や貧血を引き起こしてしまう大切な栄養素です。(※4)
⑨リノール酸
味噌に含まれるリノール酸は発酵過程で遊離リノール酸に変化し、メラニンの合成を抑えてくれます。メラニンはシミやそばかすの原因となる物質なので、遊離リノール酸を積極的に摂取することによって美白効果が期待できます。
⑩カルシウム
味噌は調味料の中でもカルシウムの含有量が多く、骨や歯の健康に欠かせない調味料です。カルシウムは骨の強化や骨粗鬆症の予防だけでなく、筋肉の収縮や細胞の分裂・血液凝固など、生活するうえでなくてはならない作用にも必要不可欠な栄養素です。(※5)
インスタント味噌汁の栄養を取れる飲み方は?毎日は体に悪い?
インスタント味噌汁は、どのような飲み方をすれば効率よく栄養を摂取できるのでしょうか。また、インスタント味噌汁を飲み過ぎてしまった時の体への影響も紹介します。
①粉末・フリーズドライタイプを選ぶ
インスタント味噌汁から栄養を摂りたいなら、粉末やフリーズドライタイプのものがおすすめです。生味噌タイプは加熱処理をする過程において、熱に弱いビタミンB群が失われてしまうことが理由です。
フリーズドライは凍結したのち一瞬で水分を飛ばしているので、栄養が失われずに済みます。粉末タイプは作るときに粉の量を調節できるので、塩分の調節が簡単にできるのも魅力です。
②減塩タイプ・無添加のものを選ぶ
インスタント味噌汁は栄養が豊富ですが、普通の味噌汁に比べて塩分が多いのが難点です。またインスタント味噌汁には、アミノ酸や酸化防止剤・凝固剤・アルコールなどの添加物が入っていることも事実です。
より健康的にインスタント味噌汁を飲みたいなら、減塩タイプや無添加のものを選びましょう。減塩タイプでも、出汁をふんだんに使った美味しい商品がたくさんあります。
③野菜を追加する
インスタント味噌汁に追加する際におすすめの野菜は、以下の通りです。
・ほうれん草
・ネギ
・干ししいたけ
・切り干し大根
・小松菜
・大根
・人参
野菜の中でも、ネギは切ってお湯を注ぐ前にそのまま入れるだけと簡単です。大根や人参は一度レンジで火を通してからインスタント味噌汁に加えましょう。干ししいたけや切り干し大根も、水で戻してから入れるのがおすすめです。
野菜を加えることで、ミネラルやビタミンを補給でき、さらに栄養価の高い食事ができます。また、手軽な食材としてわかめを追加するとカリウムや食物繊維の補給になり、塩分やコレステロールの排出を促す効果などが期待できます。
④ただし飲み過ぎは体に悪いので注意する
インスタント味噌汁は塩分が多いので、1日2杯以上飲むと塩分の過剰摂取になってしまう可能性があります。1日の塩分摂取量の基準は男性7.5未満、女性6.5g未満とされていますが、インスタント味噌汁には平均1.5gもの塩分が含まれています。塩分の摂りすぎは高血圧や糖尿病などの生活習慣病になる危険性が高まるので、注意が必要です。
インスタント味噌汁には塩分だけでなく、さまざまな食品添加物も含まれています。インスタント味噌汁は1日1杯までにとどめておきましょう。
(*インスタント味噌汁の体への影響について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)