キャノーラ油は体に悪い?トランス脂肪酸の危険性あり?噂の真偽を調査!
キャノーラ油が体に悪い・危険と言われるのを知っていますか?今回は、キャノーラ油が体に悪い・危険と言われる理由や正しい使い方・注意点に加え、効果・効能も紹介します。キャノーラ油のレシピや市販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- キャノーラ油は体に悪い・危険って本当?嘘?
- そもそもキャノーラ油とは?
- キャノーラ油が体に悪いと言われる理由は?トランス脂肪酸が危険?
- ①安い故の漠然な不安
- ②トランス脂肪酸を含んでいる
- ③遺伝子組み換えされた原料を使用している恐れ
- ④認知症への影響の恐れ
- キャノーラ油は使い方にも注意?体に悪い場合とは?
- ①酸化した油を使わない
- ②使い過ぎない
- キャノーラ油のおすすめ商品3選!
- ①オーサワの国産なたね油(1205円)
- ②理研 一番搾りキャノーラ油(495円)
- ③ムソー 純正なたねサラダ油(1491円)
- キャノーラ油以外で体にいい・おすすめな油は?
- ①ココナッツオイル
- ②こめ油
- ③オリーブオイル
- キャノーラ油は使い方に注意しよう!
キャノーラ油は体に悪い・危険って本当?嘘?

揚げ物や料理などに幅広く使用可能でスーパーなどでもよくみかけるキャノーラ油ですが、体に悪いというのは本当でしょうか。サラダ油などとの違いや、危険性について紹介します。キャノーラ油について理解を深めましょう。
そもそもキャノーラ油とは?
キャノーラ油とは、菜種油の原料であるセイヨウアブラナの中でもキャノーラ種を使って作る油です。サラダ油はキャノーラ種以外のセイヨウアブラナを用いて作られています。こめ油は米を原料としている油であり、原料の違いが名前の違いと言えます。
(*キャノーラ油の原料や成分について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
キャノーラ油が体に悪いと言われる理由は?トランス脂肪酸が危険?

キャノーラ油は体に悪いと聞いたことがある人も居るでしょう。キャノーラ油が危険と言われている理由について紹介します。併せて出てくるトランス脂肪酸などについても紹介するので、参考にしてみてください。
①安い故の漠然な不安
キャノーラ油は他の油と比較しても安いのが特徴です。この安さが原因で、体に悪いのではと不安になる人も居るでしょう。品種改良の末、商業的に大量生産出来るようになったことが安い理由です。
②トランス脂肪酸を含んでいる
キャノーラ油を高温で処理する際に、一部の脂肪酸がトランス脂肪酸に変化します。トランス脂肪酸は大量に摂取することで心疾患を引き起こしたり、発がん性の物質を含む危険性があるという研究結果もあります。このため、キャノーラ油は危険と感じる人もいるようです。
③遺伝子組み換えされた原料を使用している恐れ
キャノーラ油は元々菜種油を品種改良して作られた油です。このため原料のセイヨウアブラナは遺伝子組み換えを使って作られているものも多くあります。遺伝子組み換え食品は比較的最近うまれたものであり、長年摂取することによる危険性が明らかになっていない部分もあるのが現状です。このため、体に悪いと感じる人もいます。
④認知症への影響の恐れ
キャノーラ油にはリノール酸という物質が含まれており、これが体内に入ることで認知症の原因物質に変化します。このため、キャノーラ油は危険と感じる人もいるでしょう。ただし、認知症に達する上限値と比較してもごくわずかのため、必ずしもキャノーラ油が認知症の原因になるとは言えません。
キャノーラ油は使い方にも注意?体に悪い場合とは?

キャノーラ油を使用する際にはどのような注意点があるのでしょうか。体に悪い使い方や、悪影響の例について紹介します。危険な使い方を知り、安全にキャノーラ油を使用しましょう。
①酸化した油を使わない
キャノーラ油が光や熱によって酸化することで、下記のような悪影響が出ることが分かっています。
・有害物質であるトランス脂肪酸が発生しやすくなる
・嘔吐や下痢の原因となることがある
・胸やけが生じやすくなる
トランス脂肪酸は有害性があると言われている物質です。他にも、体調不良を引き起こす原因となる可能性もあるため、極力酸化した油は使用しないほうがよいでしょう。
②使い過ぎない
サラダ油の一種であるキャノーラ油は、料理や揚げ物など幅広く使用することが可能です。ただし、使いすぎることで下記のような悪影響が出ることもあります。
・トランス脂肪酸を大量に摂取してしまう
・カロリーの摂り過ぎにつながる
トランス脂肪酸を多く摂取することで自身の健康に悪影響を及ぼすこともあります。またカロリーの摂り過ぎは肥満につながるため、注意しましょう。
キャノーラ油のおすすめ商品3選!
サラダ油の一種であり価格も安価なキャノーラ油ですが、どのような商品がおすすめなのでしょうか。おすすめのキャノーラ油について紹介します。揚げ物や料理などに適したキャノーラ油を理解し、上手に使い分けましょう。
①オーサワの国産なたね油(1205円)
北海道と九州で作られた菜種を使用したキャノーラ油です。軽くてあっさりとした風味が特徴であり、揚げ物もさっぱりと仕上がります。国産のキャノーラ油をこだわって選びたい人におすすめです。
②理研 一番搾りキャノーラ油(495円)
手軽な値段で人気のキャノーラ油は、一番搾りのこだわり製法が特徴です。生食から加熱調理まで、幅広い料理に活用できるので大型のものを購入しておくのがおすすめです。
③ムソー 純正なたねサラダ油(1491円)
非遺伝子組み換えのキャノーラ油にこだわりたい人におすすめなのが、ムソーのサラダ油です。紙パックのため捨てやすいのも嬉しいポイントです。どんな料理とも相性がよく、使い勝手も良いので重宝します。
キャノーラ油以外で体にいい・おすすめな油は?
サラダ油の一種であるキャノーラ油は、安価で揚げ物や料理などに幅広く使える魅力があります。それ以外の油で体に良くおすすめな油はどのようなものがあるのでしょうか。キャノーラ油以外で体にいいおすすめな油について紹介します。
①ココナッツオイル
ココナッツオイルは、コレステロールがゼロで便秘解消や整腸効果もあるのが特徴です。クッキーなどのお菓子にバターの代わりとして使用したりすると良いでしょう。南国風のレシピとの相性が良いです。
(*ココナッツオイルの効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②こめ油
名前の通り、こめを原料として作られた油です。クセがなく、抗酸化作用も強いため揚げ物などに使用することが可能です。ご飯を炊くときに混ぜることでふっくらとするため、一度試してみてください。
(*こめ油の効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③オリーブオイル
オリーブの実を収穫して作られたフルーティーな香りが特徴の油です。ポリフェノールが含まれており、アンチエイジングにも効果があります。洋風料理との相性が良く、ドレッシングとして使用しても良いでしょう。
(*オリーブオイルの効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
キャノーラ油は使い方に注意しよう!
キャノーラ油は油の中でも安価であり、揚げ物や料理などにも使いやすいことが分かりました。トランス脂肪酸が含まれていることにより、体に悪いと言われることもあります。酸化した油は使わないなど、使用方法に気を付けながら、キャノーラ油を活用しましょう。