スムージーは毎日飲むと危険?体に悪い?組み合わせの悪い食材にも要注意!
スムージーは毎日飲むと危険か知っていますか?体・健康に悪いのでしょうか?今回は、スムージーは毎日飲むと危険と言われる理由や、組み合わせの悪い食材を、正しく飲む時の効果・おすすめの飲み方とともに紹介します。スムージーの時間帯別の人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- スムージーは毎日飲むと危険?体・健康に悪いって本当?
- スムージーを毎日飲むこと自体は問題ない
- スムージーは毎日飲むと危険と言われる理由は?健康的にするには?
- ①糖質の過剰摂取
- ②栄養成分の偏り
- ③体が冷えやすくなる
- ④アレルギーを誘発する可能性
- ⑤食物繊維の過剰摂取
- スムージーは食材の悪い組み合わせにも注意が必要
- ①毒性を持つ野菜・果物
- ②でんぷん質の多い野菜・果物
- ③大量の葉物野菜
- スムージーは毎日正しく飲むと効果・メリットが豊富!
- 効果①腸内環境の改善
- 効果②代謝が良くなる
- 効果③ダイエット効果
- 毎日スムージーにおすすめな人気レシピも紹介!
- ①バナナヨーグルトスムージー
- ②グラノーラスムージー
- ③にんじんのホットスムージー
- スムージーを毎日飲むこと自体は危険ではない
スムージーは健康に良い飲み物で人気がありますが、飲み方次第で毎日飲むと体に悪い場合もあります。さらに、スムージーを作るときは食材の組み合わせにも注意が必要です。ここでは、スムージーにする食材の悪い組み合わせについて紹介します。
①毒性を持つ野菜・果物
スムージーを作る時は、以下のような毒性を持つ食材の組み合わせに注意が必要です。
・小松菜
・ほうれん草
・ブロッコリースプラウト
・カイワレ
・いちじく
・レモン
・オレンジ
・キウイ
・アセロラ
スムージーで人気の小松菜やほうれん草には、シュウ酸という苦み成分が含まれています。シュウ酸は、体内でカルシウムや鉄などのミネラル分と結合して結晶化することから腎臓結石の原因になると言われています。通常の量であれば健康を害する危険性は少ないですが、過剰摂取には注意してください。
また、ブロッコリースプラウトやカイワレにはアルカロイド系の毒性物質が含まれています。シュウ酸と同じように、通常の食事で摂り入れる量であれば問題ありませんが、過剰に摂取するのはおすすめできません。他にも、特に、スムージーに使う食材は生で摂取することが多いので、加熱調理で毒性物質を減らせないので注意が必要です。
また、オレンジやレモン、いちじくなどの果物には光毒性のある物質も含まれています。これらの食材にはソラレンという物質が含まれていて、摂取後に紫外線を浴びるとシミになりやすく老けると言われています。光毒性がある食材を使ったスムージーは朝よりも、紫外線を浴びない夜に飲む方がおすすめです。(※5)
(*グリーンスムージーの小松菜が危険かについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②でんぷん質の多い野菜・果物
スムージーを作るときは、以下のようなでんぷんが多い野菜の組み合わせもおすすめできません。
・かぼちゃ
・さつまいも
・にんじん
・とうもろこし
でんぷん質を多く含む野菜は甘みも強く、スムージーにすると美味しいです。しかし、でんぷん質が多い食材を取り過ぎると腸内でガスが発生しやすくなり、お腹が張ることがあります。また、でんぷん質が多い野菜は糖質も多く含むので、ダイエットにも不向きです。
③大量の葉物野菜
スムージーを作るときは、以下の様な葉物野菜ばかりの組み合わせにも注意してください。
・ほうれん草
・小松菜
・青梗菜
・水菜
・キャベツ
葉物野菜は食物繊維がたくさん摂れるのでダイエットにもおすすめですが、葉物野菜ばかりにすると口当たりが悪く青臭い味になりやすいです。また、食物繊維の過剰摂取で胃腸の働きが悪くなる危険性もあるので気を付けてください。
スムージーは毎日正しく飲むと効果・メリットが豊富!
スムージーは飲み方を間違えると体に悪い影響も懸念されますが、正しく飲むと健康維持やダイエットに効果的です。ここでは、スムージーを毎日飲むことで得られるメリットを紹介します。
効果①腸内環境の改善
スムージーで以下のような食材を取り入れることで、腸内環境の改善効果が期待できます。
・さつまいも
・バナナ
・りんご
・ヨーグルト
さつまいもなどの食物繊維が豊富な食材を摂取すると、腸が刺激され排便がスムーズになり腸内環境が良くなります。また、ヨーグルトなどの乳酸菌を含む食材や、善玉菌のえさになるオリゴ糖を含む食材も、腸内環境の改善に効果的です。腸内環境が良い方向へ変化すると、代謝が良くなり、老廃物もたまりにくくなるので美肌効果も期待できます。(※6、7、8)
効果②代謝が良くなる
スムージーを作る時に、以下のような食材を取り入れると代謝アップが期待できます。
・キャベツ
・レタス
・にんじん
・大根
・トマト
・きゅうり
スムージーは生の食材を使うので、熱に弱い酵素をうまく摂取できます。酵素は消化吸収をサポートする栄養素なので、効果的に摂取することで代謝の向上効果があります。特に、栄養が吸収されやすい朝の空腹時に飲むと効果的です。(※9)
効果③ダイエット効果
スムージーに以下のような食材を使うと、ダイエット効果も期待できます。
・豆乳
・にんじん
・バナナ
豆乳やバナナなどの食材は、味が良く腹持ちも良いので満足感が得やすく、食事を減らしてダイエットをしたい時におすすめです。砂糖やはちみつを使わなくても甘みが出せるので、無理なく食事制限をすることができます。朝ごはんや夜ご飯を、スムージーに置き換えれば低カロリーでもストレスのない食事制限が叶います。