飴はダイエットに効果あり?痩せる食べ方や種類・商品のおすすめなど紹介!
【管理栄養士監修】飴ダイエットを知っていますか?本当に痩せるのでしょうか?飴はダイエットに不向きな印象もあります。今回は、飴ダイエットの効果効能や、やり方のポイントを口コミ調査とともに紹介します。ダイエット向け飴のおすすめな種類・商品も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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飴はダイエット中に食べていい?
1口で食べ切れて間食にもぴったりな飴は、常備を自宅や職場にしている人は多くいるようです。ダイエットに甘い飴は向かないイメージがありますが、ダイエット中に食べても影響はないのでしょうか。飴の糖質やカロリーについて解説していきます。
飴のカロリー・糖質
飴のカロリーは大きさや原材料にもよりますが、普通の飴は1粒15〜20kcal、ノンシュガータイプは8〜15kcalのようです。原材料の大半を砂糖で占めている飴は糖質の塊のようなもので、1粒に3〜4gほどの糖質が含まれます。そのため一度に10個ほど食べたとすると、1食分の糖質を摂取するのと同じ糖質量になるので、食べ過ぎには十分に注意しましょう。
(※飴のカロリー・糖質についてもっと知りたい方はこちらの記事を参照してください。)
竹本友里恵
管理栄養士
飴を購入する際は、梅やレモン(柑橘類)味など酸っぱくてクエン酸を含む物がオススメです。クエン酸はエネルギーを作り出すクエン酸回路の中心的役割があり、疲労物質である乳酸を分解することにより、疲労回復や筋肉痛の軽減に効果的です。また胃液の分泌・胃の活動促進作用があり、食欲を増進させるので、夏バテなどで食欲のないときにもクエン酸は役立ちます。ミルクやバター入りのものは控えるようにしましょう。
飴がダイエット向きな理由とは?
飴は1粒であればカロリーや糖質は低いようですが、ダイエットに向いている理由はどのような点なのでしょうか。カロリーと糖質を他のおやつと比較しながら、ダイエットに向いている要因を解説していきます。
①間食・おやつの中では低カロリー・低糖質
カロリー | 糖質 | |
飴(5個) | 76kcal | 19.4g |
プリン(1個) | 126kcal | 14.7g |
ショートケーキ(1個) | 327kcal | 43.6g |
パンケーキ(1枚) | 261kcal | 45.2g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
飴5個と他のおやつを比較すると飴は5粒食べてもカロリーが群を抜いて低いとわかりますが、糖質はプリンよりも約5g多いことから飴の糖質の高さが伺えます。しかし、ショートケーキやパンケーキなどと比べるとカロリーは約1/3、糖質は約1/2で抑えられるので、ダイエット中におやつとにするなら飴を選ぶのが良いでしょう。
竹本友里恵
管理栄養士
飴はカロリーは1個あたり約20kcal前後と他の菓子類より比較的するとかなり少なく、小さいサイズですが甘味が強いので食べ応えや満足感を得る事ができます。甘いものを食べると、脳の中でセロトニンという幸せホルモンが増加するので、その後何か食べたいという欲求が満たされ、カロリーの低い飴を摂取した場合は他のお菓子を食べるよりダイエットに繋がりやすいです。飴の原材料の砂糖は、胃腸で分解されてブドウ糖になり、脳を正常に働かせる原動力となっているので、勉強や仕事で頭を使うときに取り入れるようにしましょう。
②血糖値を上げて空腹感を抑える
空腹感は体の血糖値が下がるために起る症状で、飴のような少しの糖分を体に取り入れると血糖値を適度に上昇させて満腹感が得られます。空腹感を我慢して血糖値が低い状態が保たれると、次に糖分を摂取した時に大きな反動として脂肪が体につきやすくなります。このようなことを予防するためにも、血糖値を上げて空腹感を抑える方法はダイエット向きです。
また、適度に糖分を摂取すると過度な空腹感が紛れ、1日の摂取カロリーを減らしてダイエットにも繋がります。これは糖分の摂取によって血糖値が上がり食欲を抑える効果があるためで、空腹感が緩和される間食を抑制する効果があります。また、食前に1粒飴を舐めると食欲が低下して食事での暴飲暴食を抑える効果も期待できるようです。