飲むヨーグルトは太る?カロリーは?ダイエットに効果的な飲み方・レシピを紹介!

【管理栄養士監修】飲むヨーグルトにあるダイエット効果を知っていますか?毎日飲むと太るのでしょうか?今回は、飲むヨーグルトのダイエット効果・効能や、飲み方のおすすめも紹介します。飲むヨーグルトダイエットの注意点やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)
専門家監修 |管理栄養士・栄養士 竹本友里恵
Twitter
管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。...
Twitter
管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。最近はスポーツ栄養にも興味あり。趣味はフラワーゼリーなどのお菓子作りや写真です。幼少期から高校まで過度な野菜嫌いと偏食だった経験があり、食事によって身体の調子が良くなる事を体感したことから管理栄養士を目指す。正しい知識を学び、楽しい人生を送りましょう!よろしくお願いします。

目次

  1. 飲むヨーグルトとは?カロリー高め?
  2. 飲むヨーグルトのカロリー・糖質
  3. 普通のヨーグルトとの違い
  4. 飲むヨーグルトは太る?毎日飲んでもいい?
  5. 飲み過ぎると太る
  6. 1日の摂取量コップ1杯(200ml)を守れば毎日飲んでも問題ない
  7. 飲むヨーグルトの効能は?ダイエット効果ある?
  8. ①便秘解消
  9. ②基礎代謝を上げる
  10. ③血糖値の上昇を抑制する
  11. ④脂肪を低減・抑制
  12. 飲むヨーグルトの飲み方のおすすめは?ダイエット効果倍増?
  13. ①アイスよりホットにして飲む
  14. ②夜ご飯の後に飲むのがおすすめ
  15. ③間食・おやつを置き換えるのもおすすめ
  16. 飲むヨーグルトレシピのおすすめ
  17. ①ベトナムコーヒー風ヨーグルトドリンク
  18. ②スイカとトマトのヨーグルトスムージー
  19. ③フルーチェで作るマンゴーラッシー
  20. ④メープル風味の人参と林檎のヨーグルトジュース
  21. ⑤桜風味のホットヨーグルト
  22. ⑥シナモン香るホットヨーグルト
  23. 飲むヨーグルトダイエットの効果はある?ない?【口コミ】
  24. 飲むヨーグルトダイエットで痩せた人の口コミ
  25. 飲むヨーグルトダイエットの効果がない人の口コミ
  26. 飲むヨーグルトダイエットで痩せよう

整腸剤に乳酸菌が含まれていることは有名ですが、乳酸菌には腸内の悪玉菌を減らし善玉菌を増やし、腸内環境を整える効能があります。そのため便秘が解消し、同時に下痢などの便通異常も改善する効果が期待できます。デトックス効果が高まるので肌はきれいになり、宿便も排出され、健康的にダイエットができるでしょう。(※2、4)

②基礎代謝を上げる

基礎代謝が上がると、何もしていなくてもカロリーを今まで以上に消費してくれるので、ダイエット成功の近道になります。乳酸菌には代謝を改善する効能もあると言われていますので、ダイエットに効果が期待できます。

③血糖値の上昇を抑制する

乳酸菌が作り出す多糖成分には、糖類が体に吸収されるのを抑え、血糖値を上昇しにくくさせる効能があります。血糖値が急上昇すると、脂肪が蓄積しやすくなるので、血糖値を急激に上げないことはダイエットに非常に効果的です。また、ヨーグルトに含まれる乳清には、血糖値を下げる効果もあるので、糖尿病などの防止にも役立ちます。(※3)

④脂肪を低減・抑制

乳酸菌にはいろいろな種類があり、効能が少しずつ違います。乳酸菌の中のガセリ菌SP株は、2009年に内臓脂肪が低減する効果が認められた菌です。この乳酸菌を含むヨーグルトは、摂取するだけで内臓脂肪が落ち、スリムになると実証されています。

飲むヨーグルトの中には骨や歯を作るカルシウムも豊富に含んでいますが、脂肪を体内に蓄積するのを抑制する効果があると言われています。

竹本友里恵

管理栄養士

ヨーグルトは発酵乳の一種で、乳酸菌を用いて乳を凝固させた発酵食品のことです。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸に存在する善玉菌の一種で、主に胃腸を整える効果がありますが、種類によって特徴が違います。LB21乳酸菌は便秘改善と肌荒れに効果があり、皮膚の弾力性を取り戻し、乾燥にも効果があります。ビフィズス菌BB536は便秘だけでなく下痢にも効果があり、免疫力強化や、花粉症の予防改善の効果があります。ガセリ菌SP株は内臓脂肪減少効果があり、日本人の体に馴染みやすいです。善玉菌の栄養源になるオリゴ糖を一緒に摂取して、腸内環境を改善しましょう。

(*飲むヨーグルトの健康効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

飲むヨーグルトの効果は?美容・健康に良い?飲み方・商品のおすすめも紹介!

飲むヨーグルトの飲み方のおすすめは?ダイエット効果倍増?

飲むヨーグルトダイエットは簡単なダイエット方法ですが、少し工夫するだけで、ダイエット効果を高めることができます。効率よく、飲むヨーグルトダイエットを行うためのヨーグルトの飲み方について紹介します。

①アイスよりホットにして飲む

飲むヨーグルトは、冷たいまま飲まず、温めるのがおすすめです。乳製品は体を冷やす食べ物で、冷たいヨーグルトを飲むと胃腸を冷やし、内臓の機能が下がってしまいます。腸の働きが低下すれば、栄養成分の吸収も下がり、体が冷えると代謝が下がるので脂肪を蓄積やすくなります。

温かいヨーグルトといっても温度は40度くらいが最適で、あまり熱いと乳酸菌が死滅するので注意しましょう。電子レンジの性能にもよりますが、ラップをせずに50秒から1分加熱してから飲んでみてください。

②夜ご飯の後に飲むのがおすすめ

飲むヨーグルトを飲むなら、夜ご飯の後が最適です。乳酸菌は胃酸に弱いので、なるべく胃酸の影響を受けずに腸まで届けるためには、空腹時を避ける必要があります。夜ご飯の後といっても、寝る直前や夜10時以降は太りやすいので、就寝時間の3時間前までには飲み終わるようにしてください。

また、腸にはゴールデンタイムと呼ばれる時間があり、その時間帯には腸の働きが最も活発になり、効率よく栄養成分を吸収してくれます。腸のゴールデンタイムは夜10時~翌2時で、この時間の前までにヨーグルトを摂取するのがおすすめです。

③間食・おやつを置き換えるのもおすすめ

飲むヨーグルトダイエットはヨーグルトを飲むだけといっても、いつもの食事内容に飲むヨーグルトをプラスするだけではダイエット効果は感じにくいでしょう。そこでおすすめしたいのは、おやつなどの間食を飲むヨーグルトに置き換える方法です。

お腹が空いて何か食べたくなった時には、健康効果の高い発酵食品のヨーグルトを飲みましょう。1杯の飲むヨーグルトは約140kcalあるので、空腹をしのぐことができ、余分な糖分や脂質を取らずに済みます。

※飲むヨーグルトダイエットはあくまで、飲むヨーグルトを活用して痩せやすくするダイエット方法であり、飲むヨーグルトダイエットだけをすれば痩せるわけではありません。規則正しい食生活や運動習慣とともに行うようにしましょう。(※5)

関連する記事