卵は食べ過ぎると太る!太らない食べ方とは?ダイエット効果なども解説!
【管理栄養士監修】卵を食べると太るのかどうか知っていますか?今回は、卵にあるダイエット効果やカロリー・糖質などから、卵は太るか太らないかを紹介します。卵の太る原因にくわえ、ダイエット向きの食べ方やポイントも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
(*ゆで卵のダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
卵を食べて太る原因は?
卵をダイエット中に摂って、太ったという経験をした人もいるでしょう。ここからは、卵を食べて太る原因について解説します。
①食べ過ぎている
卵にもカロリーがあるため、食べ過ぎるとダイエット効果はなくなります。卵は1個約90kcalなので、3個ほど食べるとお茶碗1杯分のご飯と同じくらいのカロリーです。食べ過ぎはカロリーオーバーの原因となるため、気を付けましょう。
竹本友里恵
管理栄養士
鶏卵は安価で質が良いたんぱく質源ですが、アレルギーの方は肉や魚、大豆・大豆製品で代用しましょう。卵アレルギーは卵白が主原因となっており、加熱をするとアレルゲンが低下するので生卵や半熟卵などの摂取には注意しましょう。卵の慢性的な過剰摂取は、アレルギーを引き起こす恐れがあると言われていますが、生活リズムや体質によって引き起こさない人もいるので、他の食事とバランスを取りながら摂取するようにしましょう。
②調理油・味付けが高カロリー
オムレツやチャーハンなどの卵料理には、調理する過程でたくさん油を使うためカロリーが高くなります。また、濃い味付けはむくみやすくなったり、高カロリーの原因です。ダイエット中は調理油の量を減らしたり、薄味にするよう心がけましょう。
卵のダイエット向きの食べ方・ポイントは?
卵も食べ方を間違える太ることが分かりましたが、どのように食べればダイエットに繋がるでしょうか。ここでは、ダイエット向きの卵の食べ方やポイントを紹介します。
①1日に2個を目安に食べる
ダイエット中に卵を食べるならば、1日2個までにしましょう。2個以上食べるとカロリーオーバーになるので、太るだけでなく健康にも良くありません。3食全てを卵に置き換えるのではなく、バランスの良い食事を心がけましょう。
竹本友里恵
管理栄養士
卵は食物繊維とビタミンC以外の栄養素を含んでおり、人間の体内ではつくれない8種類の必須アミノ酸のバランスも良く、消化吸収も抜群です。卵は1日に1〜2個程度の摂取を推奨しており、特に朝食に食べるのがオススメです。朝食べる食事は1日の活動のエネルギー源として使用され、卵の良質なたんぱく質は血糖値の上昇を抑え、内臓の働きを活性化します。卵はコレステロールが多いので、摂取が心配という方も多いかと思いますが、卵黄に含まれるレシチンというリン脂質は、コレステロールの体内での蓄積を抑える働きがあるので、過剰に心配する必要はありません。
②卵を朝に食べる
ダイエット中に朝ご飯を抜くと、昼食の栄養や脂肪を必死に蓄えようとするため、太る原因になります。朝は炭水化物と野菜、タンパク質をバランスよく摂ることが大切です。卵には良質なタンパク質が含まれており、朝ご飯に理想の食材と言われています。卵かけご飯にサラダを添えることで、朝に必要な栄養素を十分に摂れるためおすすめです。
(*卵かけご飯の栄養価について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)