味噌汁で太る?具なし・夜中はNG?ダイエット中の痩せる飲み方を紹介!
【管理栄養士監修】味噌汁を飲むと太るのかどうか知っていますか?今回は、味噌汁を飲んで太る場合の原因や飲むことで痩せる理由にくわえ、ダイエット効果を紹介します。和食の基本とも言える味噌汁のダイエット向きの飲み方やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
続いて、味噌汁ダイエットで痩せる理由と、ダイエット効果を解説します。
①脂肪を燃焼する
味噌の原料となる大豆には、脂肪燃焼を促進するアミノ酸であるロイシンやイソロイシンが豊富に含まれています。また、大豆サポニンには腸の働きを正常に戻し、脂肪の吸収を抑制する働きがあります。(※2、3)
②食事量が減る
味噌汁を食事の最初に飲むことで、お腹を膨らませ無理なく食事量を減らすことができます。大豆には食物繊維が豊富に含まれているため、満腹感を感じやすくなる効果もあります。具材に大きめに切った野菜を加えると、噛む回数が増え満腹中枢が刺激されやすくなるため、ダイエット中は根菜類やこんにゃくなどを大きめに切った具沢山の味噌汁がおすすめです。(※4)
③整腸作用・便秘対策
味噌は大豆を発酵させて作った食品なので、乳酸菌が豊富に含まれます。味噌の乳酸菌は胃酸に強く腸まで届き腸内環境を整え便秘の改善につながり、お通じがスムーズになると、栄養の消化吸収が良くなりダイエットにも役立ちます。(※5)
④糖質・脂質の代謝を促進する
味噌には糖質・脂質の代謝を促進するビタミンB群が豊富に含まれます。ビタミンB群は野菜にも含まれますが、水に溶けやすい性質があるため汁ごと取れる味噌汁は効率よく栄養を摂取できる料理です。また、温かい味噌汁を飲むことで胃腸の働きを活発にし、代謝が上がる効果も期待できます。(※6、7)
住吉彩
管理栄養士
味噌汁は一度にたくさんのおかずを作れない時にバランスよくいろんな食材を取れる一品です。メインのおかずが少なくても、スープの中に肉や豆腐、魚を入れることで立派なダイエット中の食事になります。
(*味噌汁の栄養やダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
味噌汁のダイエット向きの飲み方は?
低カロリーで栄養豊富な味噌汁をダイエットに取り入れるにはどのような飲み方が良いのか、ポイントを解説します。
①1日に1杯飲む
ダイエット向きな味噌汁ですが、飲みすぎると塩分の取りすぎにつながるため1日に1杯までにしましょう。塩分の摂りすぎはむくみだけでなく高血圧など病気の原因ともなるので注意してください。塩分が気になる方は、減塩味噌などを使うのも良いでしょう。(※8)
住吉彩
管理栄養士
塩分の取りすぎはむくみなどから太りやすくなるため、汁の量を少なく具だくさんにすることで、味噌の使用量が減り塩分の摂取量も減らすことができるので、汁の量も調整しましょう。