チューハイは太る?糖質・糖類ゼロでも注意?太りにくい飲み方・缶商品を紹介!
【管理栄養士監修】チューハイを飲むと太るのかどうか知っていますか?今回は、チューハイを飲んで太る原因やカロリーを種類別に比較して紹介します。記事内ではチューハイのダイエット向きの飲み方や商品のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
・【未成年者の飲酒は法律で禁じられています】
目次
- チューハイは太る?太らない?
- 飲み方や種類によっては太る
- チューハイのカロリーを種類別に見てみよう
- チューハイのカロリーを他のお酒と比較
- 糖類・糖質ゼロは糖質量ゼロではないので要注意
- チューハイを飲んで太る原因は?
- ①高カロリーのおつまみを食べている
- ②酵素不足で代謝が低くなる
- ③寝る前に飲んでいる
- ④チューハイを飲み過ぎている
- チューハイのダイエット向きの太りにくい飲み方は?
- ①低カロリー・糖質カットの缶チューハイを飲む
- ②ノンアルコールのチューハイにする
- ③低カロリーで肝臓を補助するおつまみを選ぶ
- ④毎日飲まない
- ⑤水も飲む
- チューハイでダイエット向きな缶商品のおすすめ
- ①本絞り ライム(137kcal)
- ②麒麟 特製 レモンサワー(189kcal)
- ③キリン氷結ZERO シチリア産レモン(112kcal)
- ④烏龍チューハイ(91kcal)
- ⑤贅沢絞りレモン(137kcal)
- ⑥ウィルキンソン・ハードナイン 無糖ジンジャ(182kcal)
- ⑦99.99 フォーナイン クリアレモン(192kcal)
- チューハイの飲み方・選び方には気を付けよう
カロリー | 脂質 | 糖質 | |
冷やっこ | 59kcal | 2.7g | 2.3g |
枝豆 | 135kcal | 6.2g | 3.8g |
フライドポテト | 237kcal | 10.6g | 29.3g |
手羽先の唐揚げ | 263kcal | 19g | 5.1g |
唐揚げ | 290kcal | 23.4g | 3.7g |
チューハイはさっぱりした飲み口で揚げ物との相性が良いですが、上記の表から分かる様に唐揚げや手羽先、ポテトなどはカロリーや脂質が高いのでダイエット中は避けた方が良いでしょう。冷ややっこや枝豆といったさっぱりしたおつまみはカロリーだけでなく、脂質や糖質も少なめなのでカロリー制限中でもおすすめです。
竹本友里恵
管理栄養士
お酒を飲む時に、太る原因となるものは一緒に食べるおつまみです。フライドポテトや唐揚げなどの揚げ物や塩分が高くて味が濃いものを選びがちです。お酒を飲む時におつまみがいらないと言う人がいますが、アルコールは胃腸を刺激して粘膜を荒らしてしまうので、胃腸を守るためにもおつまみを食べた方が身体には優しいです。オススメなのは冷やしたトマトやきゅうり、キャベツなど野菜でおつまみになるものです。食物繊維が多いので満腹感を得ることができ、他のおつまみと比べても塩分を抑えることができます。焼き鳥のレバーやモツ煮などは、尿酸値に影響を与えてしまうので、気をつけましょう。
②酵素不足で代謝が低くなる
アルコールを摂取するとアルコール脱水素酵素によりアセトアルデヒドとなり、アセトアルデヒドはアセトアルデヒド脱水素酵素の働きで酢酸に分解されます。
このアルコール代謝に必要となるのがナイアシンなので、不足すれば酵素も不足し、代謝が低くなります。毒性の強いアセトアルデヒドが体内に長時間存在することにもなるので、飲酒時はナイアシンの摂取も意識した方が良いでしょう。
③寝る前に飲んでいる
寝る前にお酒を飲む人も多いかもしれませんが、ダイエット中なら避けた方が良いでしょう。肝臓は脂肪などの代謝よりもアルコールの分解を優先するため、アルコール分解が終わる前に寝てしまうと脂肪などが代謝されず、そのまま蓄積される可能性が高まります。飲酒は、就寝時間の3時間前までに終えるように心がけましょう。
④チューハイを飲み過ぎている
上記で少し紹介しましたが、アルコールの分解は脂質や糖質などの代謝よりも優先して行われます。肝臓でのアルコール代謝が終了するまで脂質は代謝されないので、お酒の飲む量が増える程脂肪として蓄積される量も増えるでしょう。お酒に含まれるカロリーや糖質もその分増えるので、お酒は適量を愉しみましょう。
(*お酒を飲みすぎると太る理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
チューハイのダイエット向きの太りにくい飲み方は?
ここからは、チューハイのダイエット向きの飲み方を紹介します。チューハイで太りたくない方は、是非参考にして下さい。
①低カロリー・糖質カットの缶チューハイを飲む
チューハイとは言ってもカロリーや糖質量はそれぞれ異なるので、ダイエット中なら低カロリー・糖質カットの商品を選ぶようにしましょう。甘味料を使用してカロリーを抑えているものや、シンプルなレシピで低カロリーに仕上げているものなど特徴も様々なので、気に入った1本を見つけてみましょう。
②ノンアルコールのチューハイにする
アルコールを分解することで脂質や糖質の代謝が後回しにされるので、ダイエット中ならノンアルコールのチューハイにすることも有効です。ジュース感覚で愉しめる甘い味わいのものも多いですが、カロリーや糖質量が多くないものを選ぶ事も重要です。
③低カロリーで肝臓を補助するおつまみを選ぶ
チューハイを飲む時はおつまみが欲しくなりますが、太りたくない時は低カロリーかつ肝臓を補助するものを選ぶと良いでしょう。
・サラダチキン
・刺身
・キノコのソテー
アルコールを代謝する時は酵素が必要ですが、この酵素に必要な物がナイアシンです。ナイアシンが不足するとアルコールがうまく代謝されず、二日酔いの原因にもなるので注意しましょう。上記のおつまみの様にナイアシンを含む料理を食べて、アルコールの代謝を助けましょう。(※2)