焼き芋を皮ごと食べるメリットは?栄養価・効能が豊富?農薬の心配や作り方のコツなど紹介!
【野菜ソムリエ監修】焼き芋の皮は食べられるのかどうかを知っていますか?今回は、焼き芋の皮に含まれる栄養や効果・効能のほか、皮が食べられない場合の見分け方を紹介します。焼き芋の皮を食べるとオナラが出なくなるのかや焦げた皮は食べてはいけないのかも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
焼き芋の皮にはカルシウムも多く含まれています。
・骨や歯をつくる
・血液の凝固作用
・精神の安定
カルシウムは主に乳製品や海藻、小魚、緑黄色野菜に多く含まれますが、実は芋類にも豊富に含まれる栄養素で、その中でもさつま芋に皮に豊富です。カルシウムは体を構成する重要な栄養素です。
⑥ビタミンB
ビタミンBは脳のエネルギー源となる栄養素です。主に動物性食品に多く含まれますが、さつま芋にも豊富に含まれています。
・神経機能の維持
・ホルモンの分泌を高める
・髪や爪の粘膜を保護し健康に保つ
ビタミンBが不足してしまうとエネルギー代謝が低下してしまい、疲れやすくなります。しっかり補給してエネルギー代謝を高めましょう。
⑦ビタミンC
さつま芋にビタミンCが豊富なのは周知のことですが、効果効能のおさらいです。
・免疫力を高める
・肌のシミ防止
・美容効果
水溶性のビタミンCは水に溶けだしやすく、流出しやすい栄養素ですが、さつま芋に含まれるビタミンCはデンプンに守られるため、加熱しても流れ出さずにとどまることができます。美容にはスキンケアだけでなく、食生活の改善もとても大切です。
(*焼き芋の栄養素・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
焼き芋の皮が食べられない場合とは?焦げはOK?
栄養豊富でダイエット効果もある焼き芋の皮ですが、食べられない場合はどのような状態でしょうか。焦げた部分は食べても良いのでしょうか。
①皮にカビがついている
長期保存が可能なさつま芋ですが、保存状態が悪いとカビが生えてくることがあります。白いふわっとしたものや、青カビがなどが見られることもあります。しかしさつま芋は中身が固く、中までカビが発生していることはほとんどありません。カビの生えてしまった部分を切り落としておけば、問題なく食べることができます。
さつま芋は比較的暖かい地域で栽培されるため、低温に弱く長期保存ができるといっても、冷蔵庫や寒い場所に保管しておくとカビが生えてしまうことがあります。また、さつま芋は水分を嫌うので、購入してきたさつま芋は袋から出し、新聞紙に包んで冷暗所に保管しましょう。
(*さつまいものカビについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②真っ黒に全体的に焦げている
焼くのに失敗して、真っ黒に焦げてしまった場合はどうでしょう。焦げた部分は発ガン性があるといわれますが、それは動物性タンパク質の焦げた部分のことです。さつま芋の炭水化物の焦げに発ガン性物質は含まれていないので、焦げた部分を食べてしまっても問題ありません。ただし苦味が気になるようでしたら焦げた部分を取り除いてから食べると良いですね。