春雨の消化は悪い?いい?吐き気の原因・対処法やレシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】春雨が消化に良いか悪いか知っていますか?どれくらい時間がかかるのでしょうか?今回は、春雨の消化に良い理由や消化に良い・悪い食べ方を紹介します。消化不良による吐き気への対処法や、レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- 春雨は消化に良い?悪い?
- 春雨の主原料のでんぷんは消化に良い
- 春雨の消化にかかる時間を他の麺類と比較
- 消化によい春雨がおすすめな場合
- 春雨の消化によい食べ方は?
- ①しっかり水で戻す
- ②よく噛んで食べる
- ③温製の料理で食べる
- ④しっかりと火を通す
- ⑤調理段階で春雨を短めに切る
- ⑥消化を助ける食べ物と一緒に食べる
- 春雨の消化が悪くなる原因・注意点
- ①春雨を食べ過ぎる
- ②消化に悪い具材と一緒に食べる
- ③寝る間際に春雨を食べる
- ④スパイスや油分を多く使用する
- ⑤お腹が張っている時に春雨を食べる
- 春雨の消化不良で吐き気・気分が悪くなった場合の対処法は?
- 手の合谷と呼ばれるツボを刺激する
- 無理をせず薬や病院に頼る
- 春雨の消化が良いレシピ
- ①春雨のジンジャースープ
- ②中華風春雨サラダ
- ③春雨入り豚肉のしょうが焼き
- 春雨は消化のよい食べ物
③寝る間際に春雨を食べる
睡眠中も消化活動は行われますが、消化器官の動きはゆっくりになります。寝る直前の食事は消化不良を引き起こす可能性が高くなり、胃のムカつきや吐き気の原因となるので注意しましょう。
また、睡眠が浅くなったり、寝付きが悪くなったりと睡眠に悪影響を及ぼすことも考えられるので、夕食は睡眠時間の2~3時間前に終わらせることをおすすめします。
④スパイスや油分を多く使用する
調理の際に唐辛子などのスパイスや油を多く使用すると、胃腸の調子に悪影響を及ぼすこともあります。スパイスは適量であれば食欲増進や胃腸の調子を整える働きがありますが、大量に使うと逆に内臓を刺激して、お腹を下すなどの影響が考えられます。
油分も多く使用すると体内の滞在時間が長くなりやすいので、消化のことを考えると油は控えめに使うように注意しましょう。
⑤お腹が張っている時に春雨を食べる
春雨の原料であるでんぷんは消化する際に発生するガスの影響でお腹が張り、消化不良を引き起こしやすくなります。また、元々お腹が張っている方の場合、食べ過ぎなくても消化不良や胃腸の不調が生じる可能性があるので、春雨を食べる際は注意が必要です。
春雨の消化不良で吐き気・気分が悪くなった場合の対処法は?
もし、春雨が原因で消化不良によってお腹の調子を崩してしまった場合、どのような対処をするといいでしょうか。消化不良の対処法について、2つ紹介するので参考にしてみてください。
手の合谷と呼ばれるツボを刺激する
手の人差し指と親指の中間の位置にある合谷と呼ばれるツボを刺激することで、胃腸の調子を整えたり、頭痛を緩和することができます。その他にも、みぞおちとへその中間の部位を蒸しタオルやカイロで温めると胃腸の疲れを和らげるので、胃の調子が悪いときは試してみましょう。
無理をせず薬や病院に頼る
春雨を食べてお腹の調子が優れない時は、無理をせずに胃もたれや消化を助ける市販薬に頼りましょう。薬を使った方が結果的に早く回復できますし、身体への負担も軽減できます。また、症状が長引いたり、悪化した場合は、病院受診して専門家からアドバイスを受けましょう。
春雨の消化が良いレシピ
最後に、春雨を使った消化に良いレシピを紹介します。消化を補助する食材を使った王道的なレシピからちょっとしたアレンジを加えたレシピなど3種類紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
①春雨のジンジャースープ
消化を補助するしょうがを使った具だくさんの春雨スープで、体調が悪い時でも食べやすく、しっかり栄養も摂れます。春雨スープを作る際は、煮崩れしにくい緑豆春雨を使用すると食感を保つことができるのでおすすめです。