ダイエット中のカレーはOK?太る時の原因は?食べ方のおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】カレーはダイエット中に食べていいのでしょうか?太ると思っている人もおおいでしょう。今回は、カレーのスパイスに含まれるダイエット効果や食べて太る原因に加えて、ダイエット向きの食べ方・作り方のコツを紹介します。カレーのダイエット向きのレシピや商品も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- カレーはダイエット中に食べても大丈夫…?
- カレーは太る?痩せる?
- カレーで太るか痩せるかは食べ方次第
- カレーのスパイスに含まれるダイエット効果は?
- ①脂肪燃焼する効果
- ②新陳代謝を高める
- ③便秘を解消する
- カレーを食べて太る原因は?
- ①寝る前に食べている
- ②白米の量が多い
- ③トッピングをしている
- ④脂身が多い肉を使っている
- ⑤カレールウを使っている
- カレーのダイエット中の食べ方・作り方のコツは?
- ①白米の代わりに別の食材を使う
- ②ご飯なしでルーだけにする
- ③スパイスで作る
- ④具材に気を付ける
- カレーのダイエット向きのレシピ
- ①低糖質カレー
- ②スープカレー
- ③鯖缶カレー
- カレーのダイエット向きの商品のおすすめ
- ①低糖質カレー
- ②こんにゃく米
- ③スパイス
- カレーをうまく食べてダイエットしよう
ダイエット効果を持つスパイスを多く含んでいるはずのカレーですが、何故カレーを食べると太るのでしょうか。その原因を何点か挙げて説明します。
①寝る前に食べている
カレーに限らず寝る前に食べることは、太る大きな要因です。寝ているときは起きているときに比べて活動量が少ないので、比例して消費エネルギーも少なくなります。寝る前に食べてしまうと、その分のエネルギーを消費できずに余ってしまい脂肪へ変わってしまうのです。
また、22時から2時の間はBML1という脂肪を溜め込む物質が一番活発になるので、寝る前に食べることは太る原因になります。(※2)
②白米の量が多い
白米100gあたりののカロリー・糖質は以下の通りです。
カロリー | 168kcal |
---|---|
糖質 | 35.6g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
カレーで食べる白米の量は平均で260g程で、カロリーは437kcalと500kcal近くもあり、これは成人男性の1日の平均摂取カロリーーの2200kcalの約4分の1にもなります。カレーは食欲増進の効果があり、味も濃いのでつい白米を食べすぎてしまいがちです。そのため、糖質を摂りすぎてしまい太る原因となります。(※3)
③トッピングをしている
カレーには色々な種類があり、飲食店でも様々なトッピングが用意されています。野菜などのヘルシーなトッピングなら良いのですが、人気があるのは揚げ物やハンバーグなどカロリーの高いものばかりです。特にトンカツやエビフライなどは定番のトッピングですが、このようなトッピングをすると、すぐに1000kcalを超えてしまい太る原因に直結してしまいます。
④脂身が多い肉を使っている
カレーを作るときには、具材に肉を使うことが多いです。たとえ高カロリーなトッピングをしていなくても、脂身の多い肉をたくさん使えばカロリーも高く太る原因になります。ビーフカレーやポークカレーで使う牛肉と豚肉も、バラ肉のような脂身の多い部分を使うと美味しく出来上がりますがカロリーは高いです。(※4)
⑤カレールウを使っている
市販されているカレールウはスパイスとともに、大量の油と小麦粉が入っています。小麦粉はルウを固めたりとろみをつける役割がありますが、糖質が多くカロリーも高いです。他にも甘味や旨味を付けるために様々な調味料が入っているので、市販のルウで作ったカレーはカロリーが高く太る要因になります。
伊藤祥子
管理栄養士
カレーには食欲増進の効果があるため、白米を食べすぎたりよく噛まずに飲み込んでしまう場合があります。白米に玄米を混ぜたり、野菜や肉を大きめにカットするとしっかり噛めるので、太りにくい食べ方にすることができます。
(*カレーライスのカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
カレーのダイエット中の食べ方・作り方のコツは?
カレーは太るポイントに注意すれば、脂肪燃焼効果も高いスパイスを多く含むためダイエット効果も期待できる料理です。ダイエット中にカレーを食べるときはどのような食べ方や作り方をすれば良いのか、コツを紹介します。
(*カレーダイエットの効果・やり方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)