ラム肉のカロリー・糖質は?ダイエット効果ある?太りにくい食べ方なども紹介!
【管理栄養士監修】ラム肉のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、ラム肉のカロリー・糖質量を部位別や他の肉の種類と比較し、栄養素やダイエット効果を紹介します。ラム肉のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法に加えてレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
②タンパク質
タンパク質は筋肉やホルモン、免疫物質など肉体を構成するのに必要不可欠な栄養素です。ラム肉には体を作るために必要なタンパク質の中でも、体内で作ることのできない必須アミノ酸を豊富に含んでいます。その例としては、アレルギーを和らげるメチオニンや免疫力を上げるリシン、食欲を抑える働きのあるフェニルアラニンなどが挙げられます。(※2)
③ビタミンB1
ラム肉に含まれているビタミンB1は、摂取した糖質などの栄養を効率よくエネルギーに変える働きがあります。そのため脂肪が蓄積されるのを防ぐことができ、肥満予防やダイエット効果にもつながります。その他に皮膚や粘膜を健康に保つ働きもあり、積極的にとりたい栄養素です。(※3)
石川桃子
管理栄養士
ビタミンB1は水溶性のビタミンですので、調理方法に注意しましょう。流水に晒す時間が長かったり、茹でたりしてしまうと一緒に栄養が流れてしまいます。蒸し、焼きなどを上手く使い調理することをおすすめします。
④不飽和脂肪酸
油脂の種類には体に良い油と悪い油の2種類があり、不飽和脂肪酸は体に良いとされる方の油脂です。不飽和脂肪酸は植物油や魚類に多く含まれる脂肪分で、ラム肉にはオレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれています。これらの脂肪酸は悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化を防いで血圧を正常に保つ働きがあります。(※4)
(*ラム肉の栄養価や効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ラム肉のダイエット向けにカロリーオフする方法は?
牛や豚などの食肉と比べ比較的カロリーの低いラム肉ですが、さらにカロリーオフする方法はあるのでしょうか?ここではラム肉をよりダイエット向けにカロリーオフする方法を紹介します。
①タレをつけ過ぎない
いくらヘルシーなラム肉とはいえ、たっぷりとたれをつけてしまってはたれのカロリーでダイエット効果が薄れてしまいます。味が濃くなり塩分の摂りすぎにもつながるので、ほどほどにつけるようにしましょう。
石川桃子
管理栄養士
市販の焼肉のタレなどは特に糖質が多く含まれています。レモン汁や塩などでさっぱり食べることでラム肉のいいところを消さずに済むため味付けには気をつけましょう。
②ももの部位を選ぶ
ラム肉のももの部分は特にカロリーが低い部位になります。モモの部位は脂肪がありながらもあっさりとしていて、煮込み料理に適しています。その他にもハーブで焼いたり串焼きにしたりなど、どんな調理法でも美味しく食べられます。
③脂身をカットする
さらにヘルシーさを追求するならば、ラム肉の脂身部分をカットして調理する方法があります。ラム肉の脂身は和牛の脂身とは違い、網目状にはなっていないため簡単に切り落とすことができます。脂身を切り落とすことで大幅にカロリーを抑えることが可能です。