酒粕のカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの取り入れ方など紹介!
【管理栄養士監修】酒粕のカロリー・糖質量を知っていますか?酒粕は栄養の宝庫ですが、今回は酒粕のカロリー・糖質量を甘酒と比較しながら紹介します。酒粕のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの取り入れ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
竹本友里恵
管理栄養士
酒粕は発酵食品なので栄養価が高く、飲む美容液とも言われています。コウジ酸やフェルラ酸にはシミの原因となるメラニンの生成を抑え、グルコシルセラミドには肌のキメを整えて、潤いを保ちます。
(*酒粕の栄養素や効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
酒粕のダイエット向けの取り入れ方は?
酒粕には色々な効果が期待できることが分かりましたが、ダイエットに向いている取り入れ方はどのようにすればいいのでしょう。
①甘酒にする場合などは砂糖無しで作る
甘酒に使われる酒粕一人分はおよそ30g・83kcalと、決してカロリーは高くありません。しかし、そこに砂糖を大さじ1加えれば、砂糖のカロリー35kcalが上乗せされ、甘酒のカロリーは118kcalになります。甘くなくても大丈夫という人は、砂糖無しで作るか、砂糖の量を控えめにすればカロリーを抑えることができます。
②1日50g程度に抑える
酒粕をたくさん使用した場合でも、出来上がった料理を人数分で割って食べることになります。一般的なメニューにおいては、一人の食事量に含まれる酒粕の量は50g程度で、そう多くは入っていません。
厳重にカロリーを警戒する必要はないですが、食べすぎは注意するように心がけましょう。酒粕の摂取量は50g、多くても100gまでを一日の摂取の目安量としてください。
③組み合わせる食材のカロリーも計算に入れる
酒粕を料理に使う場合、他の食材のカロリーが高いと、カロリー過多になります。酒粕の摂取量を意識しながら、組み合わせる食材のカロリーも計算に入れましょう。一食分の食事量として考え、カロリーオーバーしないように気を付けてください。
低カロリーの食材を取り入れたり、酒粕の風味を十分に生かし調味料を控えめにする方法も、カロリーカットするには有効です。
(*酒粕のダイエット効果や痩せる食べ方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
酒粕を食べる際の注意点は?
酒粕の栄養価を知り、積極的に食事に取り入れようとする際は、どんなことに注意すればよいのでしょう。酒粕を食べる際の注意点について詳しく紹介します。
①アルコールの過剰摂取
酒粕の成分にはアルコールが含まれていて、加熱調理でアルコールをとばすことは出来ますが、完全でない場合があります。体質的にアルコールを受け付けない人や、車を運転する前に酒粕の料理を食するということは、少量でもやめておきましょう。