牛バラのカロリー・糖質は?脂質が高い?栄養素やダイエット効果なども紹介!

【管理栄養士監修】牛バラのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、牛バラのカロリー・糖質量を<産地別・牛肉の部位別・豚バラ>と比較し、栄養素やダイエット効果を紹介します。牛バラのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方に加えてレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 永倉沙織
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管理栄養士としてサプリメント会社に年勤務。その後、サプリメント アドバイザーを取得してフリーランスとして活動を開始。美容・健康メディアの掲載記事・...
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管理栄養士としてサプリメント会社に3年勤務。その後、サプリメント アドバイザーを取得してフリーランスとして活動を開始。美容・健康メディアの掲載記事・食事アドバイス&サプリメントプログラム監修など行なっています。 現在は無理な食事制限や偏った食生活に警鐘を鳴らし、食べることでカラダの調子を整え美しく健康的なカラダ作りの方法を伝えています。膨大な美容・健康情報から正しい選択と自分に合った方法を見つけていただきたいです。

目次

  1. 牛バラのカロリー・糖質は?
  2. 牛バラのカロリー・糖質を国産と外国産で比較
  3. 牛バラのカロリー・糖質量を他の牛肉の部位と比較
  4. 牛バラのカロリー・糖質を豚バラと比較
  5. 牛バラ(100g)のカロリーを消費するのに必要な運動量
  6. 牛バラの栄養素は?ダイエット効果ある?
  7. ①タンパク質
  8. ②ビタミンB12
  9. ③ナイアシン
  10. ④鉄分
  11. ⑤亜鉛
  12. 牛バラのダイエット向きの太りにくい食べ方は?
  13. ①よく噛んで食べる
  14. ②ご飯と一緒に食べない
  15. ③野菜を先に食べる
  16. ④調味料に気を付ける
  17. 牛バラ肉を使ったダイエット向きレシピ
  18. ①牛バラと白菜の煮物
  19. ②牛バラのレモン醤油漬け
  20. ③牛バラのサラダ
  21. 牛バラのカロリーに注意して食べよう

牛バラに含まれる栄養素には、ダイエット効果はあるのでしょうか。ここからは、牛バラの栄養素とダイエット効果について解説します。

①タンパク質

牛肉に含まれるタンパク質には、脂肪を分解する酵素の働きを促進して、体内の脂肪を燃焼する作用があります。また、筋肉量を増やして基礎代謝を上げることで、体に脂肪が付きにくくする効果も期待できます。運動と合わせて牛バラを食べてタンパク質を摂取することで、より体に筋肉がつきやすくなるでしょう。(※2)

②ビタミンB12

ビタミンB群には、食物の糖質や脂質を分解して代謝を促進し、新陳代謝を促す効果があります。牛肉に含まれるビタミンB12もビタミンB群の1種で、新陳代謝を助けるほか、タンパク質の合成や造血作用があることが特徴です。牛バラは特に貧血気味の方におすすめの食材で、ダイエット中の方も代謝の向上などによって痩せやすくなる効果が期待できます。(※3)

③ナイアシン

ナイアシンは、摂取した食物の栄養をエネルギー源に変換するのに重要な役割をもつビタミンです。ナイアシンが不足すると脂質や糖質の分解が正常に行われず、ダイエットに支障をきたす恐れがあります。

また、ナイアシンには体内の臓器や皮膚の粘膜を正常に保ち、コレステロールを下げる働きもあります。ナイアシンは、体の内側から美しく痩せるために重要な栄養素だと言えるでしょう。(※4)

④鉄分

牛バラに多く含まれている鉄分は、全身に酸素を運ぶ働きをしている赤血球の色素である、ヘモグロビンの生成に必須の栄養素です。鉄分は筋肉に酸素を巡らせるミオグロビンの材料でもあるため、鉄分が不足すると全身に酸素がいきわたらず疲労感や貧血、体の冷えなどの症状が現れることがあります。

鉄分を摂取することでヘモグロビンやミオグロビンの働きが活発化し、全身に酸素が巡って代謝が上がり、痩せやすい体質に近づけるでしょう。(※5)

⑤亜鉛

亜鉛はミネラル成分の1種で、タンパク質やDNAの合成のほか、骨や肝臓などの細胞を生成するために必要とされる栄養素です。亜鉛にはエネルギー代謝や新陳代謝を助ける働きがあり、基礎代謝を高めて太りにくく痩せやすい体質へと導きます。

亜鉛は汗に含まれる量が多く、汗をかくことで体外へ流れ出る性質があります。そのため、日常的に運動をする方や汗をかきやすい方は、積極的に亜鉛を摂取するようにしてください。(※6)

(*牛肉の栄養や効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

牛肉の栄養素や効能は?タンパク質が豊富な部位は?成分が摂れる調理法・レシピなど紹介!

永倉沙織

管理栄養士

牛肉はタンパク質が多く取れるだけでなく、スタミナもつきます。ただ、脂が多いのでダイエットなど気にされている方には食べる量や調理法を工夫しましょう。

牛バラのダイエット向きの太りにくい食べ方は?

牛バラは脂質やカロリーが高いためダイエット中は敬遠されがちな食肉ですが、食べ方を工夫することで太りにくくなります。ここからは、牛バラの太りにくい食べ方について解説します。

①よく噛んで食べる

よく噛まずに食べると、満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまい太る原因にもつながります。よく噛んでゆっくり時間をかけて食事をすると、満腹中枢に働きかけるヒスタミンやセロトニン、食欲を抑制するレプチンと呼ばれる物質が分泌されます。その結果、食事の早い段階で満腹感が得られ、少ない量の牛バラ肉でも満足することができるというメカニズムです。

脂質が高い牛バラは、食べ過ぎるとカロリーの摂り過ぎで太る可能性もあるため、食べ過ぎを防ぐために少量の牛バラを十分に噛んで食べると良いでしょう。(※7)

②ご飯と一緒に食べない

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