ホルモンの部位別のカロリー一覧表【低い順】ダイエット効果や太りにくい食べ方のコツを紹介!
【管理栄養士監修】ホルモンのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、ホルモンの種類別のカロリー・糖質や、カロリーの低い順のランキング一覧表に加えて、栄養素やダイエット効果を紹介します。ホルモンのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
- ホルモン部位別のカロリー一覧表【低い順】
- ①センマイ
- ②コブクロ
- ③レバー
- ④ハツ
- ⑤シマチョウ
- ⑥ミノ
- ⑦ハチノス
- ⑧カシラ
- ⑨マルチョウ
- ⑩ギアラ
- ⑪ハラミ
- ⑫タン
- ホルモン(100g)のカロリーを消費するのに必要な運動量は?
- ホルモンの栄養素は?ダイエット効果ある?
- ①チロシン
- ②カルニチン
- ③ビタミンB1
- ④ビタミンB2
- ⑤鉄分
- ⑥コラーゲン
- ホルモンの部位によっては脂肪が低い
- ホルモンのダイエット向けにカロリーオフする方法は?
- ①タレを使わないで塩コショウ・レモン汁で食べる
- ②なるべく網焼きのホルモンを食べる
- ホルモンの太りにくい食べ方は?
- ①夜に食べない
- ②お酒を飲み過ぎない
- ③野菜を最初に食べる
- ④よく噛んで食べる
- ホルモンのカロリーに注意して食べよう
カロリー | 糖質 | 1日のカロリー摂取量に占める割合 |
329kcal | 0g | 15% |
ギアラは、牛の4番目の胃袋の肉のことをいいます。赤センマイやアボミとも呼ばれ、歯ごたえがあり濃厚な味が特徴です。胃袋の中では最も脂肪が多いため、ハチノスやミノなどに比べるとカロリーもかなり高めです。
⑪ハラミ
カロリー | 糖質 | 1日のカロリー摂取量に占める割合 | |
牛ハラミ | 344kcal | 0g | 15% |
豚ハラミ | 329kcal | 0g | 15% |
ハラミは肉のイメージを持たれることが多いですが、横隔膜にあたる部位なので広義のホルモンです。横隔膜は肺を動かすための筋肉が発達している部位で、硬くはなく食べやすい食感が人気です。糖質は含まれませんが、脂肪が多めのためカロリーは高い傾向にあります。タンやハツとまとめて、赤身系ホルモンと呼ばれることもあります。
⑫タン
カロリー | 糖質 | 1日のカロリー摂取量に占める割合 | |
牛タン | 269kcal | 0.1g | 12% |
豚タン | 221kcal | 0.1g | 10% |
タンとは、舌にあたる肉です。くせがなくジューシーな口当たりなので、焼肉店では最初に注文する人も多いホルモンです。煮込み料理とも相性が良いものの、脂肪が多く、若干糖質も含まれるので食べ過ぎには注意してください。
ホルモン(100g)のカロリーを消費するのに必要な運動量は?
運動方法 | 時間 |
ウォーキング | 75分 |
ジョギング | 45分 |
自転車 | 29分 |
ストレッチ | 90分 |
階段登り | 25分 |
掃除機かけ | 65分 |
ホルモンは部位によってカロリーのばらつきがありますが、ここでは最も中央値に近いハチノス100gに相当する200kcalを消費するための運動量を計算しています。運動の種類によっては200kcalの消費に1時間以上かかるので、ホルモンの選び方によっては太る原因になる可能性があるでしょう。
ホルモンの栄養素は?ダイエット効果ある?
ホルモンは様々な種類があることをここまで紹介しましたが、含まれている栄養素も部位により特徴があります。ここでは、ホルモンに含まれる主な栄養素と効能のほか、特に含有量が多い部位について説明します。
①チロシン
チロシンはアミノ酸の一種で、必須アミノ酸のフェニルアラニンからも生成されます。特に多いのは、チーズなどの乳製品や納豆のような大豆製品ですが、ホルモンにも含まれます。主に神経に関与が深いアミノ酸で、ノルアドレナリンやドーパミンなどの神経の働きを司る物質の生成に携わっているのが特徴です。
そのほかにもチロシンは甲状腺ホルモンの材料でもあるため、自律神経や代謝にも関与しています。不足すると集中力が落ちてストレスが溜まりやすくなり、うつ症状を引き起こす可能性もあるので適度な摂取をしてください。