ホルモンの部位別のカロリー一覧表【低い順】ダイエット効果や太りにくい食べ方のコツを紹介!

【管理栄養士監修】ホルモンのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、ホルモンの種類別のカロリー・糖質や、カロリーの低い順のランキング一覧表に加えて、栄養素やダイエット効果を紹介します。ホルモンのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法も紹介するので、参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 林輝美
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管理栄養士/学校卒業後、保育園栄養士の経験を経て管理栄養士を取得。現在はフリーランスとして活動中。「人生を彩ある色にするために」を軸として、私が想う健康で食を通して...
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管理栄養士/学校卒業後、保育園栄養士の経験を経て管理栄養士を取得。現在はフリーランスとして活動中。「人生を彩ある色にするために」を軸として、私が想う健康で食を通して、心と体を結ぶ細胞美人になれるようにサポートをしています。DAISY-COMMUNEとしてファスティングサポート、遺伝子検査のカウンセリング、料理代行などを主宰しています。心と体にストレスをかけない食事法で、今よりももっとカラフルな色の人生に一緒に近づきましょう。

目次

  1. ホルモン部位別のカロリー一覧表【低い順】
  2. ①センマイ
  3. ②コブクロ
  4. ③レバー
  5. ④ハツ
  6. ⑤シマチョウ
  7. ⑥ミノ
  8. ⑦ハチノス
  9. ⑧カシラ
  10. ⑨マルチョウ
  11. ⑩ギアラ
  12. ⑪ハラミ
  13. ⑫タン
  14. ホルモン(100g)のカロリーを消費するのに必要な運動量は?
  15. ホルモンの栄養素は?ダイエット効果ある?
  16. ①チロシン
  17. ②カルニチン
  18. ③ビタミンB1
  19. ④ビタミンB2
  20. ⑤鉄分
  21. ⑥コラーゲン
  22. ホルモンの部位によっては脂肪が低い
  23. ホルモンのダイエット向けにカロリーオフする方法は?
  24. ①タレを使わないで塩コショウ・レモン汁で食べる
  25. ②なるべく網焼きのホルモンを食べる
  26. ホルモンの太りにくい食べ方は?
  27. ①夜に食べない
  28. ②お酒を飲み過ぎない
  29. ③野菜を最初に食べる
  30. ④よく噛んで食べる
  31. ホルモンのカロリーに注意して食べよう

②カルニチン

カルニチンはアミノ酸の一種で、赤身系の肉や鶏肉などに多く含まれており、人の体内でも肝臓でも生成されています。脂肪の燃焼を促してエネルギーに変える効果があり、疲労感の緩和にもかかわる栄養素です。食事制限をするダイエット中の人や、アスリートのような体をよく動かす人は、不足することがあるので適宜補う必要があります。

③ビタミンB1

ビタミンB1は水溶性ビタミンの1つで、疲労回復のビタミンとして知られており、糖質からエネルギーを作り出して神経や筋肉の健康を保つ働きがあります。ビタミンB1が欠乏すると、食欲不振や疲労感が起こることがあり、ひどくなると脚気という病気の原因にもなります。ホルモンの中では、とりわけタンやハツにビタミンB1が多く含まれいるのが特徴です。

特に糖質の代謝に深くかかわっているビタミンなので、糖質の摂取量が多い人は意識的に摂取すると太りにくくなる効果も期待できるでしょう。(※2)

④ビタミンB2

ビタミンB2は、糖質・脂肪・タンパク質を効率的にエネルギーに変換する役割を持つビタミンです。また、皮膚や髪などの細胞の再生にも関わっているため、美容のビタミンとも呼ばれます。不足すると貧血や肌荒れの原因になるため、女性は積極的に摂るようにした方が良いでしょう。なお、ビタミンB2はタンやレバーに多く含まれています。(※3)

⑤鉄分

鉄分は、主に赤血球の材料となり、体内に酸素を巡らせる働きをする栄養素です。栄養素の中でも欠乏しやすい傾向があり、不足すると貧血や動悸などの身体的症状や、倦怠感や抑うつ感に表れることがあります。鉄分はタンやレバーに多く含まれており、タンパク質やビタミンCと摂ると吸収されやすいのが特徴です。(※4)

林輝美

管理栄養士

特にレバーには、ヘモグロビンに鉄を渡す働きをする銅も含まれています。銅が不足することにより、貯蔵鉄が引き出せなくなり、鉄が不足します。レバーは、貧血の予防にも治療にもなる食材です。

⑥コラーゲン

コラーゲンはタンパク質の1種で美容に役立つ成分と言われ、肌や髪などのハリを保つ働きをするほか、血液や骨の生成にも関わります。コラーゲンは体内でも作られますが、加齢とともに不足がちになり、肌のたるみやシワの原因になります。

ホルモンではマルチョウやハチノスに多く含まれており、ビタミンCを一緒に摂ると効率的に吸収されるのが特徴です。ホルモンを食べる時は、ビタミンCを含むレモン汁を掛けるなどの工夫すると良いでしょう。

ホルモンの部位によっては脂肪が低い

ホルモンは脂肪が多いイメージを持つ方もいるかもしれませんが、以下のように脂肪が高い部位もあれば脂肪が低い部位もあります。

【脂肪が高い部位】
・タン
・ハラミ
・ギアラ
・マルチョウ


【脂肪が低い部位】
・センマイ
・ハツ
・ミノ


ギアラやタンはジューシーさが魅力の部位である反面、脂肪が多くカロリーも高いので、ダイエット中は食べ過ぎに注意が必要です。脂肪が多めの部位を完全に我慢する必要はありませんが、低脂肪・低カロリーの部位も適度に摂り入れることで、カロリーオーバーを防ぐことができるでしょう。

ホルモンのダイエット向けにカロリーオフする方法は?

ダイエット中でも、焼肉を食べたくなったり、焼肉屋に誘われたりすることはあるかもしれません。ここでは、そのような時に役立つホルモンをダイエット向けにカロリーオフする方法を紹介します。

①タレを使わないで塩コショウ・レモン汁で食べる

100gあたり カロリー 糖質
塩コショウ 86kcal 15g
レモン汁 26kcal 8.6g
焼肉のたれ 169kcal 32.7g


上記は焼肉の調味料のカロリー・糖質を比較したものですが、ダイエット中はタレを使わないで塩コショウ・レモン汁で食べるのがおすすめです。焼肉のタレには砂糖が使われていることが多く、その濃い味付けはご飯にもよく合うため、必要以上にご飯を食べてしまう場合もあるかもしれません。

また、焼肉のタレは塩コショウやレモン汁に比べると使う量も多くなりがちで、つぎ足すことで使用量が増えても気づきづらい点もデメリットです。塩コショウを使う場合は、良質な塩やコショウを使ってみると、味や香りが良くなってより満足感が高まるでしょう。

②なるべく網焼きのホルモンを食べる

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