おからパウダーダイエットの効果・やり方は?デメリットはある?痩せた口コミやレシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】おからパウダーダイエットを知っていますか?本当に効果はあるのでしょうか?今回は、おからパウダーにあるダイエットへの効果・効能や、食べる〈タイミング・量〉などやり方を〈痩せた・失敗した〉口コミとともに紹介します。おからパウダーダイエット向きの市販商品のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- おからパウダーダイエットとは?痩せる?
- おからパウダーのカロリー・糖質から見てみよう
- おからパウダーのダイエット効果・効能は?
- ①食物繊維が多く血糖値の上昇を抑える
- ②満腹感がある
- ③便秘を改善する
- ④植物性タンパク質が摂取できる
- ⑤糖質の摂取量を減らせる
- ⑥体脂肪を減少させる
- おからパウダーダイエットのやり方は?
- 食前におからパウダーを大さじ1杯~2杯食べる
- 料理・飲み物にかけるだけでもOK
- おからパウダーの種類の選び方
- おからパウダーダイエットをやる際の注意点・デメリットは?
- ①食べ過ぎると下痢・便秘になることがある
- ②大豆アレルギーの人は食べるのを避ける
- ③油・塩分を多く吸ってしまうことがある
- おからパウダーダイエットの効果はいつからある?ない?【口コミ】
- おからパウダーダイエットで痩せた人の口コミ
- おからパウダーダイエットで痩せない・失敗した人の口コミ
- おからパウダーのダイエット向きレシピ
- ①おからパウダーコーヒー
- ②おからヨーグルト
- ③きなこおから蒸しパン
- ④卯の花
- ⑤おからパウダー入りホットケーキ
- ⑥おからのポテトサラダ風
- ⑦おからパウダーのスノーボール
- おからパウダーダイエットで痩せよう
おからパウダーダイエットとは?痩せる?
タンパク質と食物繊維は効率的なダイエットに役立つ成分ですが、おからパウダーはその両方が含まれているため、ダイエットにも役立ちそうです。ここでは、おからパウダーダイエットとは何か、本当に痩せるのかについて説明します。
おからパウダーのカロリー・糖質から見てみよう
100gあたり | カロリー | 糖質 |
おからパウダー | 421kcal | 8.7g |
大豆粉 | 465kcal | 15.4g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
大豆粉は生大豆から皮を取り除き、乾燥させて粉末状にしたもので、一方のおからパウダーは、豆腐の製造工程で大豆から豆乳を作る時の絞り粕である、おからを乾燥させた物です。大豆を丸ごと使った大豆粉に比べると、おからパウダーはカロリーも糖質も低いのでダイエットには適しています。
おからパウダーのダイエット効果・効能は?
大豆からできているおからパウダーにはどのようなダイエット効果があるのでしょうか。ここでは、おからパウダーのダイエット効果について詳しく説明します。
①食物繊維が多く血糖値の上昇を抑える
おからパウダーには豊富な食物繊維が含まれており、摂取することで血糖値の急上昇を抑えることができます。食事によって血糖値が上がると脂肪の蓄積を促進するインスリンが分泌され、太りやすくなるものですが、おからパウダーを摂取するとインスリンの分泌も抑制されて太るのを防げます。(※2、3)
竹本友里恵
管理栄養士
おからに多く含まれる不溶性食物繊維は、便の量を増やす事で腸の蠕動運動を活発化させ、排便を促します。食物繊維が不足すると、発ガン物質を含む便が腸管内に滞在する事になるため、大腸がんを引き起こす恐れがあります。不溶性食物繊維と水溶性食物繊維は、2:1の割合で摂取するのが理想的です。現代の日本人は不溶性食物繊維の割合が高くなりがちなので、水溶性もバランスよく摂るようにしましょう。
②満腹感がある
おからパウダーに豊富に含まれる不溶性食物繊維は、水分を吸収する性質を持ちます。おからパウダーは水分を含むと胃の中で5倍の量にまで膨らむと言われており、満腹感の向上に役立ちます。ダイエット中は、食事の前におからパウダーを食べておくと少量の食事でも満足しやすくなるでしょう。
③便秘を改善する
おからパウダーに含まれる食物繊維は、腸内環境を整えるうえでとても大切な栄養素です。便秘が続くと代謝が低下して太りやすくなるので、おからパウダーなどから食物繊維を摂取して便秘を解消することが大切です。(※3)
なお、女性は生理前にホルモンバランスが乱れて便秘になるケースが多いですが、大豆イソフラボンが女性ホルモンであるエストロゲンと同様の働きをするため症状の軽減に役立ちます。
竹本友里恵
管理栄養士
おからは大豆の水分を抜いた物なので、パサパサとしていて見た目が良くなく、廃棄されてきた食材ですが、実はとても栄養が詰まっています。特に、大豆イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをするため、肌や身体のトラブルを予防します。加齢と共に女性ホルモンは減少してしまうので、積極的に摂取するようにしましょう。
④植物性タンパク質が摂取できる
太らないためには基礎代謝を上げることも大切ですが、その際に欠かせない栄養素がタンパク質です。大豆が原料であるおからパウダーには植物性タンパク質が豊富に含まれており、筋肉の維持や増強に役立ちます。筋肉がつくことでエネルギー消費量が増えるため、普段通りの生活でも痩せやすくなるでしょう。
なお、タンパク質を摂取するとともに筋肉を鍛える運動を取り入れると、よりダイエットに効果的です。(※4、5)