みかんダイエットの効果・やり方は?痩せた人の口コミやレシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】みかんダイエットを知っていますか?本当に効果はあるのでしょうか?今回は、みかんダイエットの効果効能や、やり方のポイントなどを口コミ調査とともに紹介します。みかんダイエットの注意点やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- みかんダイエットとは?
- みかんのカロリー・糖質は高い?太る?
- みかんにあるダイエット効果・効能は?
- ①シネフリン:脂肪を燃焼する
- ②食物繊維:便秘を解消する
- ③ペクチン:脂肪の吸収を抑制する
- ④クエン酸:新陳代謝を上げる
- ⑤リモネン:内臓脂肪を燃焼する
- みかんダイエットのやり方は?1日何個?
- 1日に3個食べる
- 食事の前に食べる
- みかんの白い筋や皮も食べる
- 焼きみかんにしても効果的
- みかんダイエットの効果はいつからある?ない?【口コミ調査】
- みかんダイエットで痩せた人の口コミ
- みかんダイエットの効果がない人の口コミ
- みかんダイエットを行う際の注意点
- ①1食分をみかんだけに置き換えない
- ②長期間続ける
- ③缶詰のみかんは食べない
- ④寝る前に食べない
- ⑤食べ過ぎない
- みかんを使ったレシピのおすすめ
- ①みかん酢
- ②みかんの皮のマーマーレード
- ③みかん寒天
- ④みかんで作るオランジェット
- ⑤みかんとにんじんのドレッシング
- ⑥みかんの万能調味料
- ⑦陳皮
- ⑧みかんとにんじんのホットスムージー
- みかんダイエットで痩せよう
みかんダイエットとは?
みかんダイエットはいつもの食事にみかんを取り入れるだけの簡単なダイエット方法です。みかんには栄養素が豊富ですが、糖分も多いので正しい取り入れ方をしなければ、逆効果になることもあります。そこでみかんダイエットについて詳しく調べてみましょう。
みかんのカロリー・糖質は高い?太る?
カロリー | 糖質 | |
みかん(1個:75g) | 34kcal | 8.3g |
みかんの缶詰(1缶:255g) | 163kcal | 37.7g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
これはみかんMサイズのもの1個あたりと缶詰のみかん1缶あたりのカロリーと糖質のデータです。他の果物と比較してみると、バナナ1本あたりのカロリーは77kcal、糖質は19.3g、りんご1個のカロリーは138kcal、糖質は33.4gになるので、みかんは決してカロリーも糖質も高いとは言えません。ただし、食べすぎれば当然太ります。
しかし同じみかんでも缶詰のカロリーと糖質は、共にかなり高くなります。その理由は、缶詰の場合みかんを甘いシロップで煮ているためで、ダイエット中にはおすすめできません。
竹本友里恵
管理栄養士
フルーツは甘いのでダイエットに向いてない・太ると思われがちですが、厚生労働省は果物を1日200g以上摂取する事を推進しているので問題はありません。フルーツに含まれる果糖は血糖値が急上昇しやすいので、1回に食べる量を調整するようにしましょう。食物繊維が多く抗酸化成分も含まれているので、砂糖より果物の果糖の方が身体にも良いです。
みかんにあるダイエット効果・効能は?
みかんにはビタミンをはじめ、多くの体に良いと言われる栄養素を含んでいますが、その中でダイエットに効果・効能のあるものについて詳しく説明します。
①シネフリン:脂肪を燃焼する
シネフリンは柑橘系の果物の外皮に含まれる成分で、ダイエットサプリにも使われるほど、効果があります。その効能は脂肪の分解や代謝の促進で、脂肪を燃焼してくれることから、ダイエット中の方には積極的に取りたい成分の一つです。シネフリンはその他にも免疫力を高める効果も期待できますので、風邪やアレルギーなどの病気予防にもなるといわれています。
また、シネフリンは完熟前の青いみかんの方が普通のみかんより豊富に含まれていますので、より高い効果を得たい場合は無農薬の青いものを探してください。
②食物繊維:便秘を解消する
みかんに含まれる食物繊維は水溶性と不溶性の2種類が両方含まれており、これをバランス良く摂取することで便秘を解消します。水溶性の食物繊維には便を柔らかくし、便通をスムーズにする効果が、不溶性の食物繊維には腸壁を刺激して蠕動運動を活発にし便意を促す効果があります。
この2種類の食物繊維を両方含む食材は少なく、同時に摂取できるみかんは、便秘の解消に非常に効果が高い食べ物です。便秘が解消されることによって、デトックス効果が高まり、代謝が上がるので、ダイエットにも効果があるといわれます。(※2)
③ペクチン:脂肪の吸収を抑制する
ペクチンは水溶性の食物繊維の一つで、排便を促進する効果のほかに、脂肪の吸収を抑制し、コレステロールの吸着して排出する働きもあります。ダイエット中の方だけでなく、中性脂肪やコレステロールの気になる方には嬉しい栄養素です。ペクチンはみかんの内皮に多く含まれていますので、この効果を得たいなら、みかんの皮の白い部分を積極的に食べましょう。(※3)
④クエン酸:新陳代謝を上げる
クエン酸はみかんの酸っぱい成分ですが、体内の糖分を素早く分解して燃焼してくれる効果があります。また、新陳代謝を促進する効果も期待できるため、痩せやすい体を作ってくれます。クエン酸にはこのほか、疲労回復効果も見込めるので、ジムなどで運動した後や、夏バテ時に積極的に取るようにしてください。
⑤リモネン:内臓脂肪を燃焼する
リモネンもシネフリンと同様、柑橘系の果物の皮に含まれる成分で、すっきりとしたいい香りのためリラックス効果が高く、アロマオイルにも使われます。ダイエットにも効果的で、代謝アップやコレステロール、内臓脂肪の減少などが期待できます。また、リモネンの香りは交感神経を活発にすることから、食欲を抑えるのにも効果的です。