生姜の栄養素と効能は?加熱OK?成分を逃さない食べ方・レシピも紹介!
【管理栄養士監修】生姜に含まれる栄養素を知っていますか?今回は、生姜の栄養成分・効能に加え、栄養成分を逃さない食べ方・レシピを紹介します。そのままの状態の生・加熱の生姜や生姜チューブとの栄養価の違いも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
③シネオール
生姜の独特の香りは̪シネオールと言う成分です。疲労回復や食欲を促進する効能があり、夏バテにもピッタリな成分です。肉や魚のにおい消しにもなるのに加えて、解毒作用や消炎作用があります。
生姜の栄養成分を逃さない食べ方は?生姜チューブでもOK?
体に良い効果のある生姜の成分ですが、できるだけ逃がさないように食べたいですね。どのようにして食べるのが有効でしょうか。また、手ごろな生姜チューブでも代用可能かについても見ていきましょう。
生姜の皮は薄く剥く
生姜の皮は薄く剥くのが良いとされています。辛味成分や香り成分は皮の周辺にたくさん集まっていて、厚く剥いてしまうとその成分までも大きく減ってしまいます。生姜の皮は汚れがついている場所や厚くなっている場所だけにして、できるだけそのまま使うようにしましょう。皮を剥くときはスプーンで削るようにすると皮だけが薄くはがれてきます。
(*生姜の皮の栄養素や効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
生姜チューブではなく生のしょうがを調理する
香りの成分であるシネオールは生姜を切ることであっという間になくなってしまいます。できるだけチューブよりも生の生姜を使用しましょう。薬味としてすりおろすときも、食べる直前で小さいおろし金ですりおろした方が効果的です。
片村優美
管理栄養士
価格を見てチューブの生姜を選んでしまいがちですが、健康効果を高めたいのであれば生の生姜がおすすめです。皮を剥きやすいように、形のよいものを選びましょう。
(*生姜チューブでも効果があるかについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
生姜の栄養効率を高める食べ方・レシピは?
生姜の栄養効果をできるだけ高めて食べるのはどのレシピが良いでしょうか。風邪などにも生姜の成分は効果的なので、突然の体の不調にも対応できるように常備しておきたいレシピもあります。冬の寒さや夏バテに効果的な食べ方は以下のレシピを参考にしてくださいね。
①生姜のはちみつ漬け
甘い蜂蜜と一緒に生姜を食べることで、辛味を緩和させる効果があるほか、そのまま食べたり飲んだりといろいろな使い方ができます。蜂蜜は砂糖よりもカロリーが低く、胃腸が弱っているときに食べると効果的です。二日酔いの時にもおすすめです。