こごみの栄養は?効果・効能は?成分を逃さない食べ方や食べ過ぎの注意点など紹介!
【管理栄養士監修】こごみの栄養について知っていますか?今回は、こごみの栄養や効果・効能に加えて、成分を効果的に摂取する方法に加えて、活用レシピも紹介します。こごみの旬の時期や新鮮な選び方や、カロリーの他に、食べる際の注意点も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
広瀬陽香
管理栄養士
ビタミンCは水に溶けやすいこともそうですが、熱に弱いという特徴を持っています。3分以上茹でるとビタミンC量は半減すると言われているため、必要以上に茹でないことが大切です。
こごみの食べる際の注意点は?食べ過ぎ注意?
栄養成分が豊富なこごみは食べることで健康効果が期待されますが、いくつか食べる際には注意点があります。ここでは、こごみの食べる際の注意点と、食べ過ぎた場合の危険性について紹介します。
①食べ過ぎるとアレルギー反応が出る可能性がある
こごみは食べ過ぎたり生食をしたりすることでアレルゲンとなり、アレルギー反応や中毒症状が出る可能性があります。ただし、こごみのアレルギーや毒性に関する情報はあまり多くなく、どの程度の量であれば安全課は明確になっていません。旬の時期のこごみは美味しいですが、食べ過ぎないことを意識しましょう。
なお、こごみを食べてから1~2時間経過した後に腹痛や下痢、嘔吐などの症状があらわれた場合は、アレルギーが原因と考えられます。様子を見ても治まらない場合は、病院で診察を受けることをおすすめします。
②妊婦は食べるのを避けたほうがよい
妊娠中の女性は、旬であってもこごみを食べるのを避けたほうがよいでしょう。これは、こごみによってアレルギー症状が起こり、下痢や嘔吐をしたことがきっかけで子宮収縮が起こるリスクがあるからです。子宮収縮は流産や早産につながる可能性があるので、どうしても食べたい時も少量にするなど配慮しましょう。
こごみの栄養が摂れる活用レシピ
こごみを食べるからには、その栄養素がしっかり吸収できる料理にするのがおすすめです。ここでは、こごみの栄養が摂れる調理法で作るメニューを5つ紹介します。
①こごのみのごま和え
こごみを柔らかくなるまで茹でて、しっかりと水きりにしたものをごまで和えると、風味豊かな一品となります。このレシピでは市販のごまドレッシングを使っているため、簡単にごま和えに仕上げられます。すりごまを加えると、より美味しくなるでしょう。
②こごみの天ぷら
こごみは油と一緒に摂取することで脂溶性の栄養が吸収しやすくなるので、油を使って天ぷらにして食べるのもおすすめです。このレシピでは薄力粉でてんぷら粉を作る際にマヨネーズを加え、卵を使わずに軽い仕上がりにしています。