焼き芋ダイエットは痩せる?太る?効果的なやり方・食べ方や口コミ調査を紹介!
【管理栄養士監修】焼き芋ダイエットを知っていますか?痩せる・痩せないどっちなのでしょうか?今回は、焼き芋のダイエット効果や〈量・タイミング〉など食べ方・やり方のポイントを紹介します。焼き芋ダイエットにおすすめレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
焼き芋の調理法にも太ると言われる原因がある様です。生のさつまいも自体はGI値が低いのですが、焼く事でGI値が急上昇してしまいます。GI値とは食べ物を食べたときの血糖値の上がりやすさを数値化した物ですが、この数値が高いほどインシュリンが増えやすく、脂肪が付きやすくなるといわれています。GI値だけに注目するなら、ふかし芋の方がおすすめです。(※2、3)
酒井佑佳
管理栄養士
さつまいもは生だと低GI食品ですが、焼き芋にすると高GI食品であるご飯やパンと変わらなくなってしまいます。
焼き芋のダイエット効果とは?
続いて、焼き芋のダイエット効果について見ていきましょう。カロリーが低い訳でも無く、GI値も高い焼き芋ですが、どうしてダイエットに効果があるとされるのでしょうか?
①腹持ちが良い
焼き芋は食物繊維を豊富に含んでおり、腹持ちが良い食品とされています。水溶性と不溶性の両方の食物繊維がどちらも多く含まれており、消化スピードを遅らせてくれるのでお腹がすきにくく、ついおやつを食べたくなってしまう方にもピッタリです。
また、焼き芋には「ポテトプロテイン」というタンパク質も含まれています。このポテトプロテインには満腹中枢に作用して食欲を抑えてくれる作用があるので、腹持ちも良くなります。
②便秘解消
焼き芋には水溶性と不溶性の両方の食物繊維が含まれていますが、このどちらにも便秘解消効果が期待できます。水溶性は便を柔らかくする働きがありますし、不溶性には便のかさを増やして便通を促す働きがあるからです。(※4、5)
また、焼き芋に含まれる「ヤラピン」という成分にも便秘解消効果があります。ヤラピンとはさつまいもをカットした時に現れる白い汁の正体でもあり、さつまいもにしか含まれない成分でもあります。便秘に効果があるのは、このヤラピンは加熱しても壊れず、腸の蠕動運動を促す作用があるからです。
酒井佑佳
管理栄養士
ヤラピンはさつまいもの皮あたりに多く含まれています。焼き芋は皮ごと食べるのがオススメです。
③脂肪の蓄積防止・燃焼
さつまいもに含まれる「クロロゲン酸」も、ダイエットに効果があるとされている成分です。クロロゲン酸とはさつまいもやコーヒーに多く含まれるポリフェノールの一つで、糖質の吸収を緩やかにする働きがあります。糖質の吸収を穏やかにする事で、脂肪の蓄積を防ぐ働きがありますし、脂肪燃焼効果もあるのでダイエット時にはぴったりです。
④むくみの解消
焼き芋にはカリウムが含まれており、体内のナトリウム量を調節する働きがあります。摂り過ぎた余分なナトリウムを体外に排出してくれるので水分量も調節され、効能としてむくみ解消効果が期待できます。現代人は塩分過多になりがちなので、血圧ケアなどの観点でもカリウムを摂取しておくのは有効でしょう。(※6)
(*焼き芋の栄養素・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
焼き芋ダイエット【韓国式】のやり方・食べ方ルール
焼き芋ダイエットのやり方や、食べ方のルールを見ていきましょう。注意点なども紹介しているので、ぜひ押さえておきましょう。