焼き芋(1本)のカロリー・糖質量を品種別に!ダイエット向きの食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】焼き芋のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、焼き芋(100g・1本)のカロリー・糖質量を〈紅はるか・シルクスイート〉など品種別にと比較しながら紹介します。焼き芋の栄養価・効能やダイエット向きの食べ方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
②冷やして食べる
GI値が高いためにダイエットに向かないなら、GI値を下げる工夫をしてみましょう。炭水化物をゆっくり冷やすことで、その一部を「レジスタントスターチ」という食物繊維に変えることができます。レジスタントスターチは食物繊維特性をもち消化酵素の影響を受けずに、大腸まで到達するため、血糖値を上げにくいという特徴があります。
つまりエネルギーへの変換が遅くなる=GI値が低くなるのです。しかもデンプンは短鎖脂肪酸として吸収される場合、1gあたり2kcalと普通のでんぷんの半分になります。レジスタントスターチが一番増える温度は4~5℃なので、焼き芋が熱いときは室温で冷ましてから冷蔵庫に入れてゆっくり温度を下げるだけでミラクル食物繊維に変わります。
レンジなどで再加熱するとレジスタントスターチは元のでんぷんに戻るので注意してください。(※3)
③皮ごと食べる
さつまいもの紅い皮にはアントシアニンなどのポリフェノールが、皮の付近には便秘解消に効くヤラピンが豊富に含まれています。ポリフェノールは抗酸化作用に秀でた注目成分で生活習慣病の予防・改善、老化防止など様々な効果が期待されますからこの皮を捨ててしまってはもったいないですね。
皮まで食べることで便秘解消効果も上がるので焦げ付きだけ取り除いて、皮も食べることをお勧めします。(※4)
(*焼き芋を皮ごと食べるメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④セカンドミール効果を利用する
セカンドミール効果とは1日のうち最初にとった食事が2食目の食後の血糖値の上昇に影響するという概念です。最初の食事にGI値が低い食品を摂ることで血糖値の急変を抑えインシュリンの出にくい状態を維持することができます。GI値が低い食品は空腹を感じにくくするので食事の摂取量も減らすことができるでしょう。(※5)
(*焼き芋ダイエットのやり方・食べ方や効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
焼き芋はヘルシーに食べよう
焼き芋は甘くて美味しいだけではなくひと手間かけることでダイエットの強い味方になりますね。血圧の気になる人にも有効ですから上手に利用しましょう。