夜寝る前の納豆は睡眠・ダイエットに良い?効果的な食べ方のコツなど紹介!
【管理栄養士監修】夜寝る前の納豆を食べるメリットを知っていますか?今回は、夜寝る前に納豆を食べると得られる<睡眠・ダイエット>などへの効果や、食べ方のコツや、注意点なども紹介します。納豆以外の夜寝る前におすすめの食材も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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夜寝る前の納豆がおすすめ?太ることはない?
納豆は朝食に食べるイメージが強いですが、夜の睡眠前に食べることにはメリットがあるのでしょうか?また夜に食べることで太る心配がないのか紹介します。
夜寝る前の納豆にはメリットがたくさんある
栄養豊富なため健康食品として知られる納豆は、食べる時間帯によってその効果が変わると言われています。中でも夜寝る前の時間帯に食べることで、心筋梗塞や脳梗塞を防ぐ助けとなるナットウキナーゼが最大限に働くとされるなど、夜寝る前の納豆にはたくさんのメリットがあるようです。
寝る前に納豆を食べると得られる効果は?
ここからは、夜寝る前に納豆を食べることでどのような効果が得られるかを具体的に見てみましょう。ここでは3つのメリットについて詳しく説明するので参考にしてください。
①睡眠の質を上げる
納豆に含まれるトリプトファンと呼ばれるアミノ酸には、眠気を誘う効果や睡眠の質を上げる効果があると言われています。トリプトファンは大豆製品・卵・乳製品などから摂取することができ、その効果は様々な研究によって既に証明されています。
授乳中の母親がトリプトファンを摂取することで、母乳を飲む赤ちゃんの睡眠にも良い影響があるといった研究結果も出ているそうです。(※1)
②ダイエット効果
ビタミンB群は代謝ビタミンとも称されることからも分かる通り、新陳代謝をよくする働きがありますが、納豆にもビタミンB2が多く含まれています。
ビタミンB2には脂質・糖質・タンパク質のエネルギーへの変換を促進する働きがあります。そのため、納豆を夜に食べることで食事のスムーズな代謝が促進され、痩せやすい体作りに役立つでしょう。そのほかにも、筋肉量の維持・増量に役立つタンパク質も納豆には含まれています。
さらに、納豆は1パック大体80kcal~100kcalと低カロリーでありながら満足感があることも、ダイエットの手助けになると言えるでしょう。(※2、3)
(*納豆のダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
③便秘を解消する
納豆に含まれる食物繊維の量は、食物繊維の多い野菜と言われるゴボウの2倍です。食物繊維は腸内環境を整えたり、便通を促進したりすることで便秘の解消に効果を発揮します。しかし、ひきわり納豆の場合は製造の際にあらかじめ皮を取り除いているため、他の粒納豆に比べて食物繊維の量が減ってしまうことに注意が必要です。
(*納豆の栄養素や効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
広瀬陽香
管理栄養士
納豆には、タンパク質の分解を助ける「プロテアーゼ」が含まれます。そのため食べた納豆のタンパク質の分解もともに行ってくれるため消化に負担をかけたくない就寝前でも食べるものとして適しているといえるでしょう。