夜寝る前の納豆は睡眠・ダイエットに良い?効果的な食べ方のコツなど紹介!
【管理栄養士監修】夜寝る前の納豆を食べるメリットを知っていますか?今回は、夜寝る前に納豆を食べると得られる<睡眠・ダイエット>などへの効果や、食べ方のコツや、注意点なども紹介します。納豆以外の夜寝る前におすすめの食材も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
夜寝る前の納豆の効果を高めるうえでは、どのような食べ方のコツがあるでしょうか。そのまま納豆だけで食べた方が良いのか、他の食材と一緒に食べた方が良いのかも紹介します。
①かき混ぜてから20分経ってから食べる
血液をサラサラにする効果があるナットウキナーゼは、冷たい温度ではあまり働くことができません。通常、納豆は冷蔵庫に保存するため出してすぐ食べるとナットウキナーゼの効果が十分に得られなくなってしまいます。そのため、一度取り出してかき混ぜ、20分ほど待って常温に戻してから食べることで最大限に効果が発揮されるようです。
また、タレなどを入れる前にかき混ぜておくことも大切で、かき混ぜて粘らせることによってナットウキナーゼが胃酸で分解されるのを防ぐことができます。タレを先に入れてしまうと粘らなくなってしまうので、順番にも注意してください。(※4)
②納豆にキムチなど相乗効果のある食材を混ぜて食べる
単品で納豆を食べるだけでなく、以下のような相乗効果のある様々な食材とともに食べるのもおすすめです。
・キムチ
・大根おろし
・レタス
・オリーブオイル
キムチと一緒に食べることで乳酸菌と納豆菌が合わさって腸内環境をより整えることができます。また、大根おろしのような食物繊維を多く含む食材と食べ合わせることで、満腹感が出て食べ過ぎを阻止することができるでしょう。その他にも、レタスのような食物繊維やビタミンが豊富な食材を合わせると、栄養バランスが良くなるだけでなく整腸効果も高まります。
なお、オリーブオイルは納豆独特の匂いや粘り気を弱くしてくれるため、納豆が苦手な方でも食べやすくなる方法の一つです。
(*キムチ納豆の効果について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
広瀬陽香
管理栄養士
納豆とあわせると良い食品の中には「山芋」もあげられます。山芋も、生で食べることで栄養素の分解を助ける酵素を持ちます。また山芋にはビタミンB1が比較的多く含まれています。ビタミンB1は摂取した糖質をエネルギーに変える働きをもっているため「疲労回復」につながります。納豆に豊富なビタミンB2とあわせてとりたいですね。
寝る前に納豆を食べる際の注意点は?
夜寝る前に食べる納豆には様々なメリットがありますが、注意点についても知っておくことが大切です。ここでは、夜寝る前に納豆を食べる際の注意点を紹介するので、参考にしてください。
納豆を食べ過ぎない
納豆にはダイエット効果があることについては前述しましたが、食べ過ぎればカロリーオーバーを招いて太る原因になります。また、食べ過ぎると納豆に含まれるセレンやビタミンKなどの栄養素の過剰摂取によって、脱毛や下痢、疲労感、血栓ができやすくなるなどの弊害が起きる可能性もあるようです。
ほかにも、納豆には痛風の原因となるプリン体も含まれているので、食べ過ぎが痛風の原因になる場合もあるでしょう。納豆は1日1パック程度が適量とされているので、食べ過ぎには注意しましょう。
(*夜に納豆を食べると太るかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
納豆以外の寝る前におすすめの食材は?
納豆の他にも夜寝る前に食べることがすすめられている食材がいくつかあります。納豆以外の2つの食材を見てみましょう。