フェヌグリークの効能は?育毛や母乳に効果あり?副作用や使い方についても紹介!
【管理栄養士監修】フェヌグリークはどんなスパイスか知っていますか?今回は、フェヌグリークの味わい・香りなど特徴や、効果・効能や使用する副作用など危険性についても紹介します。フェヌグリークの代用品や使い方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- フェヌグリークとは?
- フェヌグリークはインドで使われるスパイスの1種
- フェヌグリークの歴史
- フェヌグリークの味わい・香りは?苦い?
- フェヌグリークの効果・効能は?
- ①バストアップ効果
- ②育毛・育髪の効果
- ③腸を整える効果
- ④ダイエット効果
- ⑤炎症を鎮める効果
- ⑥女性特有のトラブルの緩和
- ⑦脳機能の活性化
- ⑧生活習慣病の予防
- ⑨母乳の分泌を促す効果
- フェヌグリークに副作用・危険性はない?
- フェヌグリークを長期的に過剰摂取すると副作用が起こることがある
- フェヌグリークの代用品は?
- ①シナモン・コリアンダー・バニラビーンズ
- ②ゴーヤ・バニラビーンズ
- ③カラメルソース・シナモン・生姜の搾り汁
- ④メープルシロップ
- フェヌグリークの使い方・用途例
- ①カレーのスパイス
- ②サラダや炒め物
- ③ハーブティー
- ④ベジタリアンのタンパク源
- ⑤サプリとして使われることも
- フェヌグリークを取り入れてみよう
フェヌグリークは様々な料理に活用することができますが、家にフェヌグリークが無い時は、何で代用したらよいのか困ってしまうでしょう。ここでは、フェヌグリークの代用品としておすすめの食材を、仕上がりの違いも交えて紹介します。
①シナモン・コリアンダー・バニラビーンズ
フェヌグリークは、シナモン・コリアンダー・バニラビーンズで代用することができます。フェヌグリークの甘い香りはシナモンとバニラビーンズで表現し、苦みのある味わいはコリアンダーで表現することができるのです。コリアンダーの苦みはフェヌグリークに比べて爽やかなため、フェヌグリークを使用する場合よりも食べやすい味わいに仕上げることができます。
②ゴーヤ・バニラビーンズ
苦みのある野菜の代表格とも言えるゴーヤは、フェヌグリークの代用品として使用することができます。ゴーヤはすりおろしたり、絞ったりして料理に加えましょう。ただし、ゴーヤとフェヌグリークの苦みは異なるため、料理に苦みをプラスすることはできても同じ味わいというわけではなく、ゴーヤの苦みに近い仕上がりとなります。
さらにゴーヤにはフェヌグリークのような甘い香りがないので、フェヌグリークの甘い香りを表現するためにバニラビーンズも加えると良いでしょう。
③カラメルソース・シナモン・生姜の搾り汁
砂糖を煮詰めて濃く仕上げたカラメルソースは苦みと甘い香りを持ち合わせていて、フェヌグリークの代用品として使用することができます。カラメルソースは苦みもありますが、甘みもあるため、シナモンと生姜の搾り汁も加えて甘さを抑えると良いでしょう。
カラメルソース・シナモン・生姜の搾り汁で代用した場合、フェヌグリークの苦みとは少し異なり、また、カラメルソースの量によっては甘く仕上がります。
④メープルシロップ
料理の香りづけとしてフェヌグリークを使用している料理に関しては、フェヌグリークと似た香りを持つメープルシロップで代用することができます。ただし、フェヌグリークは甘い香りでありながら甘くはないため、メープルシロップで代用することで甘い味わいに仕上がります。
(*メープルシロップについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
フェヌグリークの使い方・用途例
フェヌグリークは日本にさほど浸透していませんが、フェヌグリークを生活に取り入れてみたい方もいるでしょう。フェヌグリークはどのように使われているのでしょうか。ここでは、フェヌグリークの使い方や用途例を説明します。
①カレーのスパイス
フェヌグリークはインド料理に欠かせないスパイスで、もちろんインド料理の定番の1つであるカレーにもフェヌグリークを使用します。フェヌグリークをローストし、苦みを抑えたフェヌグリークパウダーは、日本でもカレー粉の原材料に使用されています。
②サラダや炒め物
スパイスとして使用するのはフェヌグリークの種子ですが、フェヌグリークの葉も食べることができ、インドではサラダや炒め物にフェヌグリークの葉を使用します。サラダや炒め物にすることで栄養豊富なフェヌグリークを美味しく味わうことができ、鮮やかな緑色のフェヌグリークは料理に彩りをもたらしてくれるでしょう。