ホタテは栄養豊富で低カロリー!健康効果・効能や成分が摂れる食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】ホタテに含まれる栄養素を知っていますか?ホタテにはコレステロールを下げるなど、体に良い成分が多く含まれています。今回は、ホタテの栄養成分・効能に加え、栄養素を効率的に摂れる食べ方も紹介します。食べ過ぎ・食中毒など注意点も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ホタテ貝を食べる時に、注意すべきことはあるのでしょうか?ホタテ貝の下処理の仕方や、衛生管理になどについて、まとめて説明します。
『ウロ』を取り除く
ホタテ貝は貝殻にくっついていますが、これをまず剥がします。ホタテ貝は貝柱、貝ひも、ウロ、エラ、生殖巣の5つ部分から成ります。この中で食べることができないのが、ウロとエラで、毒が入っているので必ず取り除きましょう。ウロというのはホタテの黒い部分で、エラは貝柱にくっつき、生殖巣を挟んでいる部分です。貝ひもを退けながら、外してください。
貝柱はホタテのおなじみの部分で、お刺身やソテーなど美味しく食べられます。貝ひもはコリコリとした食感が特徴で、これだけでおつまみとして売っていたりします。生殖巣はバター焼きなどで食べることがありますが、生では食中毒の恐れがあるので、食べないようにしましょう。
食べ過ぎない
ホタテはコレステロールを下げたり、疲労回復などが期待できる栄養素がたくさん含まれています。しかし、食べ過ぎると悪影響もあります。体質によってはタウリンを取りすぎると、下痢や胃腸不良が起こることもあります。
(*ホタテを食べすぎるとどうなるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
食中毒・ノロウイルスに注意する
生食のホタテは、食中毒の危険があります。それを防止するため、調理器具を清潔にしたり、手をよく洗ってから取り扱うなど、衛生面に気をつけましょう。また、生食する場合は、必ず生食用と書かれたものを選ぶようにしてください。下では、新鮮なホタテの選び方も紹介しているので、参考にしてみてはいかがでしょうか?
新鮮なホタテの選び方
ホタテを買う場合にどんなものを選ぶのが良いのでしょうか?新鮮なホタテの特徴は、下記のようなものになります。
・貝の口がしっかりと閉まっているもの
・貝殻が欠けていないもの
・貝が開いていたら、貝ひもと貝柱がしっかりくっついているもの
・貝柱だけの場合は、ツヤがあってプリッとしているもの
新鮮な状態のホタテを選んで、なるべく早めに食べるようにしてください。すぐに食べられない場合でも、2日以内には食べましょう。それ以上になる場合は、冷凍保存してください。その場合はウロとエラは外し、貝柱と貝ひもは分けて保存しましょう。
ホタテの栄養がとれるレシピのおすすめ
ホタテを購入したら、できるだけ美味しく食べたいものです。コレステロールを下げてくれるなど、体にいい効果・効能が期待できる栄養成分を無駄なく摂取するための、おすすめのレシピを紹介します。
①ホタテのバター焼き
ホタテレシピの定番中の定番のバター焼きのレシピです。貝柱だけでなく、貝ひもや生殖巣も食べることができ、バターの香りと醤油の香ばしさが美味しいです。あまり加熱しすぎると、硬くなりますので気をつけてください。