なめこのカロリー・糖質は?ぬめりにダイエット効果あり?味噌汁などヘルシーレシピも紹介!
【管理栄養士監修】なめこのカロリー・糖質を知っていますか?ダイエット向きなのでしょうか?今回は、なめこ(一袋:100g)のカロリー・糖質を〈えのき・しめじ〉など他のきのこ類と比較し、なめこの栄養素とダイエット効果についても紹介します。味噌汁などなめこ料理のカロリーや、ダイエット向けのおすすめレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
②不溶性の食物繊維
なめこは前述した水溶性食物繊維だけではなく、不溶性の食物繊維も豊富なことで知られています。不溶性の食物繊維は便のカサを増やして腸内を刺激し、お通じをよくする働きがあるため便秘の解消に効果的な栄養成分です。
水溶性と不溶性の食物繊維は2対1のバランスで摂取すると効能をより発揮するので、なめこは食物繊維を効率よく摂れる食材だと言えるでしょう。(※7)
加藤 心
管理栄養士
不溶性の食物繊維はお腹に溜まりやすいので、食べ過ぎを防ぐためダイエットにも効果的です。
③カリウム
カリウムには体内のナトリウムと結びつき、水分と一緒に体外に排出する働きがあるため、ダイエット中に気になるむくみの解消に役立つミネラルの一つです。また、塩分の取り過ぎによる高血圧などの生活習慣病予防にも効果を発揮するので、味噌汁や麺類など塩分量の多い料理にはなめこを使うことをおすすめします。(※8)
④ナイアシン
なめこには水溶性のビタミンであるナイアシンも豊富に含まれています。ナイアシンにはアルコールを分解する効果があるため、お酒を飲んだ後や二日酔いなどの時に摂取すると良い成分です。ダイエット中の人は、お酒を飲んだ後はシメのラーメンではなく、なめこの味噌汁を飲むと良いでしょう。(※9)
(*なめこの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
なめこを使う際は洗ったほうがいい?
なめこを含むきのこ類は一般的に清潔な環境で栽培されているので、調理前に洗う必要は無い食材です。また、なめこのぬめりに含まれている水溶性食物繊維やナイアシンは、水に溶けだす性質があるので注意しましょう。
なめこの表面には栽培時に使用したおがくずなどがついていることがあるので、その場合はキッチンペーパーなどでふき取るか軽く水で流すことがポイントです。
(*なめこを洗うか洗わないかについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
加藤 心
管理栄養士
収穫から時間が経ってしまったなめこは乳酸菌が増加して、料理にすると酸味を感じる場合があります。袋を開封し、酸っぱい匂いがしたときもさっと水洗いをすることをおすすめします。
なめこのダイエット向けおすすめレシピ
ここではダイエットをしている人におすすめの、なめこを使ったレシピを紹介します。様々な栄養成分を摂取しながら満足感を得られるので、参考にしてみてください。
①なめこと豆腐の味噌汁
ダイエット中の朝食におすすめの、なめこと豆腐を使ったヘルシーな味噌汁のレシピです。なめこに含まれる不溶性の食物繊維や豆腐に含まれる植物性のタンパク質などが摂取でき、特有のぬめりが満足感を与えます。