カモミールティーの飲み過ぎは副作用あり?適量は1日何杯?効果・効能なども解説!
【管理栄養士監修】カモミールティーには飲み方によって副作用・危険性があると知っていますか?今回は、カモミールティーの飲み過ぎによる副作用・危険性や、1日の適量は何杯かにくわえ、飲み過ぎ以外に注意すべきことを紹介します。カモミールティーの効果・効能や、飲み方のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- カモミールティーの飲み過ぎには要注意?
- カモミールティーの飲み過ぎによる副作用・危険性は?
- ①アレルギー反応を起こす可能性がある
- ②他の服用薬と相互作用することがある
- ③肝毒性の植物による悪影響が出る可能性がある
- カモミールティーの適量は1日何杯?
- カモミールティーは1日2〜4杯程度であれば問題ない
- カモミールティーの飲み過ぎ以外に注意すべきことは?
- 妊娠中・授乳中の方は飲むのを避けた方が良い
- カモミールティーに期待できる効果・効能は?
- ①免疫力の向上
- ②安眠・リラックス効果
- ③子供の下痢・腹痛を抑える可能性がある
- ④生理痛を緩和する
- ⑤皮膚・粘膜を保護する
- カモミールティーの美味しい飲み方は?
- ①はちみつレモン・カモミールティー
- ②カモミールミルクティー
- ③カモミールフルーツティー
- カモミールティーは飲み過ぎないよう注意して飲もう
厚生労働省から、子供の胃腸の不調とカモミールティーの関係性について以下のような情報が提供されています。
一部の研究では、カモミールを含むハーブの特定の組み合わせ製品が、胃のむかつきや子供の下痢、幼児の疝痛にある程度効くかもしれないことがわかっています。しかし、カモミール単独でこれらの症状に効くかどうかは、明らかにされていません。
子供は消化機能が未熟で、腹痛を起こしやすいと言われていますが、カモミールティーの消化促進作用は子供の下痢や便秘などの痛みや症状を和らげる効果が期待できます。子供にカモミールティーを飲ませる時は一日一匙から、様子を見ながら与えるようにしましょう。
④生理痛を緩和する
別名をマザーハーブというカモミールには、生理痛やそれに伴うイライラなどの症状を鎮めてくれる可能性があると言われています。また、カモミールに含まれる成分による筋弛緩作用が、生理特有の子宮の痛みを和らげてくれる効能があります。生理痛がひどいと食欲が落ちることも珍しくありませんが、温めたカモミールティーは飲みやすくおすすめです。
⑤皮膚・粘膜を保護する
カモミールの有効成分であるアレズン誘導体は胃壁などの粘膜や皮膚を守る効果があることで知られています。また、カモミールティーのリンゴのような穏やかで優しい香りはリラックス効果があり、ストレスによる胃腸の違和感・不調などの症状に効果的です。
特に暴飲暴食をしてしまった時やストレスが強い時には胃粘膜が荒れがちなので、カモミールティーを飲むようにすると良いでしょう。
(*カモミールの効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
カモミールティーの美味しい飲み方は?
カモミールティーをはじめとするハーブティーには、独特の風味・香り・色合いがあるのが大きな特徴です。ここでは、カモミールティーの美味しい飲み方をいくつか紹介するので参考にしてみて下さい。
①はちみつレモン・カモミールティー
お湯を注いで5分間蒸らしたカモミールティーに、はちみつとレモン汁を入れたレシピで、冬場はホットで夏場はアイスにするととても飲みやすいです。リラックスしたい時は、レモン汁を控えめにして酸味を抑えるのがおすすめです。
②カモミールミルクティー
お湯は使わず、鍋で温めた牛乳でカモミールを煮出したレシピで、濃厚な味わいと深いコクが楽しめます。はちみつの量は好みで調整すると更に飲みやすくなりおすすめです。カモミールミルクティーは、有名な童話のピーターラビットにも登場することで知られています。