アーモンドミルクの効能は?効果なしは嘘?飲み過ぎる副作用・デメリットも紹介!
【管理栄養士監修】アーモンドミルクの効果を知っていますか?効果がないと言われることもありますがどっちでしょうか?今回は、<妊活・ダイエット・生理不順>などへのアーモンドミルクの栄養成分の効果・効能に加えて、飲み過ぎのデメリット・副作用なども紹介します。アーモンドミルクの効果的な飲み方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- アーモンドミルクを飲む意味は?効果なしって本当?
- アーモンドミルクには多くの効果・効能がある
- 飲み方によってはデメリットもあるので注意が必要
- アーモンドミルクの栄養成分と健康への効果・効能は?
- ①食物繊維
- ②ビタミンE
- ③オレイン酸
- ④ビタミンD
- アーモンドミルクの栄養成分と美容への効果・効能は?
- ①カリウム
- ②脂質
- ③タンパク質
- アーモンドミルクはダイエットにも効果あり?
- アーモンドミルクがダイエット向きな理由
- アーモンドミルクをダイエットに活用する際の注意点
- アーモンドミルクの効果的な飲み方は?
- ①1日コップ1杯(200ml)までにする
- ②朝に飲む
- ③牛乳と置き換える
- アーモンドミルクは飲み過ぎ注意?デメリット・副作用はある?
- ①下痢・便秘になる
- ②過剰な栄養摂取になる
- ①アーモンドミルクプリン
- ②アーモンドミルクフレンチトースト
- ③抹茶アーモンドミルクオレ
- アーモンドミルクのおすすめを紹介!
- ①グリコ アーモンド効果 砂糖不使用 アーモンドミルク 1000ml×6本(2796円)
- ②アーモンド・ブリーズ オリジナル 1L ×6本(1745円)
- ③毎日おいしいローストアーモンドミルク 砂糖不使用 1000ml ×6本(2024円)
- アーモンドミルクを飲んでみよう
アーモンドミルクにはビタミンDが豊富に含まれており、骨を丈夫にしたり免疫力を向上することでウイルスや細菌への感染を予防するのに役立ちます。またがんや高血圧をはじめとする生活習慣予防も、期待できる効果の1つです。ただしビタミンDが含まれていない商品もあるため、ビタミンDの効果を期待したい場合は購入前にしっかりと確認しましょう。(※7)
アーモンドミルクの栄養成分と美容への効果・効能は?
アーモンドミルクに含まれている栄養成分には健康だけでなく、美容に効果が高いものもあります。特に牛乳や豆乳と比べると、ミネラルバランスがよいことも特徴といえるでしょう。ここではアーモンドミルクの中でも、美容効果の高い栄養成分を取り上げて紹介します。
①カリウム
アーモンドミルクにはカルシウムやマグネシウム、鉄分などのミネラルが含まれていますが、特に美容効果が高い栄養成分にカリウムがあります。カリウムには体内の余分なナトリウムと結合し、体外への排出を促す働きがあるため、むくみ防止に一役買ってくれます。美容だけでなく、ダイエット効果も期待できる栄養成分の1つです。(※8、9)
②脂質
アーモンドミルクに含まれている脂質は、不飽和脂肪酸であるオレイン酸とリノール酸が大半を占めています。その良質な脂が肌のハリを維持するなど、美容効果が高いです。アーモンドミルクには抗酸化作用のあるビタミンEも豊富でシミやしわを防ぐ働きをしてくれるので、相乗効果が期待できると考えられます。(※10)
③タンパク質
アーモンドミルクには植物性タンパク質も含まれており、筋肉の成長や維持をする働きを担います。それ以外にも肌や髪、爪などを美しく保ったり、血液や内臓を構成したりをサポートする栄養成分でもあります。アーモンドミルクを常飲することで、見た目を若々しくする効果が得られそうです。(※11)
(*アーモンドミルクの栄養価について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
アーモンドミルクはダイエットにも効果あり?
近年はダイエット目的で、アーモンドミルクを飲む人も増えています。その理由は、ダイエットに効果がある栄養成分を含んでいることだけではないようです。ここではダイエットにおいて、アーモンドミルクの効果があるのか効果なしなのかを説明します。
アーモンドミルクがダイエット向きな理由
アーモンドミルクがダイエットに向いているといわれる理由は、以下の通りです。
・低糖質である
・低カロリーである
・脂質にコレステロールが含まれていない
・食物繊維が豊富なので便秘解消に役立つ
・カリウムの働きでむくみの解消や予防をしてくれる
上記のように様々な栄養成分の働きが期待できるアーモンドミルクを常飲することで、ダイエットにつながると考えられます。またアーモンドミルクに含まれている食物繊維が食後に血糖値が急上昇するのを防ぐため、高血糖を避けたい糖尿病患者の方にもおすすめです。(※12、13)
アーモンドミルクをダイエットに活用する際の注意点
近年はアーモンドミルクダイエットを行う人が増えているようですが、活用するにあたって以下の点には配慮が必要です。
・加糖タイプを避ける
・飲み過ぎない
・アレルギーを発症するリスクがある
市販されているアーモンド効果に代表されるように、砂糖を加えた商品も販売されています。しかしダイエット時に加糖タイプのアーモンドミルクを飲んでも、効果なしになるのは明白です。アーモンドミルクを飲む際には、無調整のものを選びましょう。
また低糖質とはいえ飲み過ぎれば糖質の過剰摂取につながり、太る可能性を否定できません。さらに食物アレルギーのある人は、アナフィラキシー反応が出るリスクがあるので注意が必要です。
藤田彩実
管理栄養士
アーモンドミルクには脂質の代謝をサポートしてくれるビタミンB2も含まれています。脂っこいものをたくさん食べてしまった日に適量飲むとよいですね。