甘酒の栄養価や効能は?美容・健康に効果的な飲み方や飲みやすいアレンジレシピも紹介!
【管理栄養士監修】甘酒に含まれる栄養素を知っていますか?近年では冬だけでなく、夏にも飲まれることが多くなりました。今回は、甘酒の栄養成分・効能に加え、〈タイミング・量〉など美容・健康に効果的な飲み方も紹介します。飲みやすいアレンジレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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甘酒の種類は?
優しい甘さが魅力の甘酒ですが、甘酒の中にも種類があります。甘酒の種類と、それぞれの特徴を見ていきましょう。
①米麹甘酒
甘酒の一つ目の種類は、麹を発酵させて作る米麹甘酒です。米を発酵させて作るので日本酒と同じ工程になりますが、甘酒は米のデンプンが糖分に変わっているので、しっかりとした甘さを愉しめる飲み物になっています。
②酒粕甘酒
酒粕甘酒は、麹ではなく酒粕を使用して作ります。酒粕を水分で溶いた後甘みを付けて仕上げるので、米麹甘酒とは全く違った味わいとなっています。酒粕を使用しておりアルコール分が含まれているので、お酒が飲めない方はこちらではなく米麹甘酒を選ぶことをおすすめします。
(*米麹甘酒と酒粕甘酒の違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
甘酒が飲む点滴・美容液と言われる理由とは?
甘酒はただ美味しいだけではなく、飲む点滴・美容液とも呼ばれています。どうしてこのように呼ばれるようになったのでしょうか?
ミネラル・ビタミンなど豊富のため
甘酒が飲む点滴や美容液と呼ばれるのは、ミネラルやビタミンが多く含まれているからです。この他にもアミノ酸も含まれており、これは文字通り点滴と同じであるとされています。甘酒に健康効果がある事は江戸時代から知られており、夏バテ対策として活用されていた様です。
また、ビタミンB群には代謝をアップさせ、血行が良くなるので美肌効果も期待できます。この他にも腸内環境を整えたり、空腹感を感じにくくなったりと甘酒はただ美味しいだけでなく、様々な効果が期待できます。
米麹甘酒の栄養素と効果・効能
カロリー | 162kcal |
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糖質 | 35.8g |
タンパク質 | 3.4g |
食物繊維 | 0.8g |
食塩 | 0.4g |
脂質 | 0.2g |
上記は、甘酒200ml当たりのカロリーや糖質量などを記載した物です。カロリーはそれほど高くありませんが、糖質量が多めである点に注意しましょう。また、意外と塩分を含んでいるので、塩分を控えている方やむくみが気になる人は覚えておきましょう。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)