トマトジュースの栄養価や効能は?美容・健康に効果的な飲み方や飲み過ぎの注意など紹介!
【管理栄養士監修】トマトジュースに含まれる栄養素やカロリーを知っていますか?今回は、トマトジュースの栄養成分・効能に加え、美容・健康に効果的な飲み方も紹介します。加えて飲み過ぎの注意点やレシピも紹介するので、トマトジュースを飲む方は参考にしてみてくださいね。
目次
- トマトジュースには栄養がないって本当?
- 製造過程で不足した栄養素は後から補っている
- リコピンの吸収率は生トマトより高いメリットもある
- トマトジュースの栄養価・カロリーや効能
- トマトジュースのカロリー・糖質
- ①リコピン・ビタミンC|美肌・美容効果
- ②カリウム |むくみ解消
- ③13-oxo-ODA|ダイエット効果
- ④食物繊維(ペクチン)|便秘解消
- ⑤GABA|高血圧の防止
- トマトジュースの栄養成分を効率よく摂れる飲み方は?
- ①オリーブオイルと一緒に摂取する
- ②飲むタイミングは朝
- ③加熱調理する
- トマトジュースを飲む際の注意点は?毎日飲んでOK?
- 飲み過ぎによる塩分の過剰摂取の恐れ
- 1日の摂取量の目安
- トマトジュースの栄養がとれるレシピのおすすめ
- ①完熟トマトジュース
- ②トマトジュースで美味しいミネストローネ
- ③トマトジュースで簡単に絶品パスタ
- トマトジュースは栄養豊富な飲み物
カリウムは体内の余分なナトリウムの排泄を促し、血圧を下げる効果があります。塩分を外に排出する働きは体のむくみ解消にも効果的です。全身のむくみをスッキリさせたい場合カリウムを意識して摂取すると良いでしょう。(※4)
③13-oxo-ODA|ダイエット効果
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
0.04mg | 1.8mg | 2% |
この13-oxo-ODAという栄養は、不飽和脂肪酸の一種で肥満に効果的な成分です。脂肪の燃焼を促進する効果があることから、ダイエットをしたい方にもおすすめです。(※5)
(*トマトジュースを使ったダイエット方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④食物繊維(ペクチン)|便秘解消
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
1.4mg | 20mg | 7% |
食物繊維は腸内細菌を増やしてくれるので、便秘を解消する役割を持っています。血糖値の上昇も抑える効果もあり、糖尿病などの病気の予防になります。さらに食物繊維の特徴として、満腹感を促して食べ過ぎを抑える効果もあります。(※6)
⑤GABA|高血圧の防止
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
24mg | 80mg | 30% |
GABAはストレスを和らげて、脳の興奮を抑える役目を持ちます。体をリラックスさせる、高血圧の予防になります。野菜の中でもトマトに多く含まれるGABAが含まれるので、トマトジュースを飲むことで効率良く摂取できます。
トマトジュースの栄養成分を効率よく摂れる飲み方は?
トマトジュースは普通に飲むよりも、一つ手間を加えるだけでより多くの栄養素を取り入れることが可能です。そのための方法を確認してみましょう。
①オリーブオイルと一緒に摂取する
トマトに含まれているリコピンの吸収率を良くしたい場合、オリーブオイルと一緒に摂取すると効率的です。オリーブオイルにはオレイン酸という栄養が含まれているので、コレステロールが下がります。そしてトマトジュースも、コレステロールが下がる栄養素が入ってるので、相乗効果でより良い効果をもたらします。
②飲むタイミングは朝
トマトジュースを飲むタイミングは朝が一番良いとされ、それはリコピンの吸収力がアップするのが理由です。強い抗酸化作用で体の体調を整えてくれるので、朝一番の日課としてトマトジュースを取り入れることで体内が健康になります。