こんにゃくダイエットのやり方は？危険性ある？効果・成功談など口コミとともに紹介！

こんにゃくはダイエット向きとされる食品の1つで、ダイエット中に食べる人も多いですが、実際に痩せることは出来るのでしょうか。ここではこんにゃくに含まれるカロリーや糖質量を詳しく紹介するのでこんにゃくダイエットをしたい人は参考にしてください。（※1）

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています（※2）

こんにゃくは食材の中でもトップクラスのカロリーの低さを誇る、ダイエット中にはおすすめの食材です。また、こんにゃくには糖質がほとんど含まれておらず、一方でダイエット中におすすめの栄養素である食物繊維が豊富です。こんにゃくはスーパーやコンビニで簡単に手に入れられるので、ダイエット中の食事に取り入れやすいのもメリットとなります。（※3）

こんにゃくは低カロリーで食物繊維が多く含まれている点でもダイエット向きですが、その他にも様々なダイエット効果があります。以下では、こんにゃくをダイエット中に食べることで体にもたらされるうれしい効果を詳しく紹介します。

こんにゃくに含まれるカルシウムは、骨や歯を構成する栄養素として知っている人も多いかもしれません。実はカルシウムには、体内に脂肪をつきにくくさせる効果もあります。カルシウムは脂肪の代謝にも関係する栄養素で、カルシウムの欠如により脂肪がつきやすい体になります。

こんにゃくを食べてカルシウムをしっかり取ることで、脂肪がつきにくい体を作れるでしょう。（※4）

便秘は腸内の水分不足によって起こることがありますが、こんにゃくに含まれる食物繊維のグルコマンナンと豊富な水分が大腸の蠕動運動を助け、便秘を解消してくれます。さらに、グルコマンナンを取って便秘が解消されることで腸の動きが活発化すると、代謝が促進されます。

代謝が促進されることによって1日の消費カロリーが増え、痩せやすい上に太りにくい体に手に入れられるでしょう。（※5）

こんにゃくは300g中に約120mgのカルシウムを含んでおり、カルシウムの補給に役立ちます。ダイエット中は食事制限を行うことが多いですが、食事の量を減らすことでカルシウム不足になることが多くあり、不足が続くと骨粗しょう症などになる可能性もあります。

低カロリー・低糖質でありながらもカルシウムが豊富なので、ダイエット中のカルシウム不足の予防にこんにゃくを取り入れるのもおすすめです。

（＊こんにゃくの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

こんにゃくダイエットはいくつかの方法があり、どれも難しい手順を踏む必要はありません。ここではこんにゃくダイエットの具体的なやり方をいくつか紹介するので、取り入れやすい方法で実践してみましょう。

こんにゃくは食前に食べることで、その後の食事の食べ過ぎ防止に役立つのでおすすめです。やり方は朝食・昼食・夕食どのタイミングでも良いので、食事をする30分前にこんにゃく約200gを摂取し、コップ1杯の水を飲むだけです。

保水性の高い食物繊維を含むこんにゃくが、水を吸収することで満腹感が上がるのでその後の食事が少ない量で満足しやすくなります。朝食の前に食べた場合には、グルコマンナンなどの食物繊維と水の働きで腸が刺激され、朝の快適な便通を刺激するメリットもあります。

1日の内の1食をこんにゃく料理に置き換えるだけでもダイエットに効果的で、特に夕食を置き換えるのがおすすめです。夕食はしっかり食べる人が多いかもしれませんが、夕食後は朝や昼に比べて活動量が一般的に少なく、あまり多くのエネルギーを必要としていません。そのため、夕食は朝食や昼食と比較して食べ過ぎによって太りやすいとされています。

そこでいつもの食事をこんにゃく料理に変えると、大幅にカロリーがカットでき、自然に痩せやすくなる原理です。

食事の一部をこんにゃくに置き換える方法もおすすめで、特に主食となるご飯や麺類、パンなどの食べ過ぎやすい炭水化物を置き換えると効果的です。主食をこんにゃくに置き換えるだけで、1食当たりの摂取カロリーを大幅に抑えられるのでダイエット効果につながります。置き換えると物足りない場合はこんにゃくを主食に混ぜてかさ増しに利用するのも良いでしょう。

ダイエット中はカロリーが気になるものの、デザートとして甘いものを食べたい人も多いでしょう。そのような時にはデザートをこんにゃくゼリーにするのがおすすめです。

こんにゃくゼリーはゼラチンの代わりにこんにゃくの粉末を使用したゼリーの一種で、普通のゼリーやプリンなどに比べると非常に低カロリーです。また、朝食として手軽に食べられるこんにゃくゼリーもコンビニやスーパーで販売されているので、朝食を忙しくて食べられない人などは活用するのも良いでしょう。

（＊こんにゃくゼリーダイエットの効果について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。）

こんにゃくダイエットは普通に行うだけでも十分な効果がありますが、ポイントやコツをつかむことでさらに効果を上げることができます。以下で紹介するこんにゃくダイエットのコツやポイントをつかんで、ダイエット中に役立てましょう。

こんにゃくは弾力が強く、プリプリとした食感が特徴の食材で、よく噛んで食べる必要があります。人は噛むことによって脳にある満腹中枢が刺激され、満腹感を上げることができるので、よく噛むことを意識するだけで満足感が高まるでしょう。よく噛んで食べるためにも、こんにゃくダイエットの際にはこんにゃくを大きめに切るのもおすすめです。（※6）

こんにゃく自体には味が無いので、こんにゃくダイエットをするには調味料で味付けをしたり、油で炒めたりする必要があります。しかし、油は大さじ一杯で106kcalもカロリーが含まれており、調味料も大さじ1杯で数十カロリー程度になることからこんにゃくを調理する時には使いすぎに注意が必要です。（※7）

こんにゃくにはグルコマンナンやカルシウムなどの栄養素が多く、ダイエット中に食べることで便秘や骨粗しょう症の予防に役立ちます。しかし、こんにゃくだけを食べることは決して栄養バランスが良いとは言えず、偏った食事は健康を害する恐れがある上に代謝が落ちて太りやすくなるので避けましょう。

こんにゃくはダイエットに役立つ食材ではあるものの、他の食材もバランスよく取り入れることがダイエット成功の近道です。

こんにゃくには体に嬉しい効果もたくさんありますが、ダイエット中でも食べ過ぎると危険性やデメリットがあります。基本的には300g程度が1日の適量とされているのですが、以下では適量を超えて摂取した場合にはどのような危険性やデメリットがあるのかを紹介します。

こんにゃくの食べ過ぎは腸閉塞の危険があることに注意が必要です。腸閉塞とは腸が詰まることですが、こんにゃくに含まれるグルコマンナンは胃で消化しきれない食物繊維なので、こんにゃくを食べ過ぎることでグルコマンナンが腸内で詰まることがあります。腸閉塞になると腹痛や吐き気、便秘などの症状が起こり、死に至るケースもあります。

また、腸閉塞にまでは至らなくてもグルコマンナンを過剰摂取することで消化不良が起こり、胃痛や吐き気・腹痛などを起こすケースもあるので注意してください。さらに、便秘解消を目的として食べたはずが、逆に腸内で水分を吸収し過ぎて硬くなることで便秘を悪化させることもあります。

（＊こんにゃくは消化に悪いかや、食べ過ぎるとどうなるかについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。）

こんにゃくは胃の中で水分を吸収して体積が増える食材なので、食べ過ぎると一時的に体重が増えることがあります。ただし、これはあくまでも水分が増えただけなので、太ったわけではありません。こんにゃくはカロリーが低い食材なので、食べ過ぎたとしても実質的に太る可能性はほとんどないと言って良いでしょう。

一時的に体重が増えても、時間経過とともに水分が汗や尿などとして排出されて元に戻るので、焦らないようにしましょう。

こんにゃくダイエットはこんにゃくの1日の摂取量を守ることで、健康的に痩せることができます。以下では、実際にこんにゃくダイエットを行って成功した人や失敗した人の口コミを紹介するので、これから挑戦したい人は参考にしてみましょう。

こんにゃくダイエットは始めてから1週間程度の短期間で結果が出るダイエット方法なので、手軽に痩せたい人にはおすすめです。一般的な板こんにゃくだけでなく、刺身こんにゃくや糸こんにゃくなどを使って飽きないように食感を変えて楽しみましょう。実際に実践した人の口コミを見ても、1週間で1kg以上の減量に成功している人が多くいます。

こんにゃくダイエットに失敗した人は、こんにゃくを食べ続けることに対して飽きた人が多い傾向にありました。これからこんにゃくダイエットを始めるのであれば、こんにゃくを使った料理のレパートリーを増やしておいたり、色々な形状のこんにゃくを揃えたりと工夫すると良いでしょう。

こんにゃくは淡泊な味わいが特徴で、人によっては食べ続けているとすぐに飽きることがあります。こんにゃくを美味しく調理して、飽きずに食べ続けられるレシピを3種類紹介します。

刺身こんにゃくは涼しげな見た目が特徴で、カルパッチョにして食べればおしゃれで美味しく調理できます。刺身こんにゃくのカルパッチョはダイエット中に不足しがちな野菜と一緒に食べるので、食物繊維やビタミンミネラルの補給にも役立つレシピです。

こんにゃくは食物繊維の一種のグルコマンナンやカルシウムが多く含まれ、脂肪がつきにくい体づくりや便秘解消に役立つダイエット食材です。しかし、カロリーが低いこんにゃくだけ食べるダイエット方法は腸閉塞などの危険性があり、死に至る可能性もあるので適量を守って食べましょう。