ぬか漬けダイエットの効果・やり方は?痩せた人の口コミや注意点も解説!
【管理栄養士監修】ぬか漬けはダイエット向きの食べ物だと知っていますか?今回は、ぬか漬けダイエットの効果や効果的なやり方・食べ方を〈塩分〉など注意点とともに紹介します。〈きゅうり〉など野菜のおすすめや、痩せた人の口コミも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ぬか漬けダイエットは、ぬか漬けだけを食べるダイエット方法ではありません。正しいぬか漬けダイエットのやり方を知って、体の負担やリバウンドのリスクが少ないダイエットを実践しましょう。ここでは、ぬか漬けダイエットのやり方を詳しく紹介します。
①1日の1食に取り入れるだけでOK
ぬか漬けダイエットはすべての食事をぬか漬けにするわけではなく、1日1食のうちのどこかにぬか漬けを取り入れるダイエット法です。普段の食生活に乳酸菌や酵素、ビタミンB1やビタミンB2などの栄養を取り入れ、体の内側から痩せやすい体作りをするのがぬか漬けダイエットです。
②ぬか漬けは加熱せずに生で食べる
ぬか漬けを取り入れるときは、加熱せずにそのまま食べるほうがおすすめです。ぬか漬けに含まれている乳酸菌や酵素は熱に弱いので、加熱するとダイエット効果が低下します。また、きゅうりやキャベツなど、ぬか漬けに向いている野菜にはビタミンCなどの熱に弱い栄養素が含まれています。
③食べるタイミングは食後がおすすめ
ぬか漬けは食後のタイミングで食べるほうがダイエットには効果的です。ぬか漬けに含まれている乳酸菌は生きて腸まで届くといわれていますが、胃酸に弱く空腹時に食べると胃の中で死滅する場合もあります。そこで食後に食べると胃の中の胃酸が薄くなっているため、生きて腸まで届く確率があげられます。
④食べ合わせも考えられるとベスト
さらに、ぬか漬けダイエットの効果を高めたい場合は食べ合わせも考慮するのがベストで、特に以下のような食べ合わせがおすすめです。
・ぬか漬けと納豆
・ぬか漬けと海藻
・ぬか漬けとキノコ
・ぬか漬けと味噌
ぬか漬けは納豆や味噌といった発酵食品と合わせると、よりダイエット効果が期待できます。ほか、低カロリーで食物繊維が豊富な海藻類やキノコ類も乳酸菌の働きを高めることから一緒に食べるとよい食品です。
そのためゴボウやワカメなどの食物繊維が豊富な具材を、発酵食品である味噌と組み合わせた味噌汁は、ぬか漬けダイエットにぴったりの食べ合わせです。
moomint
管理栄養士
食べる際にぬかは全部洗い流してOKです。なんとなく栄養が減ってしまいそうな気がしますが、増加した栄養素は食材自体に染み込んでいるため問題ありませんよ。
ぬか漬けダイエットを行う際の注意点
ぬか漬けダイエットを行う際には、注意点もあるので紹介します。ぬか漬けは食べ方を間違えると健康を損なったり、ダイエットに逆効果になったりする場合があるので、注意点を押さえておきましょう。
①塩分の摂取量に注意
ぬか漬けを食事に取り入れるときは塩分の摂取量に配慮することが大切です。ぬか漬けは塩分が多い漬物なので、たくさん食べるときは塩抜きしましょう。一般的に成人の1日の塩分摂取量の目安は7〜8g程度とされていますが、きゅうりのぬか漬け100gあたりの塩分量は約5.3gです。
きゅうり1本がだいたい100gなので、ぬか漬けを1本食べると1日の塩分摂取量の目安の大半を摂取してしまう計算です。塩分を取りすぎると高血圧などの病気を引き起こしたり、むくみやすくなったりしてしまうので注意しましょう。
(*ぬか漬けの塩分量について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②ぬか漬けだけに偏り過ぎない
ぬか漬けはダイエットにおすすめですが、食事がぬか漬けだけに偏りすぎてはかえって健康を損ないます。ぬか漬けには様々な栄養素が含まれますが、炭水化物や脂質・タンパク質といった三大栄養素は不足しています。そのためぬか漬けばかりを食べていては栄養バランスが崩れ、ダイエットの面からも太りやすい体質になることが懸念されるでしょう。
ダイエットを成功させたいのであれば色々な食品をバランスよく食べることが、一番の近道です。