「朝食にヨーグルトだけ」がよくない理由は?ダイエットに効果的な食べ方を紹介!
【管理栄養士監修】朝ヨーグルトを食べるのはいいのでしょうか?実はあまりよくありません。今回は、朝ヨーグルトだけがよくない理由や、ダイエット効果など朝ヨーグルトを食べるメリットを紹介します。朝ヨーグルトのダイエット効果を高める食べ方や食べ合わせにおすすめな食材も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 朝ヨーグルトだけを食べるのはあり?よくない?
- 朝ヨーグルトだけがよくない理由は?
- ①脂肪を蓄えやすい体になる
- ②胃酸によって菌が死んでしまう
- ③体内時計が崩れてしまう
- 朝ヨーグルトを食べるメリットは?ダイエット効果あり?
- ①整腸効果・便秘解消
- ②リラックス効果
- ③美肌・美容効果
- ④免疫力が高くなる
- 朝ヨーグルトのダイエット効果を高める食べ方は?
- ①1日100gを目安に食べる
- ②まずはフルーツ・サラダから食べる
- 朝ヨーグルトとの食べ合わせにおすすめな食材
- ①ヨーグルト+キウイ
- ②ヨーグルト+納豆
- ③ヨーグルト+きなこ
- ④ヨーグルト+おからパウダー
- ⑤ヨーグルト+いちご
- ⑥ヨーグルト+はちみつ
- ⑦ヨーグルト+バナナ
- ⑧ヨーグルト+マシュマロ
- 朝はヨーグルトと何かを食べ合わせよう!
③美肌・美容効果
腸内では常に善玉菌と悪玉菌が戦っており、善玉菌が優勢になる事で腸内環境が整えられます。腸内環境が整っている状態が保たれていると肌のアンチエイジング効果も期待でき、自然と肌荒れしにくい状態を保持する事が可能です。
また、ヨーグルトは良質なたんぱく質を含んでいるため、肌のほてりを落ち着かせたり、肌の乾燥やかゆみを抑える効果が期待できます。(※6)
伊達友美
管理栄養士
ヨーグルトに含まれる動物性のたんぱく質は、お肌をつくるモトにもなるので、ハリのある丈夫な美肌づくりにも役立ちます。
④免疫力が高くなる
ヨーグルトを食べて腸内環境を整えれば、腸内にいる免疫細胞が活性化して免疫力が高まります。鼻や口から入ってきた細菌などのほとんどは胃酸で死滅しますが、腸まで侵入する菌も存在します。免疫細胞の約7割は腸内にいると言われており、腸が元気で免疫力が向上することは感染予防や健康維持、増進に効果的です。
(*ヨーグルトのダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
朝ヨーグルトのダイエット効果を高める食べ方は?
朝ヨーグルトを食べる事で整腸作用によるダイエット効果がある事が分かりましたが、その効果を高める食べ方はあるのでしょうか。どのように食べたらダイエット効果が高まるのかを紹介します。
①1日100gを目安に食べる
ヨーグルトの製造元が推奨している、ヨーグルトの1日の摂取目安量は100gです。ヨーグルトの脂肪は飽和脂肪酸が含まれており、これは動物性食品に多く含まれています。この飽和脂肪酸の摂取量が多くなると、中性脂肪やコレステロール値の上昇に繋がるため食べすぎには注意が必要です。
一度にたくさんヨーグルトを食べるとお腹が緩みやすくなる場合もあるため、1日に100gを目安に食べると良いでしょう。
②まずはフルーツ・サラダから食べる
前述した通り、食事の食べ始めにヨーグルトだけを食べると胃酸が活発に分泌されて善玉菌が死滅しやすくなります。そのため、食事の食べ始めにはフルーツやサラダから食べるのが良いでしょう。胃酸の分泌が落ち着いた頃にヨーグルトを食べる事でビフィズス菌などの善玉菌が生きて腸に届く確率が上がり、腸内環境の改善に繋がります。
朝ヨーグルトとの食べ合わせにおすすめな食材
朝ヨーグルトを食べる時に一緒に食べると良い食材を紹介します。ヨーグルトだけを食べるよりも相乗効果が期待できます。基本的にはビタミンやオリゴ糖、食物繊維を含む食材を一緒に食べるのがおすすめです。コレステロールやニキビが気になる人は脂肪ゼロのヨーグルトを選ぶとヘルシーです。
①ヨーグルト+キウイ
キウイにはヨーグルトの効果を格段にアップしてくれる食物繊維が豊富に含まれています。水溶性食物繊維の保有量はフルーツの中でトップクラスです。水溶性食物繊維は体内でゲル状になり胃腸内をゆっくり移動するので、お腹がすきにくく食べすぎを防ぎます。
食物繊維がビフィズス菌のパワーを高めてくれるので、ビフィズス菌入りのヨーグルトを食べる時はキウイを一緒に食べると良いでしょう。(※7)