もち麦のカロリー・糖質を白米と比較!栄養価やダイエット向きな理由・食べ方も解説!
【管理栄養士監修】もち麦のカロリー・糖質量を知っていますか?今回はもち麦のカロリー・糖質量を他の炭水化物類と比較しながら紹介します。もち麦のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット・糖質制限向きの理由に加え、ヘルシーな食べ方・レシピも紹介するので参考にしてくださいね。
目次
(*もち麦が血糖値に与える影響について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③腹持ちが良い
満腹や空腹感は血糖値の上下によってコントロールされており、血糖値の乱高下は空腹感を感じやすくなると言われています。もち麦は血糖値がゆっくりと上がる分血糖値もゆっくりと下がるので空腹感を感じにくく、腹持ちが良いと言えるでしょう。
④基礎代謝の向上
もち麦は白米に比べ約2倍のタンパク質を含んでいます。タンパク質は基礎代謝を上げて太りにくい体を作る効果があるのでダイエット中に積極的に摂りたい栄養素の一つです。肉・魚・卵・大豆製品をベースにし、主食にもち麦を取り入れることでタンパク質不足を防ぐことができます。(※3)
⑤むくみ解消
むくみの原因の1つとして、塩分に含まれるナトリウムが水分を必要以上に溜めてしまうことが挙げられます。もち麦に含まれるカリウムには摂りすぎたナトリウムを水と一緒に体の外に出す働きがあるので、むくみの解消効果に繋がります。(※4)
(*もち麦のダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
もち麦のダイエット・糖質制限向きの食べ方は?
もち麦をどのように食生活に取り入れれば、ダイエットの効果が出やすいのでしょうか。ダイエット・糖質制限向きの食べ方を紹介します。
①食べ過ぎない
もち麦がヘルシーだからといってたくさん食べる事は控えましょう。もち麦は茶碗1杯150g当たり217kcal、糖質は40.8g含まれています。ダイエットを行っていない成人男性であれば1食あたり茶碗2杯程度食べても問題ありませんが、ダイエット方法や基礎代謝量・活動量に合わせた適量を把握しましょう。
②野菜・サラダで食物繊維を食前に取り入れる
食事の際に野菜から食べ始めると、満腹感を早めに感じることが出来るのでもち麦の食べ過ぎを防止できます。また血糖値が急激に上昇し、体に吸収されて使い切ることが出来なかった糖質は脂肪として体内に貯められます。これを予防するためには野菜の食物繊維を食前に取り入れるとより穏やかに糖質が吸収されるため、エネルギーになりやすいと考えられています。(※5)
③納豆と一緒に食べる
もち麦は穀類の中でもタンパク質を多く含みますが、肉や魚などに比べタンパク質の吸収効率が良くないようです。これは納豆のタンパク質の一部であるアミノ酸のリジンが少ないことが原因と考えられています。納豆はリジンを豊富に含むので、一緒に食べるともち麦のタンパク質の吸収が一層良くなります。
体・筋肉を構成する重要な栄養素であるタンパク質を摂取し、適度な運動をすることで基礎代謝が上がり、痩せやすい体質にすることができますので、間接的にダイエットに有効と言えるでしょう。(※6)