ツナ缶(シーチキン)の栄養素と効能は?油・水煮汁にも豊富?成分を逃さない食べ方・調理法など紹介!
【管理栄養士監修】ツナ缶(シーチキン)に含まれる栄養素を知っていますか?今回は、〈DHA・EPA・鉄分〉などツナ缶の栄養成分・効能に加え、栄養成分を効率的に摂れる食べ方も紹介します。水煮・オイル缶の選び方やレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ダイエット中は水煮缶(ノンオイル)がおすすめ
タンパク質の多いツナ缶はダイエット中にも積極的に食事に取り入れていきたい食品ですが、気になるのはカロリーですよね。そんな方におすすめをしたいのが、カロリーコントロールもできてツナ缶の栄養もしっかりと取れる水煮缶(ノンオイル)のツナ缶です。油漬けのものに比べてカロリーが大幅に下がっているので、ストレスなくツナ缶を楽しめます。
ツナ缶を食べる危険性はある?
栄養分も高く手軽に料理にも使えるツナ缶ですが、食べる上での注意点を紹介します。
油分の取りすぎ
油漬けのツナ缶は、魚の身全体を油に付けているため必然的に油分の摂取が多くなってしまい、カロリーも多くなってしまいます。油分の過剰摂取は肥満や高血圧、高血糖などに繋がり健康によくありません。
また、ツナ缶の油に含まれる血中コレステロールを下げる働きのあるリノール酸は、過剰摂取をしてしまうと、善玉コレステロールも減らしてしまうため、食べる量には気をつけましょう。
(*ツナ缶の油について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
メチル水銀の摂取
メチル水銀とは、大型回遊魚に含まれると言われている有毒成分です。ツナ缶自体には含有量は少ないと言われていますが、たくさん摂取すると健康被害も出てきます。ツナ缶だけでなく大型回遊魚の過剰摂取は控えるようにしましょう。また、妊婦の人はお腹の胎児に影響がある可能性があると言われているので、なるべく控えるようにしましょう。
ツナ缶の栄養がとれるレシピのおすすめ
ツナ缶の栄養を美味しく手軽に取れるレシピを紹介します。
①ツナとマヨネーズの炒飯
家にあるもので簡単に済ませたい時におすすめしたいレシピ。材料も少ないので簡単にできます。フライパンひとつで洗い物が少ない、シンプルなレシピですがしっかり栄養も取れる料理です。
②ツナとにらの餃子
餃子の餡のお肉の代わりにツナを使うヘルシーレシピです。ツナにしっかり味がついているので、お酢やレモンでさっぱりと食べられます。ツナには火が通らなくても食べられるので、皮に火が通ったら食べ頃です。