野菜ジュースの飲み過ぎは危険?下痢や黄疸など病気になる?効果の高い商品も紹介!
野菜ジュースを飲み過ぎるとどうなるか知っていますか?今回は、野菜ジュースの飲み過ぎによる〈下痢・黄疸・糖尿病・太る〉 など危険性の例を原因とともに紹介します。野菜ジュースの飲み過ぎにならない1日の摂取量の目安や、適量飲んだ場合の効果・効能も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- 野菜ジュースの飲みすぎは危険?
- 野菜ジュースを飲み過ぎるとどうなる?病気の危険性ある?
- ①下痢・腹痛になる可能性
- ②肌の色が黄色(黄疸)になる可能性
- ③糖尿病になる可能性
- ④太る可能性
- 野菜ジュースの飲み過ぎにならない1日の摂取量の目安は?
- 野菜ジュースは1日200〜400mlまで
- 野菜ジュースの飲み過ぎによる症状の対処法・防止策は?
- 野菜ジュースを適量飲んだ場合の栄養素と効果・効能は?
- リコピン
- ベータカロテン
- ビタミンD
- カリウム
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- 野菜ジュースは適度な量を飲もう
市販の野菜ジュースであれば200~400ml、紙パックであれば1~2本程度がいいでしょう。糖質は一日に120g程度が適量とされており、野菜ジュース200~400mlまでであれば適量範囲内のため問題ないと言えます。
また野菜ジュースは加熱処理をされているものが多く、ビタミンCなど熱に弱い栄養素は野菜ジュースを作る過程で壊れてしまいます。そのため野菜ジュースだけでなく、食事からも野菜を摂取して栄養を補うのがおすすめです。
逆にベータカロテンやリコピンなどは野菜ジュースの方が吸収率が高いなど、栄養素によって効率のいい摂取方法は異なります。食事とジュース、バランスよく野菜の栄養素を摂取するように双方で補い合うようにするといいでしょう。(※7)
野菜ジュースの飲み過ぎによる症状の対処法・防止策は?
まずは野菜ジュースの飲み過ぎによる症状として、次のことが挙げられます。
・下痢や腹痛
・糖尿病
・肌が黄色くなる
・太る
これらについての対策法に関して、飲む量を適量内にする、常温で飲む、糖質の低い野菜ジュースを選ぶ、運動も取り入れるなどが挙げられます。飲み過ぎによって起きている症状のため、適量に抑えることは大前提です。柑皮症に関しては一時的なものであるため、気になる場合は一度野菜ジュースを飲むのことをお休みしてみましょう。
腹痛や下痢に関しては、難消化性デキストリンを含まない野菜ジュースを選ぶと収まる可能性があります。また、常温にすることにより体を冷やさずに飲むことができるため胃腸への負担を抑えることができるでしょう。
糖質の低い野菜ジュースを選ぶことで糖質の摂取量が減るため、太ったり糖尿病になったりする危険を回避すること可能です。さらに運動を取り入れることにより、取りすぎた糖質を燃焼してくれます。野菜ジュースをたくさん飲んでしまった場合は、筋トレなどの無酸素運動で糖質を消費しましょう。
(*野菜ジュースが体に悪いかどうかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
野菜ジュースを適量飲んだ場合の栄養素と効果・効能は?
野菜ジュースを適量飲んだ場合はどうなのでしょうか。栄養素の効果、効能について以下で紹介します。
リコピン
トマトに多く含まれている栄養素で有名なリコピンも野菜ジュースから摂取することができます。効果・効能はどのようなものなのでしょうか。
・美肌効果
・アンチエイジング効果
・血流促進
・ダイエット効果
まず老化防止作用に関してですが、人間は体内が酸化することにより老化します。酸化とは、鉄が錆びるのと同じようなイメージで、トマトのように抗酸化作用が高い食べ物は老化防止に効果的です。
また抗酸化作用で血管も若く保たれるため、血流が促進されダイエット効果や動脈硬化防止などの効果もありとても体にいいことがわかります。トマトは苦手な方も多いですが、野菜ジュースであれば摂取しやすいため積極的に取るようにしましょう。(※8、9)
(*野菜ジュースのダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ベータカロテン
ベータカロテンは人参やかぼちゃなどの緑黄色野菜に入っている色素成分の1種の栄養素です。効果は次の通りのことが挙げられます。
・粘膜や皮膚、免疫を正常に保つ。
・視力の維持
・成長促進
鼻や口などの粘膜を正常に保つため免疫が強くなる他、美肌効果もありニキビ改善にも効果的です。また視力の維持にも強く関わっており、不足すると夜盲症などの症状が現れることもあります。こちらも野菜ジュースには豊富に含まれているため、積極的に摂取しましょう。
ビタミンD
ビタミンDも野菜ジュースに含まれています。オレンジ入りの野菜ジュースを選ぶとビタミンDの摂取ができます。ビタミンDの効果は次の通りです。
・カルシウムの吸収を高める
・骨を強くする
・免疫力をあげる
ビタミンDは日光に当たることで体内に生成されますが、日光にあたり時間が少ないと不足します。ビタミンD不足で骨粗鬆症や成長が鈍くなるなど、骨の成長に関わるため成長期の子供などは積極的に摂取したい栄養素です。(※10、11)
カリウム
カリウムも野菜ジュースにしても栄養価はそのまま取るのとほとんど変わりません。効果は次のようなものがあります。
・塩分を排出する
・むくみ改善
・細胞内液の浸透圧の調整
カリウムは、人間の体内のpHを一定に保つ働きがある栄養素です。現代人は普段の食事から塩分過多になりやすいため、カリウムを摂取して排出を促すことが大切です。塩分過多になると水分を体内に溜め込むため、むくみの原因になります。野菜ジュースからも美味しく効率的に摂取出来るため、むくみが気になる方におすすめの栄養素です。(※12、13)