オールブランは糖質制限向き?GI値が低い?カロリー等も比較しつつ紹介!
オールブランの糖質量を知っていますか?多いのでしょうか?今回は、オールブランの糖質・カロリーをシリーズ別や<フルーツグラノーラ・オートミール>と比較し、糖質制限向きの理由を紹介します。糖質制限向きの食べ方・レシピや商品おすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- オールブランの糖質は多い?少ない?
- オールブランの糖質やカロリーはどのくらい?
- オールブランの糖質・カロリーをシリーズ別に比較
- オールブランの糖質・カロリーを他のシリアルと比較
- オールブランのカロリーを消費するのに必要な運動量
- オールブランが糖質制限向きと言われる理由は?
- ①オールブランは糖質制限向きのアレンジをしやすい
- ②オールブランは低GI値食品である
- ③オールブランの1食あたりの糖質量は基準を下回っている
- オールブランのダイエット効果とは?
- オールブランの糖質制限向きの食べ方・ポイントは?
- ①食べるタイミングは夕食がおすすめ
- ②ご飯(白米)の代わりにする
- ③間食として食べる
- ④1食まるまる置き換える
- ⑤肉料理のかさ増しに使う
- ⑥ただ食べるだけでなく運動もする
- ⑦食べ過ぎない
- オールブランの糖質制限向きレシピを紹介!
- ①卵のオールブラン挟み焼き
- ②オールブランヨーグルト
- ③オールブランカツ
- オールブランの糖質ゼロ・オフ商品はある?
- ①ケロッグ オールブラン ブランリッチ 235g ×6袋(2,161円)
- ②ケロッグ オールブラン ブランフレーク 435g ×6袋 (2,808円)
- ③ケロッグ オールブラン フルーツミックス 420g ×6袋(3,091円)
- オールブランで上手に糖質制限しよう
②オールブランは低GI値食品である
オールブランは血糖値が上昇しにくい低GI値食品であるため、糖質制限中にも適した食品です。糖質制限ダイエットでは、糖質量を抑えるだけではなく、血糖値の上昇にも気を配る必要があります。
血糖値が急激に上昇するとインスリンが過剰に分泌され、インスリンの血中の糖分を脂肪に変換する働きによって体に脂肪が付きやすくなります。そのため、糖質制限中はオールブランのような血糖値が上がりにくい低GI値の食品を選ぶことが重要です。また、血糖値の急な上昇は、肥満だけでなく糖尿病の原因にも繋がるので、注意が必要です。(※5)
③オールブランの1食あたりの糖質量は基準を下回っている
オールブランは決して低糖質とは言えませんが、糖質制限中の1食分の糖質量は下回っています。糖質制限中の糖質摂取量は1日130g以下で、1食あたりの糖質量を40g程度に抑える必要があります。オールブラン(ブランリッチ)の1食40gあたりの糖質量は19.9gなので、糖質制限ダイエットに最適な食品と言えるでしょう。
オールブランのダイエット効果とは?
オールブランには以下のような効果があります。
・腸内環境を整えて便秘を改善する
・脂質と糖質の代謝を促す
・持久力や筋力の低下を予防する
オールブラン(ブランリッチ)には、1食分40gあたり11gもの食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には腸内環境を整える働きがあり、便秘改善に効果的です。また、血糖値の急な上昇を抑えたり、コレステロールを排出したりする効果もあるので、ダイエット中は積極的に摂りたい栄養素です。
また、オールブランにはビタミンB1とB2が豊富に含まれています。ビタミンB1とB2には、脂質や糖質をエネルギーに変換させる働きがあります。これらの栄養素が不足すると脂質や糖質が消費しきれず、体内に脂肪として蓄積されやすくなるため、ダイエット中は意識して摂取することが重要です。
オールブラン(ブランリッチ)には、1食分40gあたり5mgの鉄分が含まれています。鉄分が不足した状態で運動をすると、体内に必要な酸素が送られないため持久力が低下するうえに、筋力の低下を招く原因にも繋がります。運動をしながらダイエットをする人にとって、鉄分は重要な栄養素だと言えるでしょう。(※6、7、8)
(*オールブランのダイエット方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
オールブランの糖質制限向きの食べ方・ポイントは?
オールブランは低GI値で食物繊維も豊富に含まれているので、糖質制限中に向いている食品です。しかし、取り入れ方を間違えるとかえって太る原因になるので、食べ方には注意が必要です。ここでは、糖質制限向きのオールブランの食べ方やポイントを解説します。
①食べるタイミングは夕食がおすすめ
オールブラン1食分40gを夕食の代わりに食べると、カロリーと糖質の摂取量を大幅に抑えることが可能です。夜は活動量が日中に比べて少ないため、食べたものがエネルギーとして使われず、体内に脂肪として蓄積されやすくなります。そのため、夜にカロリーや糖質が低いオールブランのような食品を食べると、太りにくくなると言えます。
②ご飯(白米)の代わりにする
糖質制限中は、オールブランをご飯(白米)の代わりにするのがおすすめです。ご飯茶碗1杯分のカロリーは234kcal、糖質は55.7gなので、1杯分のご飯(白米)をオールブラン(ブランリッチ)40gに置き換えると、カロリーは93kcal、糖質量は35.8gカットすることが可能です。
また、白米のGI値が84に対してオールブランのGI値は45と低いため、血糖値の急上昇を抑制することができます。さらに、ご飯よりもオールブランの方が食物繊維が豊富に含まれている点も、メリットのひとつです。
③間食として食べる
オールブランを間食として食べると、ダイエット効果が期待できます。普段食べているチョコレートやクッキーなどの甘いお菓子をオールブランに置き換えると、カロリーと糖質を大幅にカットすることが可能です。また、オールブランは噛み応えがあるので、自然と咀嚼回数が増えて満腹感が感じやすくなり、食べ過ぎの予防にもなります。
オールブランをおやつ代わりに食べる際に甘みを足したい場合には、血糖値が上がりにくいオリゴ糖がおすすめです。砂糖やハチミツは糖質とGI値が高いので、できるだけ避けましょう。
④1食まるまる置き換える
1日のカロリーと糖質の摂取量を抑えたい人は、3食のうち1食をまるまるオールブランに置き換える方法がおすすめです。ご飯(白米)をオールブラン1食分(40g)に置き換えるよりもカロリーと糖質を抑えられるので、ダイエット効果が高まります。
男性の1食分の平均摂取カロリーは700kcal前後、糖質摂取量は100g前後です。1食をオールブラン(ブランリッチ)40gに置き換えると、カロリーは559kcal、糖質は80.1g程度カットできます。特に、活動量が少なくなる夜の夕飯時に置き換えると、ダイエットに効果的です。