豆腐(絹ごし・木綿)のカロリーや糖質は?高タンパク質でダイエット効果あり?
【管理栄養士監修】豆腐のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、豆腐のカロリー・糖質量を他の豆腐製品と比較しながら紹介します。豆腐の栄養成分のダイエット効果や、食べ過ぎに注意すべき理由にくわえ、豆腐を使ったヘルシーレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
(*豆腐のダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
豆腐の食べ過ぎに注意すべき理由は?
栄養があるとはいえ、食べすぎてしまうと、その分栄養が偏る可能性があります。注意点を調べました。
①イソフラボンの過剰摂取
イソフラボンがホルモンバランスを整えるとはいえ、過剰摂取していまうと女性ホルモンのエストロゲンが低下し、生理周期が乱れたり、男性は生殖器である精巣の働きが低下して精子の数が減少していまう可能性があります。
②塩化マグネシウムの過剰摂取
豆腐を作る過程で使われる「にがり」の主な成分は塩化マグネシウムです。この塩化マグネシウムをとりすぎると消化管の水分の吸収率を下げるため、結果としてお腹を下してしまう事があります。
③おならの匂いがきつくなる
豆腐を食べすぎると、おならの匂いが臭くなります。そして、肉を食べすぎてもおならの匂いが臭くなります。その原因は、腸内でたんぱく質が消化される際にアンモニアなどの匂い発生するからです。肉や豆腐はタンパク質を多く含んでいます。なので、食べすぎると消化の際に腸内でアンモニアなどの匂いが多く発生し、おならの匂いが気になるかもしれません。
④非ヘム鉄による貧血
非ヘム鉄とは体に吸収されにくい鉄分のことです。豆腐には非ヘム鉄が含まれていています。ビタミンCや動物性のタンパク質を一緒に取ると、非ヘム鉄は吸収されやすくなるのですが、豆腐だけを摂取しすぎると、結果的に鉄分不足になり、貧血を起こす可能性があります。
(*豆腐の食べ過ぎについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
豆腐を活用したヘルシーレシピ
普段作るメインのおかずを豆腐に置き換えることで、カロリーや糖質を手軽にカットできます。栄養も豊富な豆腐を使ったレシピをいくつか紹介します。
①豆腐ハンバーグでカロリーカット
豆腐に、鶏ひき肉や玉ねぎなどを合わせた豆腐ハンバーグは、普段のハンバーグよりも低カロリーに仕上がります。お肉を入れず、上から和風あんかけをかける和風豆腐ハンバーグは、さらにカロリーカットされますね。タンパク質も豆腐で補えるので栄養価もばっちりです。