野菜スープのカロリー・糖質は低くてダイエット向き!栄養価や効能も紹介!
【管理栄養士監修】野菜スープのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、野菜スープ(1杯)のカロリー・糖質量を他のスープ料理と比較しながら紹介します。野菜スープのダイエット向きな食べ方やアレンジレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
- 野菜スープのカロリー・糖質量は?
- 野菜スープ(1杯)のカロリー・糖質量
- 野菜スープのカロリー・糖質量を他のスープ類と比較
- 野菜スープ【具材別】の栄養価は?ダイエット効果あり?
- ①トマト|リコピン
- ②キャベツ|食物繊維
- ③玉ねぎ|アリシン
- ④にんじん|βカロテン
- ⑤じゃがいも|ビタミンC
- 野菜スープのダイエット向きの食べ方は?
- ①朝・昼食に食べる
- ②おやつの代わりに食べる
- ③むくみ解消に効果的な野菜を入れて食べる
- ④様々なレパートリーの野菜スープを飲む
- 野菜スープのヘルシーなアレンジレシピ
- ①ミネストローネ(267kcal)
- ②白菜とベーコンの牛乳スープ(300kcal)
- ③ごぼうのコンソメスープ(35kcal)
- ④オクラと豆腐の和風スープ(39kcal)
- ⑤肉団子の中華スープ(472kcal)
- 野菜スープを活用してダイエット
④にんじん|βカロテン
にんじんに含まれるβカロテンは、体内でビタミンAに変わります。βカロテンには皮膚や粘膜を丈夫にする、視力を維持する、がんを予防する、免疫力を強化するといった効能があり、健康維持のために重要な栄養素です。また、アンチエイジングにも効果のある栄養素なので、継続的に摂取したい栄養素でもあります。(※5)
⑤じゃがいも|ビタミンC
じゃがいもには、ほうれん草やみかんと同程度のビタミンCが含まれています。ビタミンCには抗酸化作用が強く、疲労回復や風邪予防、美肌効果の効能がありますが、糖質も多いので、糖質制限をしている人は食べ過ぎに注意が必要です。
ちなみに、ビタミンCは水溶性の栄養素であるため、スープにして食べることで汁に溶けだした野菜のビタミンCを効率よく摂取することができます。(※6)
野菜スープのダイエット向きの食べ方は?
野菜スープを、ダイエット中に楽しむにはどういった食べ方が良いのでしょうか?
①朝・昼食に食べる
野菜スープは、朝食や昼食に食べるとセカンドミール効果が期待できるため、ダイエットに効果的です。セカンドミール効果とは、「食物繊維の多い食べ物を食べると、その食後だけではなく次の食事後の血糖値上昇も抑えてくれる」という効果を指します。食物繊維が豊富でセカンドミール効果が期待できる野菜には、ごぼうやかぼちゃ、青菜類があるため、ぜひ具材にしてみてください。
一瀬 ゆかり
管理栄養士
他にも、グリーンピースやスイートコーンにも食物繊維が多く含まれています。加えることで、彩りを加えてくれたり、食感にもアクセントを加えることができます。
(*一日の食事、1食分をスープで置き換えて一日の摂取をカロリーを調整することもできます。詳しく置き換えダイエットについて知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。スープ系のダイエット食品もたくさん載っています。)
②おやつの代わりに食べる
カロリー | 糖質 | |
野菜スープ(茶碗1杯) | 104kcal | 8.2g |
チョコ(1粒:5g) | 28kcal | 2.6g |
食パン(1枚:6枚切り) | 158kcal | 26.6g |
比較表をみると、食パンよりも野菜スープのほうが低カロリー・低糖質であるとわかります。また、チョコは1粒では満足感が少ないため、4粒程度食べること考えると、野菜スープの方がカロリーも糖質も低くなります。
ダイエット中に小腹が空いた時でも、栄養豊富でなおかつヘルシーな野菜スープなら、安心して食べられます。
③むくみ解消に効果的な野菜を入れて食べる
なかなか痩せられない人の中には、体脂肪が多い訳ではなく、体がむくみ、太っているように見えている人もいます。そこで、野菜スープにカリウムを多く含む野菜を入れると、体内の余計な塩分を排出するカリウムの効能により、むくみがすっきりします。カリウムが多く含まれており、具材におすすめな野菜は、ブロッコリー・にんじんなどです。(※7)
④様々なレパートリーの野菜スープを飲む
いくらダイエットのためと言っても、同じような野菜スープを飲んでいると飽きが来てしまい、続きません。また、カロリーを低く抑えることを優先して好みでない味付けにすると、ダイエットや美容の大敵であるストレスもたまってしまいます。様々な具材や味付けを取り入れて、楽しんでダイエットできるよう、心がけてください。