菓子パンはなぜ体に悪い?食品添加物や成分がやばい?健康への危険性を紹介!
菓子パンが体に悪いと言われるのはなぜでしょうか?食べない方がいいのでしょうか?今回は、菓子パンが健康・体に悪いと言われる原因の〈食品添加物〉や〈トランス脂肪酸・糖分・油分〉など成分の危険性について紹介します。菓子パンの体に悪い食品ランキングも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- 菓子パンは健康・体に悪いの?なぜ食べない方がいい?
- 菓子パンが体に悪いと言われる一番の理由は「食品添加物」にある
- ①乳化剤
- ②イーストフード
- ③臭素酸カリウム
- ④ソルビン酸カリウム
- ⑤ビタミンC
- 菓子パンが体に悪いと言われる他の理由は?成分に問題あり?
- ①トランス脂肪酸が含まれる
- ②糖分・油分や糖質量の多さ
- ただ焼き立てのパンが体に悪いという噂に根拠はない
- 菓子パンの体に悪い商品ランキングを見てみると…
- 3位:コッペパン/アーモンドクリーム(フジパン)
- 2位:シュガーロール(ヤマザキパン)
- 1位:スナックスティック(ヤマザキパン)
- 無添加の菓子パンのおすすめを紹介!
- ①MyBagel
- ②無添加テーブルロール
- ③無添加じゃりパン(抹茶)
- 菓子パンが体に悪いと言われている原因は食品添加物にあり
菓子パンは健康・体に悪いの?なぜ食べない方がいい?
コンビニなどで気軽に購入できる菓子パンは、種類も豊富で新商品が次々発売されるので、普段からよく食べている人も多い食品です。菓子パンは体に悪いと言われることもありますが、それはなぜなのでしょうか。そこで今回は、菓子パンの体に対する影響について紹介します。
菓子パンが体に悪いと言われる一番の理由は「食品添加物」にある
菓子パンが体に悪いといわれる理由の一つとして、複数の食品添加物が含まれていることが挙げられます。食品添加物を使うと食感を良くしたり、発酵を促進したりするのメリットがあります。しかし、中には体に悪いデメリットがある添加物もあるので、詳しく見てみましょう。
①乳化剤
菓子パンに含まれている乳化剤はグリセリン脂肪酸エステル・ソルビタン脂肪酸エステル・プロピレングリコール脂肪酸エステル・しょ糖脂肪酸エステルなどです。乳化剤を使うと水と油がうまく混ざり、小麦粉に含まれているグルテンと結合して生地の伸びがよくなります。
このため、長期間にわたりふんわりとした食感が保てるのが乳化剤の効果です。また、一部の乳化剤にはカビの繁殖を抑える効果もあるので、完成した菓子パンの日持ちが長くなります。乳化剤にはつや出しの効果もあるので、見栄えをよくすることも可能です。
乳化剤は菓子パン以外にも麺類などの多くの小麦粉製品に使われている添加物ですが、食べ過ぎると下痢を引き起こす恐れがあります。(※2)
②イーストフード
イーストフードとは菓子パンの生地を膨らませるために使用する、イースト菌の働きを促進させるための添加物です。イーストフードを加えることで発酵が短時間で進み、効率よく菓子パンが作れます。イーストフードを使うと小麦粉の量も減らせるので、原価や製造コストを抑えることが可能です。
このため市販の菓子パンには、約16品目のイーストフードが使われています。代表的なイーストフードは塩化アンモニウムや塩化マグネシウム、炭酸アンモニウムなどです。焼成カルシウムもイーストフードに含まれますが、天然添加物のひとつなので体に危険な影響はないと考えられています。
しかし、イーストフードは一括表示が認められているため、菓子パンにどの種類のイーストフードが使われているのかパッケージで確認することはできません。塩化アンモニウムなど一部のイーストフードは、大量に摂取すると嘔吐や昏睡を引き起こします。ほかにも、骨粗しょう症や心筋梗塞を起こす可能性も危険視されています。
(*イーストフードについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③臭素酸カリウム
臭素酸カリウムはイーストフードと併用して使われる食品添加物のひとつで、小麦粉処理剤や小麦粉改良剤とも呼ばれています。小麦粉のたんぱく質に効果的に作用し、菓子パンの食感を柔らかく保つことができる成分です。生地の膨らみ方もよくなり、つやがありきめ細かく仕上がる効果があります。
臭素酸カリウムは菓子パンの食味を上げる一方で、がんになる危険性が指摘されたことから体に悪い成分として、EU諸国やカナダなどの国で使用を禁止されている物質です。このような健康に対する危険性が指摘されていても、日本では一定の条件を満たせば使用できるため、臭素酸カリウムを使っている菓子パンも販売されています。
しかし、臭素酸カリウムの健康への悪影響や消費者の声を受けて、使用をやめるメーカーも出始めています。菓子パンに含まれる添加物の中でも特に危険性が指摘されている成分なので、体に悪いかどうか気になる人は菓子パンの購入前に原材料を確認するようにしましょう。
④ソルビン酸カリウム
ソルビン酸カリウムは菓子パンの日持ちを長くさせる、ハムなどの肉加工品や総菜・お弁当などの食品にも使われている保存料です。ソルビン酸カリウムは抗菌力が強く、カビなどの発生を抑えるために化粧品などの日用品にも使用されているため、口にするのに抵抗を感じる人もいるかもしれません。
ソルビン酸カリウムは単体でも健康への悪影響が指摘されていますが、亜硝酸ナトリウムなどほかの添加物と合わさることで、発がん性物質が発生する危険性が高まります。厚生労働省の設けた使用基準以内であれば健康への悪影響はないとされていますが、動物実験では危険な毒性も認められているので注意が必要な添加物です。
⑤ビタミンC
菓子パンには保存料や生地の膨らみをよくするために、ビタミンCも含まれています。天然由来のビタミンCは体に悪いものではありませんが、菓子パンに使われているのはアスコルビン酸と呼ばれる合成添加物です。
アスコルビン酸は菓子パン以外に色々な食品にも使われていて、添加物の中では体に悪いリスクは低いといわれています。しかし、アスコルビン酸は安息香酸ナトリウムと組み合わせると、発がん物質であるベンゼンを生み出す可能性が危惧されています。(※3)
(*食品添加物の危険性について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)