スキムミルクのデメリットは？危険で体に悪い？メリットと比較し紹介！

スキムミルクは離乳食に使われるケースも多く、子供への影響を心配するあまり、過剰に心配して危険だと考える人も少なくありません。ただし、原料となる牛の飼料やホルモン剤などの問題はありますが、これらの要因の多くは市販の牛乳にも共通するデメリットです。

スキムミルクだけが極端に体に悪いということは考えにくく、過剰に飲み過ぎるなど、極端な摂取をしなければ必要以上の危険性もありません。また、スキムミルクをはじめとする乳製品は乳がんのリスクを高めると心配する人も多いです。実際に高脂肪の乳製品を過剰摂取すると乳がんの発症や再発の危険性を高めるといわれています。

しかし、スキムミルクなど脂肪分の少ない乳製品は、乳がんの再発や死亡リスクに影響しないことがわかっています。スキムミルクだけが、ほかの乳製品と比較して体に悪い危険性はなく、過剰な心配はせずに適度に摂取すれば問題ありません。

スキムミルクで心配されるデメリットは体に悪いイメージだけではありません。ここでは、スキムミルクを使った時に考えられる健康面以外のデメリットを紹介します。

スキムミルクは乳脂肪分を取り除いているため、脂肪由来のコクや、濃厚でまろやかな味わいがありません。あっさりした風味で人によっては物足りなさを感じる場合も多いです。牛乳を飲んだ時に感じる旨味がなく、まずいと感じることもあり、その味わいが好きになれない場合もあります。

スキムミルクは基本的に水に溶かして飲むことが多いので、いちいち分量を量って水に溶くのが面倒に感じるかもしれません。基本的に100mlの牛乳は、スキムミルク10gと水90mlに相当します。牛乳であれば牛乳パックからコップに注ぐだけで済みますが、スキムミルクの場合、確かに手間がかかります。特に忙しい朝に利用すると面倒くさいと感じる人も多いです。

スキムミルクは牛乳とは違い、長期保存が可能ですが保存方法には注意も必要です。直射日光が当たらない冷暗所で常温保存できますが、湿気を吸いやすいので密閉できる容器やジッパー付きの保存袋に入れるのがおすすめです。湿気を吸うと固まってしまい、カビが発生しやすくなります。一度開封したスキムミルクは1ヶ月程度を目安に早めに使い切りましょう。

スキムミルクは飲み過ぎるとデメリットもありますが、上手に取り入れればメリットや体に良い効果も期待できます。ここでは、スキムミルクの体に良い効果や、おすすめの使い方を紹介するので、スキムミルクを取り入れる時の参考にしてください。

(＊スキムミルクの効能やダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)