スキムミルクのダイエット効果・やり方は?痩せた口コミをもとに解説!

【管理栄養士監修】スキムミルクダイエットを知っていますか?痩せるのでしょうか?今回は、スキムミルクのカロリー・栄養価などからダイエット向きな理由・効果や、やり方を痩せた口コミとともに紹介します。スキムミルクダイエットのデメリットや、美味しい飲み方レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 加藤 心
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管理栄養士/幼児食インストラクター/食育アドバイザー 病院、保育所、行政での栄養士経験ありの30代児の母。「楽しくおいしく」...
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管理栄養士/幼児食インストラクター/食育アドバイザー 病院、保育所、行政での栄養士経験ありの30代2児の母。「楽しくおいしく」をモットーに幅広い年齢層に喜んでいただけるようなレシピ提供や食に関するコラムを執筆。

目次

  1. スキムミルクは太る?ダイエット向き?
  2. そもそもスキムミルクとは
  3. スキムミルクがダイエット向きな理由は?効果ある?
  4. ①スキムミルクは牛乳に比べカロリー・脂質が低い
  5. ②タンパク質・カルシウムなど栄養価が豊富
  6. ③乳糖が膨れて空腹感を満たす
  7. スキムミルクのダイエットの効果的なやり方は?
  8. スキムミルクを取り入れるタイミングはお腹が空く数時間前
  9. スキムミルクを取り入れる量
  10. スキムミルクダイエットは効果ある?【口コミ】
  11. スキムミルクダイエットで痩せた人の口コミ
  12. スキムミルクダイエットで痩せない・失敗した人の口コミ
  13. スキムミルクダイエットのデメリット・注意点は?
  14. ①スキムミルクの取り過ぎには注意
  15. ②乳糖不耐症の人は下痢・腹痛を起こすことがある
  16. スキムミルクダイエット向きの飲み方・レシピ
  17. ①スキムミルクで作るホットココア
  18. ②スキムミルクヨーグルト
  19. ③スキムミルク入りおからクッキー
  20. ④スキムミルク入りもち麦のパンケーキ
  21. ⑤スキムミルク寒天
  22. スキムミルクでダイエットを成功させよう

スキムミルクは太る?ダイエット向き?

スキムミルクは乳製品の一種で、栄養が豊富でカロリーが低い食材と言われていますが、スキムミルクの実態をよく知らない人も多いでしょう。ここではスキムミルクと牛乳との違いや、ダイエットに役立つ食品か、どうやって摂取するのがいいのかなどについて紹介します。

そもそもスキムミルクとは

スキムミルクとは別名を脱脂粉乳といい、牛乳から脂肪分を取り除き、粉末状にしたものです。水分を含んでいないため常温で保存が可能なことから賞味期限も長く、扱いやすい特徴があります。スキムミルクはパンやおかし作りの材料としてよく使われますが、それ以外にお湯などに溶かしてそのまま飲む人もいるようです。

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スキムミルクがダイエット向きな理由は?効果ある?

実はスキムミルクはダイエット向きな食品と言われますが、ここではスキムミルクがなぜダイエットに効果的なのか、栄養面から解説します。スキムミルクに含まれる栄養素についても触れながら解説するので、参考にしてください。(※1)

①スキムミルクは牛乳に比べカロリー・脂質が低い

カロリー 糖質 脂質
スキムミルク(20g:1杯分) 71kcal 10.7g 0.2g
牛乳(1杯:200ml) 122kcal 9.6g 7.6g

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※2)

上記の表はスキムミルクと牛乳のそれぞれコップ1杯分のカロリーと糖質・脂質のデータです。スキムミルクは牛乳から脂肪分を取り除いたものなので、脂肪分はほぼなく、そのためカロリーは牛乳の約半分ほどしかありません。一方、糖質に至っては牛乳よりも多く含まれており、スキムミルクを口に含むとほのかに甘いのはこのためです。

スキムミルクはカロリーが低くても脂肪を除く栄養分は牛乳と変わらないため、牛乳の代わりにスキムミルクを飲めば、カロリーを確実に減らすことができます。

②タンパク質・カルシウムなど栄養価が豊富

スキムミルクは牛乳同様、カルシウムやタンパク質を豊富に含みます。タンパク質は体の細胞を作ったり、体を維持したりするために必要な栄養素です。もしタンパク質が不足すると筋肉量が減り、基礎代謝が下がる原因になります。逆に筋肉量が増えれば、基礎代謝が上がるため、ダイエットの効率が上がります。

カルシウムは骨や歯を作る栄養素で、特に女性は骨粗鬆症防止のため、積極的に摂取したい栄養素です。また。カルシウムの摂取量が高い人ほど、体脂肪が低くなるといったデータもあります。ダイエット中には栄養バランスを崩しがちですが、効率的かつきれいに痩せるためには、タンパク質もカルシウムも必要不可欠な栄養素と言えます。(※3、4)

加藤 心

管理栄養士

アメリカで行われた研究によると、体内に十分なカルシウムがあると、脂肪の合成が抑えられるだけではなく、脂肪の分解も促進するのではないかと考えられています。また、乳製品の摂取量が多くなるにしたがって生活習慣病発症のリスクが低くなるという報告も挙げられています。

③乳糖が膨れて空腹感を満たす

スキムミルクには牛乳や他の乳製品にも含まれている乳糖(ラクトース)を含んでいます。この成分は水分を含むと膨張するため、スキムミルクを摂取するとお腹の中で膨みます。おかげで空腹を感じにくく、食事量を無理なく減らすことができるので、スキムミルクはダイエットの大きな味方です。

また乳糖には腸内環境を整える効果も見込めるため、便秘が解消され、デトックス効果によりダイエットの効率を高めます。

(*乳糖について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

乳糖とは?アレルギー「乳糖不耐症」の症状や対処法は?含まれる食品も一覧で紹介!

スキムミルクのダイエットの効果的なやり方は?

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