スキムミルクの栄養成分・効果は?タンパク質が豊富?使い方・レシピも紹介!
スキムミルクの栄養を知っていますか?今回は、スキムミルクの成分表や<タンパク質・カルシウム・カリウム>などの栄養成分の牛乳との違いを紹介します。スキムミルクの<筋トレ・ダイエット>などへの効果・効能や、栄養を活かす<コーヒーに入れる>などの使い方・飲み方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ビタミンB2は動物性の食材に多く含まれ、スキムミルクにも含まれています。
・基礎代謝の向上
・皮膚や粘膜の細胞の補修
・老化の予防
ビタミンB2は基礎代謝の向上のほかに発育のビタミンとも言われ、爪や肌の細胞を再生する効能もあるため、若々しさを保ってくれる成分でもあります。ビタミンB2は豚肉などに多く含まれている栄養ですが、脂身などが気になってしまうかもしれません。スキムミルクなら脂肪分が少ないため、脂肪を抑えたいなら取り入れてみてください。(※7)
④カリウム
含有量(10g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
180mg | 3,000mg以上(※) | 7% |
(※)1日の摂取量は成人男性の目安です
カリウムはダイエットや健康には欠かせない成分で、以下の効能があります。
・むくみの解消
・高血圧の予防
カリウムは細胞に入るナトリウムの調整をしており、ナトリウムとともに細胞の浸透圧を維持する働きもある栄養です。むくみの原因となることが多い塩分の多いものを食べたら、できるだけ早い段階で水分とともにカリウムを多めに摂取し、体外に尿として排出するように促しましょう。(※8)
⑤鉄分
含有量(10g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
0.05mg | 7.5mg(※) | 1% |
(※)1日の摂取量は成人男性の推奨量です
鉄分は、体内に入ると以下の効果が得られます。
・貧血予防
・体内の酸素の循環をよくする
・コラーゲンの合成
・肩こりの解消
鉄分は血中のヘモグロビンを作る成分の一つで、酸素を体内に運ぶ栄養です。不足すると貧血を起こしやすくなるため、特に女性は多めに摂取する必要があります。また、有酸素運動をするなら鉄分は積極的に摂取してください。(※9、10)
(*スキムミルクの効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
スキムミルクの栄養を活かす使い方・飲み方は?
スキムミルクは牛乳に比べ、脂質が低く栄養価も高いことがわかりました。スキムミルクの栄養を活かすためにも上手に日常に取り入れて活用していきましょう。いくつかスキムミルクの使いかたについて紹介するので、参考にしてください。
①水に溶かして牛乳の代わりに飲む
スキムミルクの基本的な使い方は、水に溶かして牛乳の代わりに飲む方法です。牛乳の栄養が体に良いと分かっていても、脂質が気になったり胃もたれを起こすことがあるため、躊躇してしまうことがあるかもしれません。スキムミルクなら栄養豊富ですが脂質は少ないため、胃もたれを起こす心配もありません。
②コーヒーに入れる
コーヒーにミルクを入れて飲む場合は、粉末ミルクや液体ミルクよりも、スキムミルクにするのもおすすめです。粉末ミルクや液体ミルクは脂肪分が多く、コクはあるもののカロリーは高くなりがちです。スキムミルクは脱脂粉乳とも呼ばれ、水分と脂肪も取り除いたものであるためあっさりとした味わいではありますが、ミルクの風味は得られます。
(*スキムミルクとコーヒーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③料理で牛乳の代わりに使う
スキムミルクを牛乳の代わりに使うことで、栄養もたっぷり摂れるのでおすすめです。以下の料理に使ってみましょう。
・グラタン
・スープ
・クッキーなどのお菓子
特にダイエット中は脂質を抑えた食事を摂ることが多くなりますが、栄養バランスをとるためにもスキムミルクを摂取してください。また、味もあっさりとしているため、牛乳の栄養が必要な高齢者や赤ちゃんの離乳食にも活用できます。