ラム肉のデメリットは?食べ過ぎ・偏食はNG?メリットと比較して紹介!
ラム肉のデメリットを知っていますか?今回は、ラム肉の偏食・食べ過ぎるデメリットを、〈低糖質・便秘解消〉などメリット・ダイエット効果とともに紹介します。ラム肉の栄養素・効果や、ラム肉のダイエット向けレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
③不飽和脂肪酸が多い
牛肉や豚肉に飽和脂肪酸が多く含まれるのに対し、ラム肉は不飽和脂肪酸が多く含まれる点も特徴です。飽和脂肪酸は摂り過ぎると動脈硬化や脂質異常症を引き起こすと言われていますが、不飽和脂肪酸には悪玉コレステロールを減らすなど健康維持に役立つ働きがあります。
また、不飽和脂肪酸は便の排出をスムーズにする滑腸作用があり、便秘解消にも役立つ成分です。なお、不飽和脂肪酸は酸化されやすい特徴がありますが、ラム肉には酸化の影響を受けにくいオレイン酸が豊富に含まれています。
④ビタミンが豊富
ラム肉には、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB3などが多く含まれます。特にビタミンB2が多く、ラム肉100g中に0.27mg含まれますが、これは玄米約600g分に相当する量です。ビタミンB1とB2は、糖質や脂質の代謝をサポートするため、ダイエット中に積極的に取りたい栄養素です。
また、ビタミンB3は体内での脂肪やステロイドホルモンの合成に関わり、皮膚や粘膜を健康に保つために働きます。ビタミンB3も糖質や脂質、タンパク質の代謝を促すため、ダイエットに役立ちます。
(*ラム肉の栄養価について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⑤寄生虫の危険性が低くレア状態でも食べられる
豚肉や鶏肉は細菌に感染しやすく注意が必要ですが、ラム肉は寄生虫の危険性が低く、新鮮なものはレアでも食べられると言われています。しかし、まれにトキソプラズマに感染する場合があるので、ラム肉を調理する際は55℃で5分以上加熱すると安心です。また、レアのラム肉は胃もたれの原因にもなるため、消化機能の弱い人は十分に加熱してから食べましょう。
(*ラム肉を生焼けで食べて良い理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ラム肉のダイエット向けレシピを紹介!
ラム肉は、便秘改善や脂質代謝のサポートに役立つため、ダイエットに適した食品です。ここからは、ラム肉を使ったダイエット向けのレシピを紹介します。ダイエット中の食事にラム肉を取り入れる際の、参考にして下さい。
①ラム肉の薬膳鍋
ラム肉とともに野菜やきのこを豊富に使った、ビタミンや食物繊維の摂取に役立つ薬膳鍋です。生姜やシナモンなどの薬味を使うため、代謝を促す効果も期待できます。なお、ラム肉は下茹ですると、脂質やカロリーの摂取量を減らすことができます。
②ラム肉のステーキ
オリーブオイルとハーブを使い、シンプルに焼き上げたラム肉のステーキです。余分な調味料を使わないため、カロリーや糖質を抑えることができます。なお、ラム肉はマトンより臭いが少ないため、下処理の必要はありません。